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大境洞窟住居跡

2010-09-09 22:41:28 | 史跡
 富山県氷見市。日本で初めて、洞窟遺跡の調査が行われた場所。

 元々は、海による浸食でできた洞窟で、いつしか(縄文時代あたり)から人が住むようになった。しかし、地震などで洞窟が崩落。が、その後、また、人が住むように、そして、また崩落。を繰り返しているため、洞窟内は、6層に渡って、まさに歴史が積み重なっている。
 中世に入ってからは、神が祭られるようになったため、縄文時代から、中世にかけての人骨、土器、陶磁器、動物の骨などが発見された。
 場所は、漁港のすぐ側。駐車場もあるので、気軽に立ち寄ることができる。岸壁側の道は崖崩れによって封鎖されているが、特に問題はない。



 全景。手前にあるのは白山社。今現在、18mm-70mmのレンズを使っているが、もう少し広角が欲しいと思う。



 内部に展示された説明板の一つで、洞窟の内部を示している。左下が、積み重なった層を説明している。



 洞窟の最奥部。まだ先はあるようだ。洞窟内部自体は崩壊を防ぐために補強がされており、新たな歴史が積み重ならないようにはなっている。


 なお、GoogleMapで大境洞窟住居跡と記されている場所に、大境洞窟住居跡は無い。実際には、地図にある白山社の奥に位置している。GoogleMapめ。

より大きな地図で 大境洞窟住居跡 を表示


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