常なる忠誠

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蜆ヶ森貝塚

2011-10-20 00:33:17 | 史跡
 2010年には小竹貝塚で71体の遺骨が発見されて話題になった。
 その小竹貝塚から東へ800mほど行った場所に白髭神社(祭神武内宿彌)がある。江戸時代の伝承では、姉倉姫命が機を織っていたところ、蜆が蝶となって手助けし、大沢野の舟倉山へ帰るときもついてきたという。
 上記のように江戸時代には、既に内陸の地となっていたが、縄文時代(5000年から6000年前)の、この地は小竹貝塚と共に放生津潟の縁に存在し、蜆ヶ森の宮とかつては呼ばれ、1953年と1981年の調査で蜆(主にヤマトシジミ。5500年前)や獣の骨、石器、蜆ヶ森土器と呼ばれる遺物などが発見された。




 蜆ヶ森貝塚遠景。この道を更に進むと日本海側最大の規模を誇る小竹貝塚がある。



 今でも、このように貝殻が散乱している。



 蜆ヶ森貝塚を示す唯一の標識。



より大きな地図で 蜆ヶ森貝塚 を表示

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