LHFトーク"GONDLA"

LHFの二人のだらだらトーク。

モレスキン展に行ってきたのだ。

2009年10月31日 | 過去の記事

MOLESKINE モレスキン リポータープレーン・無地・ポケット

MOLESKINE モレスキン リポータープレーン・無地・ポケット

  • 作者:
  • 出版社/メーカー: カファ
  • 発売日: 2008/09/01
  • メディア: 単行本





今日は渋谷のモレスキン展に行ってきた。
モレスキンとはフランスで生まれた手帳で、かつてはゴッホやピカソなども愛用していたと言われている。
そんなモレスキンに色々なアーティストが書き込みをし、“一つの作品”として完成させたものを展示したのがモレスキン展。
それに今日行ってきた。
まあモレスキンという手帳はけっこう値段が張るんだけど、それでも「“モレスキンを持っている自分”を買いたい」という気持ちに駆られる。

モレスキン展を見終わって表参道を歩いていると、街中でバッジを配っている人を発見。
バッジをもらいがてら話を聞いてみると、「グリーンピース」の人で、20周年記念イベントをやってるらしい。
ふとその人の手元を見るとバッジを1種類ではないみたい。
うーん、欲しい。
というわけで「これは一人一つなんですか?」と聞いたら、
「お友だちにも紹介してくださいね」と言われたのでもう一個もらった。
こりゃ宣伝しなきゃ、と思ってブログに書いている。
約束は果たしましたよ。

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もらったバッジ。


そしてそのバッジをもらったときに、「あ、これよかったらどうぞ」とさりげなく名刺を渡した。
すると相手の人にこう聞かれた。
「なにをされてる方なんですか?」
え…、なんだろ?
バカなこと…?
とりあえず「まあブログをやってるってだけなんですけど」とは言ったけど、市村は何をしている人なんでしょう。
うーん、これは考えておかなくては。





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不運は不運でふーん。

2009年10月30日 | 過去の記事
いやー、昨日は散々だった。
仙台に行くことになったのでバスを予約したのね。
そしたら間違えて一日前のバス予約しちゃって。
「うわーキャンセルしなきゃ」と思って電話したら、キャンセル料がかかるんだって。
だからコンビニにキャンセル料を支払わなくちゃいけなくなったわけ。

まあそこまではいいんだ。
まだ想定の範囲内ですから。
そんでコンビニ(ファミマ)に行ってさ、ファミポートの前に立つ。
やり方がわかんねえの
「え、どれ押せばいいんだ…“コルテオ”…?いや、それはサーカスだから違うだろ!」
みたいになっちゃって。
こりゃ埒が明かないと思ってバスの会社に電話したんです。
そしたらなんかねーちゃんが出たんだけど、どう考えても不機嫌なの。
「ファミポートの前に立ってもらえます?」
「あ…立ってます…」
「そしたら“各種お支払い”押して、“マルチペイメント”押して…」
「え、なんですか…?」
「“マルチペイメント”!」
えー、おれなんかしたの…?
もう意味がわかんねーけどしょうがないからそのまましたがってさ。
そしたら「お客様番号を入れてください」とか言うわけ。
でもそんなのわかんないからさ、「え、それは…なにを見れば…?」
「メールです!」
だから怒んなってー…
つーか電話してたらメール見れるわけないじゃん。
というわけで「あ、じゃあメール見るので電話一回切ります…」って言って切って。
そんでメールの書いてあるURLにアクセスしてみるんだけどさ、これがケータイじゃ見れないみたいで。
「えー、じゃあできないじゃん」つって。
しょうがないから一回家に帰ってさ。
PCでお客様番号をメモしてまたコンビニ行ったのよ。

コンビニ着いてさ。
なんかコンビニの店員も「こいつまた来たよ。なに?リピーター?」みたいな目で見てくるし。
「こりゃ急いで支払いを済ませないと」と思ってポケットのメモを出そうとしたの。

…あれ?

無い

メモが無いんだ。
どこのポケット探しても無いわけ。
右のにも左のにも、お腹についてる18次元ポケットにも無くて。
おれ、メモだけして持ってきてないでやんの。
帰ったら机の上にきれいにあったわ。
もう恥ずかしいから次は違うコンビニ行ったけどね。
なんか…不運。




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さおだけ屋はなぜ潰れないのか?

2009年10月30日 | 過去の記事

さおだけ屋はなぜ潰れないのか? 身近な疑問からはじめる会計学 (光文社新書)

さおだけ屋はなぜ潰れないのか? 身近な疑問からはじめる会計学 (光文社新書)

  • 作者: 山田 真哉
  • 出版社/メーカー: 光文社
  • 発売日: 2005/02/16
  • メディア: 新書







最近新書にハマっている。
まあこれは「だから新書を読みなさい」っていう本の影響なんだけど。
新書の何がいいって、そのジャンルを知った被れることだと思う。
最近の新書は一般人が読んでも分かるように書かれているものがほとんどだ。
それでいて書いている著者はその分野の専門家。
そんな人が必死になって自分たちの分野を分かりやすいところまで落とし込んでくれる。
よってその分野の“触り”程度は十分にインプットできる。

そんなこんなで買ってきたのが「さおだけ屋はなぜ潰れないのか?」という本。
とても有名な本だから、誰でも名前くらいは聞いたことがあると思う。
内容はというと、タイトルの通り「さおだけ屋はなぜ潰れないのか?」から「ガラガラの高級料理店が潰れない理由」や「あの人はなぜワリカンの支払い役を買ってでるのか」など、誰もが思う身近な疑問を挙げ、それについて考えることで「会計とはなんぞや?」ということを解説するという本だった。
「キャッシュ・フロー」や「リスクアプローチ」などといった、なんか聞いたことあるけど難しそうな言葉も具体的な事例を挙げて解説していてとても分かりやすい。
なんか本当に数字に関して強くなったような気になる。

例えば一つの商品に対して、「50人に1人が無料になります!」というキャッチを見てどう思うだろうか。
「おお、無料とはすごい!買ってみよう!」と思うかもしれない。
でも、これをお店の視点から考えると、50人に1人が無料ということは100人いたら2人が無料。
売上は単純に計算して98%になる。
これはすべての商品を2%引きにするのと同じ計算だ。
今現在、割引の率として2%引きなんてなんの広告効果にもならない。
それを「50人に1人が無料」とすることで、知らず知らずのうちに消費者は「お得」と思わされてしまうのである。

まあそんな感じの「数字の秘密」「会計の秘密」の初歩の初歩のことが書かれている本だと言っていいだろう。
単純に「さおだけ屋がなぜ潰れないか?」という疑問だけが気になっている人も、それを期にこの本を買ってみてもいいと思う。
きっと「なんだか面白いことを知った」気分になる。

今回全編を通して「知った被れる」だとか「知った気分になる」といった言葉を用いた。
これは、やっぱり新書はこれくらいまでの知識しか得ることはできないのではないかと思うからだ。
ただ、それが悪いとは全然思っていない。
むしろそこが新書のいいところであると思う。
もし新書を読んで興味を持てばもと分厚い専門書に進めばいいし、興味が無かったら「縁がなかった」と思って読むのをやめていいと思う。
そんな「知識への入り口」として、新書は十分に機能を果たしている。

とりあえず新書の入り口としてこの本を読んでみるのもいいと思う。
すべては知った被ることから始まる。




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ドラフト終了と日本シリーズ予想

2009年10月29日 | 過去の記事
菊池君は西武に決まりましたね。
これでますますパ・リーグの投手陣は豪華になりますね。
松坂からダルビッシュ、田中マー君、そして菊池君とみんなパ・リーグ。
まあ菊池君にとってもいいことだったのかもしれませんね。

さて、次にやってくるのは日本シリーズですよ。
実は私市村は3年連続で日本シリーズの勝利チームを当てているのです。
それも勝敗までピッタリと。
もはや市村が言ったとおりになると言ってもいいくらいの的中率。
今年も予想をしてしまいます。

さあ、こんなことを言っている市村ではありますが、まあ今年は野球を観ていません。
もう本当にどこが強いのか、誰が活躍したのかも把握しておりません。
だから今年はまったくの直感で予想をしたいと思います。
そんな市村の予想は…

巨人の4連勝!

「え…ウソでしょ」と思った方もいるかもしれません。
「ありえるかも」と思った方もいるかもしれません。
これがどのくらい突飛な予想なのか市村も分かりません。
ただ、なんとなく思うのですよ。
今年は原監督の年なんじゃないかと。
WBCで優勝し、ペナントレースをぶっちぎりで優勝。
散々煮え湯を飲まされていたCSでも今年は取りこぼさずに通過。
もうここまで来たら原監督がすべてを持っていくのではないかと。
いや、そりゃ野球は9人で戦うものですよ。
しかしなんか持っていますよ、あの人は。
巨人の4連勝、あるんじゃないでしょうか。


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名刺を作ってみた

2009年10月29日 | 過去の記事
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名刺を作ってみた。
コピー用紙だからペラペラだけど、半分遊びだからこれで十分機能は果たせそう。
『サイン入り名刺を10名様に!』とかやってみたいな。




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合同セミナーその2

2009年10月28日 | 過去の記事
中で関係者の方々に受付の場所を案内すること30分くらい。
ふと外を見るとスーツ姿の人が何人か外で待っている。
あれはまさしく就活生。
8時半と言ったら開場1時間前なのに、もう来るなんて立派な心がけですね。
ただこっちは7時に来たけどな!
しばらく中で待っていると、一人の学生が自動ドアから中に入ってきた。
「すいません、今日セミナーに参加するんですけど」
「はい…」
「外で待っていればいいんですか?」
うーん、そんなこと聞かれてもおれたち関係者じゃないし。
まあ中で待ってていいって言われたから中で待ってはいるんだけど。
とは言っても勝手に中に入れちゃまずいよな…?
ということで、「ちょっと分からないので…そのまま待っていただければ…」という対応をした。
それから何人かがおれたちに対応を求めてきた。
そのたびに学生を外に追い返すおれたち。
だけど、ごめんね、関係者じゃないんだ、おれたち。

9時ごろ。
その後も中で待ち続けるおれたち。
そしてついに関係者の方が外で待つ学生たちに「中でお待ちください」と声をかけ始めた。
続々と中に入ってくる学生たち。
関係者の方が「ではこの2人の後ろに並んでください」と言う。
すると学生たちの目が訴える。
「こいつらも学生だったのか!」
だってしょうがないじゃない。
早く着いちゃったんだもん。
言われなかったら外で待っていましたよ。
でも言われちゃったからね。
「中で待ってる」と。
これはしょうがない。
ただ迷惑はかけたと思っています。
早く来ちゃってすいませんでした。
(でもこれにはワケもあるので)

そしてついにセミナー開場のときがやってきた。
列の一番前に並ぶおれたち。
一番前に並んだことなんて人生であんまりない経験。
ここは列の一番前を十分に堪能しなくては。
そして関係者の説明があって、そのあと合同セミナーが始まった。

つづく。



そのときの様子はLHFポッドで。

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にゃーにゃー言ってると猫って呼ぶぞ!!!!

2009年10月27日 | 過去の記事
まあクソ眠い中で1・2限の授業を終えたおれは大学生協へ向かった。
「履歴書」と「名刺作成キット」を買うためだ。
今朝更新したブログにも書いてある通り、おれの今日の生きがいはこの2点を大学生協で買うことなのだ。
つまりこれらを買えなかったら、生まれてから積み重ねてきた日々に乗っかって、辿り着いた今日を生きる意味がないのだ。

というわけで買ってきたよ。
「履歴書」と「名刺作成キット」と「SPI対策本」と「履歴書・エントリーシート対策本」と「スケジュール帳」。
え、あれ?
なんかめちゃくちゃいろんなの買ってる!
なんで!?
おれ、こんなの買って…あ、買ったわ!
だって3200円だったもんね!
あ、そっか!
おれが買ったからか!
はい、おれが買いました。
買っちゃいました。
こんなにいっぱい。

まあ、買っちゃったわけですけれども。
特に買う予定の無かった「SPI対策本」と「履歴書・エントリーシート対策本」と「スケジュール帳」を。
でもさ、だって履歴書書くのに履歴書の書き方載ってるやつが無いと書けないもんね。
おれまずどっちが表か分からないし。
「名前」とか書いてある方かな。
それとも無地の方かな。
無地の方か。
まあそりゃ無地のほ…え、違うの?
なるほど、枠の中に該当する項目を書いていけばいいのか。
「名前」の欄のおれの名前であるところの「アレキサンダー4世」を書き込めばいいってことだな。
というわけで「履歴書・エントリーシート対策本」は必要だったと。

そんで「SPI対策本」もさ、必要だと思うんだ。
だってこの手の本って厚いじゃん。
ってことはだ。
弾丸を通さないってことだろ?
じゃあ必要じゃねえか。
この「SPI対策本」このがおれの『SP』になってくれるってわけだな。

うーん、いやー何がおれをここまで就職に掻き立てるか。
それはひとえに「就活が楽しくてしょうがない」ってことでしょうね。
何が楽しいんだかおれもよく分からないけど、とにかく自分を売る作業っていうのが楽しくてしょうがない。
だから1988年のフランスW杯で中田英寿が髪の毛を金髪に染めてアピールしたじゃない。
それと同じだと思う。
だからおれは中田英寿なんだと思う。
オリンピックのときに「メダルを狙いますか!?」と聞かれたときに「メダルより図書券が欲しい」って答えるような。
「ブラジルを小馬鹿にするようなプレーがしたい」って言うような。
おれは分かってしまった。
就活とは、中田英寿であると。
というわけで、おれは旅に出る。
人生という旅にな。





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眠れぬ夜は知識にキッス

2009年10月27日 | 過去の記事
みなさん、ドロップキックを放ったら相手の側面に瞬間接着剤が塗られていてピタっとくっついちゃってますか?

ずばり、昨日の夜は眠れなかった。
1時ごろに寝ようとしたのだが、本日不本意ながらお昼まで寝っちぎってたからだろうか。
なかなか睡魔の姿が見えない。
とりあえずネットで今僕のマイブームである“就活”の情報でも集めるか、と思って色々とサイトを覗いていた。(就活を遊びみたいに考えているわけではない。ただ、就活が楽しくて仕方ない)
すると、ある就活生のブログが見つかった。
そこには最終面接の質問内容などが載っている。
「ほお、これはいい。メモをしよう」と思って、ノートに質問内容を書き写す。
しかし、これが不眠への入り口だった。
そのブログの筆者は律儀に受けた企業すべての面接内容を事細かに書いてあるのだ。
そうすると一度ノートをとってしまった手前、ひとつで終わるわけにはいかない。
この企業の最終面接を書いて、こんどはこっちの企業の三次面接の内容を書き写して。
そんなことをやっていたらもうすでに時計は4時になっていた。
こりゃたいへん。
急いで寝ようとする。
が、時すでに遅し。
2時ごろ訪れた一時的な睡魔がもうすでに僕を通り過ぎてしまっていた。
あれを逃すともう眠れない。
人は眠いときに寝ないととことん眠れなくなるものだ。
こうして僕はダラダラと布団の中で本を読み、出発の時間である6時半を迎えてしまったのである。

こうなると辛いのは電車の中。
朝のラッシュは当たり前のように僕が座れるスペースは無く。
ようやく訪れた睡魔を両目に宿しながら、つり革に捕まる僕。
立っていると、ウトウトしてしまう。
そしてビクン! と起き上がる。
そんなことを繰り返していた。
周りの人は「なんだこのウトウトビクン人間は!?」と思ったことだろう。
はい、ウトウトビクン人間です。
僕はウトウトビクン人間です…

しかし、面接の内容をひたすら書き写したのはどうやら効果があったみたい。
なんとなくだけど、質問の傾向が掴めたような気がする。
やっぱり志望動機と自己PRはきちんと用意しないと。
そしてそのときに重要なのは「具体的」であることらしい。
なるほど、勉強になる。

今日は大学生協で履歴書と名刺メーカーを買う。
それを目標に生きる。




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トレイン

2009年10月27日 | 過去の記事
電車の中で眠ってしまったらしい。


駅員さんが肩をたたいて起こしてくれた。


おれは慌てて電車から降りる。


そのとき。


おれは確信した。


「ここは、駅じゃない。」


そこはとても駅に似ていた。


電車は止まっていたし、駅員さんはこれでもかってくらい駅員さんの格好をしている。


しかし、そこが駅ではない最大の要因があった。


本来ならそこが何駅かを示す看板のようなところ。


そこにはこう書いてあったのだ。


「ここは、駅ではありません。」


そう書いてあるんだから駅ではないのだろう。


駅にも偽装問題があるとは到底思えない。


ふとあたりを見回すと、新聞が落ちていることに気がついた。


拾い上げて読んでみる。


『ドッチボール大会は2組が優勝』


なぜこんなところに学級新聞があるのだ。


意味のない4コママンガがまたイライラさせる。


そのときだ。


背後に何かの気配を感じたのは。


振り返る視線の先にあったのは階段だった。


上の階から降りてくる階段。


そこに何かがいる。


音。


カツン、カツンという音。


この状況下では足音にしか聴こえない音が、耳を襲う。


「近づいてくる。」


そしてあいつは姿を現した。


この位置からではまだ足しか見えていないが、


その両足がゆっくりと一段一段味わうように降りてきているのがわかる。


逃げたい。


しかし、その願望はかなわなかった。


体が動かないのだ。


絶対であるはずの脳からの命令を、体が受け付けない。


そうしている間にも、あいつはまた一段階段を降りていた。


もう腰まで姿は見えている。


そしておれは思うのだった。


「絶対に顔は見てはいけない。」


そこに根拠はなかった。


ただ6つ目の感覚器官がもたらすSOSを感じていた。


あいつはまた一段降りてくる。


すでに姿は胸のあたりまで覗いている。


あと一段。


あと一段あいつが階段を降りれば、その顔が姿をみせるだろう。


しかし、それは絶対に避けたかった。


いや、避けねばいけなかった。


そんなときふと思う。


「肉まんの“まん”ってあの白い部分なんだろうなぁ」


そして、あいつは最後の動きを開始した。


おれは覚悟を決める。


その左足にあった重心を、先に降ろした右足へとゆっくりと持ってくる。


そして。





「…ください。起きてください。」


おれが目を開くと目の前に駅員さんが立っていた。


「終点ですよ。起きてください。」


やさしそうの駅員さんがおれを起こしていた。


どうやら夢を見ていたらしい。


頭はまだぼやけている。


駅員さんは言う。


「大丈夫ですか? もう終点ですよ」


「すいません、眠ってしまいました。」


荷物をもって電車から降りようとしたときに、おれは駅員さんに聞いてみた。


「あの、すいません。ここは何駅なのでしょうか」


あまり見覚えのない駅だったのだ。


「ここは、」


駅員さんはニヤッっと笑って答えた。


「駅ではないんですよ。」




合同セミナーその1

2009年10月26日 | 過去の記事
「理系専門の合同セミナーに行かないか?」とLHFのてつやに誘われて、昨日そのセミナーに行ってきた。
まあLHFのてつやという人間は変な人間である。
そのセミナーは9時半開場、10時開始。
まあ普通の人なら9時を目安に、早くても8時半が相場だろう。
しかし、てつやは言った。
「始発に乗る」と。
てつやは宇都宮の大学に通っている。
会場のある六本木まで来るのに、確かに時間はかかるだろう。
しかし始発に乗る必要はない。
始発に乗ると、どう頑張っても7時に会場に着いてしまう。
言わば2時間半前行動だ。
そんなことを言っているので、おれは思った。
「面白い!おれも7時に行く!!」
というわけで、バカ就活生2人は7時に会場のある六本木に着いたのであった。

駅からすぐのところに、会場である泉ガーデンギャラリーはあった。
「おお、ここだここだ。」
入り口に着くと、中で作業している人たちの姿が見える。
おそらく本日のセミナー関係者の方だろう。
しかし、入り口の前になにやら立て札が立っている。
なになに…『閉館中』?
まあそれもそうだ。
現在7時。
開場時間の2時間前から開いているはずがない。
LHFのバカ2人は入り口前で待つことにした。

それからしばらくすると、何人もの人が中へ入っていく。
たぶん全員関係者の人なのだろう。
ということは大半の関係者の方よりも早く到着したということなのか。
とりあえずおれたち2人は「おはようございます!」と挨拶していった。
すると、一人の方がおれたちの姿を見つけてこう言ってくれた。
「寒いから中で待っててもらってけっこうですよ」
おおー、温かい言葉!!
こうしてバカだから早く来ている2人は会場内で待つことを許された。

それから中で待っていると、後からどんどん人が入ってくる。
「すみません、企業のものですが受付は…?」
「あ、エスカレーターを降りたところになります」
「ありがとうごいます」
うん、もう完全におれたちは受付の場所を教えるという役割を全うしていた。
というわけでそれから2時間くらい、あとから来た企業の方に受付の場所を教えたり、ポッドキャストを録音したりして過ごした。

つづく。




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