LHFトーク"GONDLA"

LHFの二人のだらだらトーク。

時をかける少女

2009年07月31日 | 過去の記事
先週のライムスター宇多丸のウィークエンドシャッフルのゲストは細田守監督だった。番組では、彼の最新作である「サマーウォーズ」について話していたのだが、それがとても面白そうだったので、彼の過去の作品を観ることにした。とりあえず借りてきたのは「時をかける少女」と「ワンピース~オマツリ男爵と秘密の島~」。ワンピースをやっていたことは少し驚いたけど、とりあえず細田監督が名を上げた代表作とも言える「時をかける少女」から先に観てみた。

「時をかける少女」という作品は、元々は筒井康隆の小説なんだけど、どこかでこの名前の映画か何かを観たような記憶がある。調べたら、1983年に映画化されている。だけど、おれそんなの観てないよ。と、思ったら、モーニング娘が主演でドラマ化してたのを観たんだってことを思い出した。そうだ。なっちが主役だったんだ。当時はなっち好きだったなぁ。

そんなこんなで「時をかける少女」。いや、もう単純に面白かったです。98分っていう時間もよかったと思うんだけど、最初から最後までだれることなくエンディングまで突っ走ってくれた。ストーリーは本当に気持ちいいくらいに“起承転結”って感じで。“タイムリープ”で時間軸は行ったり来たりするんだけど、今何が起こってるのかも分かりづらくない。ラストに行くまでの加速力も良かったし、そのラストも清々しい終わり方で、テーマの行き先もきれいに解決していた。

この映画を観て、「なっちが出てたやつと話違うな」と思ってたら、これって原作の20年後っていう設定なのね。そしてあの美術館のおばさんが当時の主人公で。だから「私も“タイムリープ”したことある」って言ってたんだけど、あれって彼女が本当にタイムリープしてたからそう言ったわけじゃないと思うんだよね。彼女がそれについて少し冗談っぽく「日曜日にやることがなくてどうしようと思ってたら夜になってた」って言って真琴に「真剣に話してるのに」って言われるんだけど、結局それもやっぱりタイムリープの一種なんだと思って。この映画ってSF的な設定が使われてるから“非日常”の話だと考えがちだけど、僕は十分これは“日常”によくある話だと考えられる思う。

この映画って真琴の妄想の話だと考えても成立すると思うんだ。最後に未来人である千明は、突然外国に留学するっていう理由で姿を消す。このとき功介が「あいつ真琴にも何も言わないで…!」って言ってるんだけど、本当はこっちが現実に起こったことって考えることができると思うの。つまり好きだった千明に何も言われないまま姿を消されて。その逃避として「千明は未来人だった」っていう設定を自分で考えたっていうこと。いや、まあそれはひねくれた考え方かもしれないけどさ。ここで大切なのは「そう考えることもできる」っていうところで。つまり“タイムリープ”ってそんなもんなんだ。“選択されない未来”を作る点では妄想と同じなんだって。そう考えるとやっぱりこの物語は“日常”に落とし込むことができる作品だと思うわけ。つまり「あのとき、ああしとけばよかった」って思うことの一つの答えとして。

主人公の真琴は最初にこう思う。「こんなことなら今日もっと早く起きればよかった」。これは不運な出来事が続いた7月13日に、「そもそも朝寝坊したのが悪かった」と思って言う言葉なんだけど、この「あのとき、ああしとけばよかった」っていうのは誰もが思うことだと思う。特に高校生なんかは想像力とかのところで、大人に比べてそう思うことが多いんじゃないかな。それが“タイムリープ”を使うことで、真琴は「ああしとけば」が実際にできるようになる。だけどその変更後の世界が素晴らしい世界かって言ったらそうじゃなくて。自分が良い目を見てる一方で悪い目を見る人の存在に気づく。それで結局は「散々変更しまくった世界」よりももっと前に戻ることで「何も変わってない世界」に生きることを選ぶ。

ラストに千明に“タイムリープ”の装置を渡す直前に、功介にこんなことを言われる。

「真琴、前向いて走れよ!」

つまり今までずっと“タイムリープ”っていう力で“後ろ”を見てきた真琴が、物語の最後で前を向く。そこにはもう“タイムリープ”は無くて、過去に戻ることはできない。それでも真琴は「前を向いて走る」のだ。過ぎ去った過去は過去でしかなく、触ることなんてできない。真琴は物語の中でそのように成長し、そして映画はナナメ上の空を見上げた真琴を映して終わる。

ストーリーはストーリーでとても良いのだが、映画としてみてもこの作品はとても良い。“分かれ道”を表した道路標識や、二重の意味を持った台詞なんかはとくに良い。ラストに繋がる最後のタイムリープのところは涙が出そうになった。いやー、この映画を撮った細田監督の「サマーウォーズ」は期待できるんじゃないのかな。うん、楽しみ。

アンタッチャブル VS 徹子 7月28日放送『徹子の部屋』

2009年07月30日 | 過去の記事
僕の部屋はテレビの映り最悪なので、ほとんどテレビは観ない。それでも本当に偶然テレビをつけたらアンタッチャブルが「徹子の部屋」に出ていた。というわけでなんとなく観てしまった。まあ「徹子の部屋」と言ったら、芸人が徹子のペースに飲まれてしまう、“芸人泣かせ”の番組として有名である。そういうこともあって昔からこの番組は嫌いだったのだが、「アメトーーク」の『徹子の部屋芸人』を観てから、「それを楽しむ」ということを学んで、「なるほどな」と思った。

さて、初っ端から飛ばしていくのはアンタッチャブル山崎。こっちも「アメトーーク」で取り上げられた通り、自分のペースにしてしまう能力は徹子同様に相当高い。そういう“主導権争い”の部分が、このアンタッチャブルと徹子の対決(?)の、まず最初の見どころになった。

まず徹子の「M-1チャンピオン」のフリから、山崎が「賞金の使い道」について話を始める。「賞金をもらっても事務所の改装工事に使われ、決勝の前の日に練習する場所がなかった」という話で、山崎は「公園で練習してたら犬が寄ってきたんですよ」というオチで話を終わろうとした。しかし、相手は徹子。もちろんそこで笑ってくれるはずもなく。他の芸人だったら、ここですでに主導権を徹子に握られているところである。しかし山崎も負けていない。そこからの“オチのごり押し”が凄かった。

「犬に受けるんでしょうね」
「犬も笑ってましたからね」
「審査員に犬がいないですからね」


もうめちゃくちゃ面白い。それでも徹子は徹子。「ああ、そうなんですか」と言ってもう次の話へ移ってしまう。

そこから、山崎の“対徹子用トーク”が凄かった。もう最初の話で自分がペースを握ることは得策ではないかと思ったのか、山崎はそれから最大限に徹子のペースに乗ろうとする。中でも面白いのは相槌。柴田が話しているときにも、

「あら!」
「なるほど!」
「まあいないからね!」


と言う山崎の相槌が一番良く聞こえる。徹子のペースの飲まれてしまう芸人は多い。でも山崎は徹子のペースに完全に乗っかってしまっていた。徹子の話を全部肯定した上でちょいちょいボケを入れていく。いやー、面白かった。ここでちょっと思ったことがあった。

トークにおいて、人は“ピッチャー”と“バッター”に例えられるのではないか。例えば、徹子は自分のペースで試合を作ることができる“ピッチャー”であるし、その中でフられた話を面白く答えるのは“バッター”の役割だ。「アメトーーク」で触れられていた通り、山崎も普段は番組を自分色に染めてしまう“ピッチャー”として恐れられている。だけど山崎は凄いピッチャーである前に、いいバッターでもあるのだ。おそらく他の芸人は凄い“ピッチャー”である徹子を意識するあまり、自分のバッティングができずに空振りに終わってしまう。それを山崎は単純に来た球を打ち返す。この日だって徹子の超変則投法から投げられたボールを、チョンと当ててヒットにしていた。そしてホームランを狙うことはせずに、しぶとくバットを当て続けた。

この日、アンタッチャブルの二人は番組内で漫才を披露した。とは言ってもスタジオの中にステージなんてものはなく、ただちょっと空いたスペースでやらされて、スタッフ笑いもほとんどないという過酷な状況だった。しかもその後、徹子は「ああ、いらっしゃいますわよね。そんな刑事さん」と、なんと漫才の内容に触れてきたのだ。もうここは本当にビックリしてしまった。そんな漫才の中身に触れるなんてことしていいのか? でもそんなビックリな中で、やっぱり山崎は凄かった。「背は…吉田君くらいかな」「誰だよ!」というボケがあるんだけど、そこに徹子は「吉田さんって方は本当にいらっしゃるの?」って聞いちゃう。もうそんなのどうでもいいのに。それなのに山崎は、「そんなにウケるなら、全部吉田君のネタにすればよかったですね」と、徹子の言ったことを肯定しながら笑いに変えていた。

このアンタッチャブルの例は“対徹子”の十分な成功例になったのでないか。山崎は傷を負うことなくこの怪物と最後まで渡り合った。まあでもしかし柴田はというと、最後に徹子が「パンダの赤ちゃんは『カーーー!!!!』と鳴く」という話をしたときに、徹子に「パンダはなんて鳴かれてたんでしたっけ?」とフりに行って、「だから自分の存在をね…」とかわされていた。柴田のようなマジメなタイプは、教科書どおりに行ってしまって徹子に軽々とかわされてしまう。山崎の「戦わないで味方になっちゃう」という作戦はやはり凄い。うん、面白かった。

100円ショップのこと ~100円でなんでも買えると思っ…てもいいのか。~

2009年07月30日 | 過去の記事
100円ショップ。すべての商品が100円で売られているというお店です。そこに行こうと思って。ホッチキスの芯を買いに。ピンポイントでホッチキスの芯のみを買いに。この場合、いやどの場合でもさ。ホッチキスの“芯”なのか“針”なのか分からないんだけど。まあでも今回は“芯”でいこうと思います。

さてさて、まあ100円ショップはいいね。何がいいって値段が100円なところね。安いじゃない。そして計算が楽チン。そういう手ごろで便利なところが100円ショップのいいところ。もう全部100円だっていうからホッチキスの芯だけを買うつもりでわざわざ歩いて100円ショップまで行ったのに、帰りの袋の中にはしっかり「爪きり」と「制汗スプレー」が入ってましたね。うん、もう魔法だね。購買意欲をそそる魔法。「カエヤ」かな。うん、「カエヤ」だね。FF風に言ったら「カエヤ」→「カエラ」→「カエガ」になっていくのか。もう「カエガ」食らっちゃったら絶対買っちゃうね。フェラーリ一括購入だね。うん、そんな感じで100円ショップです

だけど、100円ショップに行って思ったことがある。それは「これ本当に安いのか!?」ってこと。まあおれはホッチキスの芯を買いに行ったんだけど、それはなんでかって言ったら大学のレポートを留めるためなわけ。そうなると2~3発あればよくて。事実おれの制度の高さもあってか1発しか使ってないし。だから最低“1列”あればよかったんだ。でもやっぱ“1列”で売ってないじゃん。ホッチキスの芯ってケースで売ってるじゃん。あの“列”がいっぱい入ってるやつ。んで、結局買ったやつがケース4個いりっていうね。1ケース1000発分だから、4000発っていうね。絶対そんな撃たねえし。「ホッチキス選手権」でもない限りそんな撃たねえし。そうなると100円ショップってそういうところは別に安くないじゃん。おれは1列で3円くらいのが欲しかったんだしさ。(ねえけど)ケシゴムとかも10個いりで売ってるんだよ。そんな要らないだろ絶対。「友だち10人でおそろいで買う」みたいな状況なら分からなくもないけど、いかんせんデザインがダサいしね。うん、だからそう考えるとちょっと魔法にかかりっぱなしなのも考えものだぞって思う。

まあでもなんだかんだで好きです。100円ショップ。100円ショップで「50円玉」売っててもなんか買いたくなっちゃう空気出てるもん。うん、いいよ。100円ショップ。うん、好き。

変な文房具を買ってしまった。君も片手で本を読め!!

2009年07月28日 | 過去の記事
変な文房具を買ってしまった。いや、えーと…うん、変な文房具を買ってしまったのだ。まあ変。まあー変な文房具を買ってしまった。ああ、間違いなく変な文房具を買って…しまったのだ。

まあまず写真を見て欲しい。







はい、これです。あの黄色いのが本体です。あれだけ見て何に使うかを予想できますか? エゾシカの捕獲に使うと予想した方、はずれです。まあじゃあ使い方についての画像をご覧ください。こちらです。







おわかりですか? 写真の指についている“何か”が。その“何か”がこの“読書補助具”サムシングです。ええ、読書補助具。そう、つまりこれは、「片手で文庫とか読めるよ!」という画期的なアイテムなのです。




…「だからどうした?」ってことなんだけど、これを買ったの。もう見た瞬間に「これだ!」と思って買ったの。そしたら367円ですか。うん、ちょっと高いけど、これは買わなくちゃいけないと思って買ったの。そんでまあ風呂とかで使ってみたの。そしたらさ、持ってる部分読みづらいの。ほら、写真見れば分かると思うんだけどさ。結構主張してるじゃんサムシング。写真の本は下辺に結構余白があるからまだいいかもしれないけど、文庫本だとまず間違いなく文章に引っかかるんですよ。そうなるとそこを読もうとしたら両手で持たなきゃいけなくなって。支離滅裂でしょ。こっちは片手で全部読みたかったのに。しかももちろんページめくるのは片手じゃできないしね。そういう欠点も無くはないです。

まあでもこれから電車とかで使ったらありがたみが分かるかもしれない。言っても本当に片手で持ちやすいし。電車の中では片手で持つことって結構重要な要素だと思うし。だから、まあ「買いたい人は買えば?」って感じかな。とにかくおれが言いたいのは、変な文房具を買ってしまったってことだから。





ちなみに、こうやって使うと、しおりにもなるみたいです。








うん、これに関してはムリヤリすぎる。

新たなる試み!! “ブログの名前を決めるまで”をリアルタイム実況中継!!

2009年07月28日 | 過去の記事
えー、なんのことだか分からない人は前回の記事を読んでください。

さて、そんなこんなで早速お勉強を始めるおれ。まあ色々とブログの名前について調べる。「ブログ 名前 付け方」や「ブログ 名前 方法」や「鍋 大外刈り ユーフラテス」などで検索をかける。すると調べているうちに少しずつブログについて詳しくなるおれ。(なんか分からないけど川のほとりで柔道家が鍋を囲むことにも詳しくなった。なんでだ?)そして、ついにおれはひとつのキーワードに辿り着いた。

SEO対策
SEO対策とは何か。SEOとは、Search Engine Optimizationの略で、日本語では「サーチエンジン最適化」と言う。これは何かというと、ブログの書き方を工夫することで、自分のWebサイトをサーチエンジンの検索結果のページの表示順の上位に表示させることである。つまりどういうことかというと、やはり読者がブログに辿り着くのに一番手っ取り早い方法は「google」などの検索サイトでそのブログに行くことだ。そんな中で当然上位にあるサイトには人が集まりやすい。そこで、なんとかして自分のブログやらなんやらを検索サイトで上位に持っていくというのが、このSEO対策というものなのだ。

すると、このサイトに早速こんなことが書かれていた。
→ブログのタイトルは非常に重要です。タイトルによって、今後運営する際に、検索エンジンからの訪問者が大きく変わってきます。
おお…。ずばり名前が重要だと。そしてさらにこのサイトにはこんなことが。
→タイトルを見ただけでどんなサイトなのか分かると、興味ある人は必ず反応します。逆に、何のサイトか分からなければ無視される可能性があります。
うーん、もう一度自分のブログの名前を見てみる。「雪駄で行こうオホーツクの旅」…うーん、まあ『よし、今年の夏は雪駄でオホーツク行くか!!』って考えてる人にはクリックされやすいってことか。うん、無意味。ってことはおれが雪駄とかオホーツクとかの記事を書くか、やっぱり名前は変えたほうがいいと。まあこれから雪駄とかオホーツクについてのこと書いてもいいんだけど、いかんせん知識が無いし。そうなるとやっぱり名前を変えるのが得策なのかもしれない。

まあそんなこんなで、とりあえずまとめると、なんか書く内容と関連したワードを入れつつ。それでいてインパクトがあって、分かりやすい名前がいいと。なるほどなー、けっこう奥が深いなー。

そこで今日一日かけて一生懸命考えてみた。ポクポクポクチーン! 「お、なんかひらめいたのか!?」「すいません、僕のレンジでした!」「なんだよ、紛らわしいな!」みたいなことを繰り返して。ついにちょっと一つの名前に行き着いた。

「モジニヨルラジオ」ってどう?

まあなんか色々書いてるけど、一番影響を受けているのはラジオかなっていうのもあって。それこそ毎日聴いてるから、やっぱりラジオが一番おれの中に入ってきてるはずだし。それもあってブログもなんとなく“ラジオっぽく”したいなっていうのを恥ずかしながら思っている節もあるのです。そこで、ラジオはラジオでも“文字による”ラジオですよっていう意味で『モジニヨルラジオ』という名前を考えついて。あとちょっと“モジニヨル”っていうのが「どこかの国の言葉で何かしらの意味がありそう」って感じもある。まあこれで“ラジオ”っていうのがひとつワードで入ってるから、SEOに効果があるんじゃないでしょうか。

うん、とりあえず何も変わりはしませんが、こんな感じで「LHFブログ ~モジニヨルラジオ~」として新しく始めていきたいと思います。文句のある方は西へ向かって「コラーゲンを配合しろ!!」と叫んでください。うん、じゃあもうちょっとしたら名前変えてみる。

大問題発生! これは、革命の時なのか!?

2009年07月27日 | 過去の記事
えー、こんにちわ。すごく暑い日が続いております。7月でこんなに暑かったら、12月はどんだけ暑いんでしょうね。単純に12は7の1.7142857倍なので、本日の気温31度を考えると、53.142856度…にはならないよね。はい、おなじみの“そういうの”を挟んだところで、なんとまあ大問題が発生したのでパソコンをパチパチ打っています。

まあこのブログを立ち上げてから、早いところで半年以上が経ちました。最近はアクセスも少しずつ増えていて、なんとなく嬉しい気分になっています。そんな中で、さっき知人とこんな話をしました。

おれ「『2009年 26時間テレビ つまらない』で検索すると1ページ目に出るんだよー」
知人「へえー」
おれ「ほら、『LHFブログ~雪駄で行こうオホーツクの旅~』って」
知人「え、なにで行こうって言ったの?」
おれ「え? “せった”…だけど」
知人「へえー。雪駄(せった)って読むんだー

びっくりしました。いや、おれも「雪駄(せった)ってこう書くんだー」て思ってたから、読めるかどうか心配だったんだけど、まあこれ読めない人も当然いるよね。そうなると、「雪駄を履いてオホーツクに行くようなブログ」っていうこのブログの趣旨が読者に伝わってなかったってことになるんだよな。(どんな趣旨だよ)

とにかく、「この名前ってどうなの?」って思ったっていうのが一つの問題なのです。というわけで、考えます。

「緊急企画! このブログの名前をどうするべきか!!」

そもそもこのブログって、「LHFブログ」っていうブログとして始まってて。そもそも「LHFってなに?」っていう話なんだけど。まあLHFっていう4人組があって。そんでとにかく最初は4人でやってこうぜっていうブログだったわけ。(アルベイン、おすふぁにー、ピヨ丸が他の3人ね)でも他の3人が書かないのと、おれ(市村)がスタンドプレーに走る余りに、今やおれ(市村)しか書いてないっていう状況になってて。まあそれは別にいいんだけど、とりあえず「LHFブログ」っていうのはそういう意味なんです。

そんで。サブタイトルが欲しいなってなったときに、おれ(市村)が勝手に考えたのが「雪駄で行こうオホーツクの旅」っていう名前で。まあこれの面白さについては触れないとしても、「読めないってどうなの?」って話だから、ちょっと今回名前について考えていきたいと思うわけです。

でもさ、じゃあどうする? ここで「名前募集!」って言っても、ただでさえこんなへなちょこブログを読んでる人なんて少ないのに、名前を書いてくれる人なんていないと思うんです。

と、いうわけで考えました。ある企画を。その企画とは。

「新たなる試み!! “ブログの名前を決めるまで”をリアルタイム実況中継!!」

はい。いや、なんかgoogleで「ブログ 名前 決め方」で検索したら、「初心者のブログ作成奮闘記!」さんというページがヒットしまして。ここを見たらけっこういい感じで、ブログの名前の決め方が書いてあるんです。だから、これに沿って“いい感じ”のブログの名前を決めちゃおうかなって、そう思ったわけなんです。これもしかしたら名前を変えれば60億アクセスとか行くかもしれないし。うん、前代未聞の“地球の総人口アクセス”が達成できるかもしれないし。逆に減っちゃうかもしれないけど、もともと発展途上ですから。失うものなんて何もない。そんなこんなで、この企画にチャレンジしてみようと思います。

そんなこんなで、とりあえず次回から何回かにわけて「ブログの名前」について書いてみたいと思います。こういった企画は初めてなので、上手くいくかどうかもわかりませんし、無事に終わるかどうかも分かりません。もしかしたら徒労に終わり、心身共に疲弊して、ケシゴムのカスになってしまう可能性もあります。でもラジオみたいなこの感じがちょっと楽しそうとも思ったり。なんで、興味のある方は是非追ってみてください。興味のない方は愛犬にペディグリーチャムをあげてください。それでは。

ライムスター宇多丸のウィークエンドシャッフル 7月25日放送

2009年07月26日 | 過去の記事
ラジオを録音できるプレイヤーを買ってから、深夜に眠い目を擦りながら頑張って起きて聴いてた深夜ラジオを、逆に朝の電車の中で眠い目を擦りながら聴くようになった。そんな中で9時半。おれは電車に乗っていた。仙台から横浜に帰るためにヘトヘトになりながら最後の湘南新宿ラインに乗っていた。ちょうどその頃、おれのラジオは電車の中でこのウィークエンドシャッフルを静かに録音し始めていた。まあ電車の中っていうのはラジオを聴くのに適していない。なんかインバータがAMラジオにもろに影響を与えてしまうらしく、ノイズがバンバン入ってきてしまう。そんな中で録音していたラジオを今聴いているが、案の定ノイズが入りまくりで聴くに耐えない。結局11時まではロクに聴けず。オープニングから「ちょこっとラボ」と「シネマハスラー」は全然何を言っているか分からなかった。しかし今回どうしても聴きたかったのは「サタデーナイトラボ」。ちょうど11時から始まるこのコーナーはなんとか家で受信することができた。うん、ラッキー。ん、ラッキー? いや、うん、ラッキー。

さてさて、そんな「サタデーナイトラボ」の特集はこちら。
「この夏、イチオシのアニメ映画「サマーウォーズ」の 細田守監督と生対談!~アニメで作る<映画>とは何か?」
まあ別に細田守監督が好きとかそういうのは無いんだけれども。でもタマフルがこんなに押しているアニメ映画って気になるじゃない。うん、気になるよね。

ちなみにこの細田監督って何回かタマフルにも出てるらしくて。「前回この番組で言ってたことの中にヒントがいっぱいあった」って宇多丸さんも言ってるから、そのポッドキャストも聴いてみた。主に語られてるのは「アニメ映画の良さ」について。その中で特に印象的だったのは、「人間のフツウのしぐさをアニメで描くと感動できる。アニメでも“そこに人が生きている”と思う瞬間がある」ってことだった。そんな中で宇多丸さんがこれを忠実にやっていたと言う『サマーウォーズ』という映画について、二人は語ってます。

とりあえず言ってたことを箇条書きでメモ。
“ほ”が細田監督、“う”が宇多丸さんです。長くなっちゃったので、めんどくさい人は飛ばしてください。

・主人公がフツウの人々。
・男の子主人公のアクション映画を造ると言っていた。
・う「フツウの人がフツウのことをフツウにしていることをアニメで書くと快感」
・ほ「僕らと同じフツウの人でも世界を救えないか?」
・ほ「一人のヒーローが好きじゃない」
・う「大人数のフツウの人々を書き分けるなんて、やろうとするのが凄い」
・ほ「面白いな、親戚って。めんどくさいものだけど、なんかいいな」
・う「親戚は軋轢を描くものだった。家族のチームワークを描くのはめずらしい」
・ほ「家族のポジティブな面をしっかり描いてあげたい」
・う「親戚が一同に集まるシーンは圧巻」
・う「何気ない日常の動作をアニメの中で描くのは技術が必要」
・ほ「表現してないこともいっぱいある。それにチャレンジする」
・う「ネットがバーチャル世界だからダメっていう説教はヤダったけど、全く逆」
・ほ「ネットが悪いとか、ネットは新しいとか、どっちが正しいとか正しくないってなりがち」
・ほ「何かを肯定するために何かを悪にするより、両方とも肯定したい」
・ほ「家族の話で家族の外に敵を作っちゃダメ。自分たちの中の問題を自分たちが解決すること」



とりあえず言ってることは、「フツウの男の子が主人公」「親戚の話」「それでいてアクション、世界を救う」「インターネット世界との二重構造」こんな感じかな。いや、これだけ聞いてるとかなり面白そうな映画。このラジオの中で細田監督が「ヒーローってあんまり好きじゃない」って言ってるんだけど、これはかなり共感。おれも昔から“主人公”って嫌いだと思ってて。だってその人の話なんだから、上手くいくに決まってるじゃん。結局日常を生きてると“主人公になれないやつ”っていうのがいっぱいいて。そんな中で主人公が“特別な人間”だと「なんかなー、おれはこんなことできねーし」って思っちゃうんだよね。そんでその「どっちが正しいとか正しくないとかそういうのじゃない」っていうのも好き。宇多丸さんの普段の映画批評とかもそういうことだもんね。そういう意味でこの人の言うことってすごく分かる。いや、観たくなったな。うん、観よう。

とりあえず『サマーウォーズ』は観ようと思う。そのときの見どころは、「何気ない仕草をアニメで描く凄さ」らしく、ただ寝っころがってるだけの絵が結構感動できるらしいので、そこをちょっと意識して観てみようかな。その前にこの人が造った『時をかける少女』を観てみよう。うん、観よう。

26時間テレビ 昼過ぎ

2009年07月26日 | 過去の記事
なんか今年「眠い」とか「寝てない」とか言いすぎじゃない?

そういうの言っていいの???

そんな眠くて辛いなら、寝ればいいじゃん。

寝ないからつまんないんだったら、寝て面白い番組にしてくれたほうがいいと思うけど…

これ、単純に良くないよな。