常なる忠誠

LEATHERNECK FAN別館または史跡巡りな話

皇祖皇太神宮

2011-11-07 20:57:59 | ムー系?
 日本におけるオカルトを語る上で欠かせないのが、竹内文書。キリストが日本に来ていた説の発端でもあり、宝達志水町が三つ子塚古墳群をモーゼの墓にしてしまった由緒正しい怪文書である。
 元々、戦前、弾圧された一方で割と軍人などからの支持もあったりした新興宗教で、なにげに戦前戦後揃って弾圧された唯一の新興宗教だったりもする。
 どんなものかは、秦郁彦氏の「昭和史の謎を追う(下)」に詳しい。
 現在本山は、茨城県北茨城市磯原にあるが、開祖竹内巨麿の出身が、富山県である。




 県道59号線にある看板。ここから先が割と長い。



 実際の入り口。

 肝心な入り口に目立つ標識類がない。



 ここから、山道を登る。一年前に撮影した写真を見たら、ほぼ同じ場所で、この山道を撮影していた。



 去年訪れた際にはなかった看板。山道の途中に立てても、あまり意味が無いような気がする(一本道だし)。



 山道を登って行くと鳥居が見える。



 祭っている神々。



 奥には謂われを記した説明板と祠がある。




 帰りに発見したミステリーサークル。



より大きな地図で 皇祖皇太神宮 を表示
 実は学生時代、磯原にある本山を何度も目にしていたのだが、当時はただの神社と思っていた。なお、磯原の本山裏には横穴墓群があるように、富山のこの一帯も呉羽山丘陵古墳群になっている。警察が手入れをした際に保有していた神宝は、系図も含めて偽造であることが出所とともに判明したが、もしかすると古墳の遺物が含まれていたかもしれない。


<iframe src="http://rcm-jp.amazon.co.jp/e/cm?t=theleathernef-22&o=9&p=8&l=as1&asins=4167453053&ref=qf_sp_asin_til&fc1=000000&IS2=1&lt1=_blank&m=amazon&lc1=0000FF&bc1=000000&bg1=FFFFFF&f=ifr" style="width:120px;height:240px;" scrolling="no" marginwidth="0" marginheight="0" frameborder="0"></iframe>

モーゼパーク

2011-07-25 22:57:57 | ムー系?
 モーゼは、神によって導かれ、6週間の道程を40年もかけて進んだ。一説では、奴隷だったヘブライ人を導いた指導者ではなく、ヘブライ人傭兵部隊長であったという。
 そのモーゼだが、実は、日本を訪れたことがあり、そこで十戒を授かり、その後、日本で天皇家に連なる妻を迎え、石川県で没した。彼とその家族が埋葬されたとされる地に、三つの塚が築かれた、と竹内文書にある。
 現在、同地は、伝説に基づき、モーゼパークとして開発されている。UFO伝説で知られる羽咋市のコスモアイル羽咋から、7kmほど。



 モーゼパークとして観光の名所と思いきや、極めてわかりにくい場所にあり、入り口付近の開発で力尽きたとしか思えない。近くの末森城など、わかりやすい看板と案内板があるというのに。

 モーゼパーク内の案内板。これだと分かりやすそうだが、中の整備はほとんどされていない。途中で我に返って、神秘より、森林浴の方が良くないかと思い直したものの、軌道修正がままならないまま完成させてしまったような気がする。



 不思議な柱の立つ場所。ポケットガーデン。何を目指したのかは不明。ちなみに、この裏に普通のお墓があります。気がついたら、先祖のお墓がモーゼの墓の敷地内という(反対側、駐車場の横にも、もう一つある)。



 記帳所。何で、モーゼの墓なのかの説明と普通のノートが書いてある。見たところ、前回記帳した人は、6月末頃。



 モーゼの墓とされる三つの墳墓を望む場所に作られたミステリーヤードに置かれたモーゼに関する説明板。既にかすれて判読不能。大体、ここに行くまでの道すら、ろくに整備されていなかったりする。良く書かれるような軽い登山というほどでは無いけれど。



 モーゼの墓である。案内板にも、しっかり、2号墳と書かれている。とにかく、モーゼが眠っているそうだ。

 直径38.9m。高さ6.5m。三つの古墳の中では、一応、最大規模。

 2号墳墳頂。モーゼの墓とされているのが、これな訳だが、シーサーは関係ないよな。登れるようになっているのだが、どう見ても、整備したのでは無く、みんなが踏み込んで自然とできた道である。せめて、三つの塚周囲の木々くらいは何とかした方が良いと思う。正直、売りな筈の三つの墳墓が、木々に遮られて、よく見えないのだ。



 1号墳。直径27.5m。高さ5.2m。モーゼの妻大室姫の墓とされる。

 1号墳墳頂。



 3号墳。直径36.7m。高さ5.1m。モーゼの子供では無く、「孫」だそうな。

 3号墳墳頂。
 さて、ここ他に七つの古墳があるのだけれど。

 モーゼとの関係はなんでしょうね?
 なお、メル・ブルックス監督の「珍説世界史PART1」によれば、実は、モーゼが授かったのは、十戒では無く、十五戒だったそうだ。ところが、民にモーゼが示す前にうっかり落っことして一枚を割ってしまった。それでモーゼは、十戒を授かったことにしたのだという。
 なお、この記事の写真は、「三ツ子塚古墳群」と同じです。



より大きな地図で 河合三ツ子塚古墳群 を表示
 一応、看板はあるのだが、そこに行くまでが分かりにくいという場所。花の慶次金沢編のクライマックスと言うべき、末森城合戦の舞台となった末森城のすぐ側なのだが、そこから素直には行けない位置にある。本当に観光化目指して力尽きたか、作れば後はどうとでもなると思ってもどうにもならない好例のような場所。
<iframe src="http://rcm-jp.amazon.co.jp/e/cm?t=theleathernef-22&o=9&p=8&l=as1&asins=B003KK0MKK&ref=qf_sp_asin_til&fc1=000000&IS2=1&lt1=_blank&m=amazon&lc1=0000FF&bc1=000000&bg1=FFFFFF&f=ifr" style="width:120px;height:240px;" scrolling="no" marginwidth="0" marginheight="0" frameborder="0"></iframe>
 正直、この作品、好きなのですが、なぜ、Blu-ray化したのかが不思議でならない。


コスモアイル羽咋

2011-07-21 00:29:43 | ムー系?
 三連休に、なかなか行けずにいる石川県の三ツ塚古墳を見に行こうと思い、途中、コスモアイル羽咋の捨て看板による案内で、羽咋がUFOの町だと思いだし、三ツ塚古墳の情報収集のために若干経路変更。

 UFOで町興しをしており、UFOの目撃談も多いそう。富山空港、小松空港、能登空港で離発着する航空機じゃねえの? という気がしないでもないが、多分、気のせいだろう。

 そんな訳で。UFO型のドーム状の博物館。UFOなので際物と思いきや、実は、かなり、気合いの入った図書館である。一階は。



 どのくらい気合いが入っているかと言えば屋外展示のマーキュリーで実際に使用されたレッドストーンロケットだけで、相当なものである。



 隣にあるミュージアムショップ。



 マーキュリーカプセル。復元模型だが、制作に当たって、オリジナルと全く同じ素材を使っている気合いの入れよう。



 ヴォストークカプセル。模型では無く、実際に宇宙から帰ってきた本物である。



ルナ・マーズローバー。プロトタイプオリジナル。



 アポロ13号で船長を務めたジム・ラベル海軍大佐。彼が、アポロ8号で人類で初めて月の裏側を肉眼で見た一人となった時にかぶっていたオリジナル。



 最後に月に行った17号の船長を務めたユージン・サーナン海軍大佐が着用したスーツ。



 ボイジャーの復元模型。



 ソビエトの通信衛星モルニア。実物。



 アポロ司令船。復元模型。但し、表面のコーティングはオリジナル。



 ソビエトの月着陸船ルナ。オリジナル。



 入り口にある月面車。タイヤを地上走行のためにゴムに替えてあると書いてあるので、走行可能らしい。しかも、自由に座れる。



 バイキング火星着陸船再現模型。


 宇宙物好きなら、十分、楽しめるラインナップに混じり、UFOの写真とかが展示されており、中でも、

 フジテレビが釣られて高い金払って買ったらしい宇宙人解剖映像で使われた宇宙人を再現した物。あれ、どう見ても、スタジオ撮影だし、一方からしか映してないので照明か、レフ板持った人間がいるのばればれだし、番組中で、当時の物ですと映像で確認できた当時の機材を揃えて、自ら、当時の映像で無い可能性を証明して自爆したりと言う大笑い(放送前後から、マニアの間で、あんなのに釣られる馬鹿いるのかよ、だったそうな)映像である。



 名誉館長矢追純一。


 ここで情報を収集した後、いよいよ三ツ塚古墳に向かうのであった。
 古墳なら、こっちではないかと思うが、多分、間違っていないと思う。

 羽咋市歴史民俗資料館。


 昼飯は、近くのゴーゴーカレーにて、UFOカレー。

 金沢カレーは、千切りキャベツ必須。そして、スプーンでは無く、フォークで食う。
<iframe src="http://rcm-jp.amazon.co.jp/e/cm?t=theleathernef-22&o=9&p=8&l=as1&asins=B004UD3U6E&ref=qf_sp_asin_til&fc1=000000&IS2=1&lt1=_blank&m=amazon&lc1=0000FF&bc1=000000&bg1=FFFFFF&f=ifr" style="width:120px;height:240px;" scrolling="no" marginwidth="0" marginheight="0" frameborder="0"></iframe>

天柱石

2010-09-13 01:24:40 | ムー系?
 合掌造りで有名な五箇山にある巨大な岩。五箇山上松尾地区にある巨大な岩である。ネタ的には、宇宙船の部品だとか、尖山と二子山で正三角形を形成しているという(確かにそうなってはいる)。
 国道156号線から入る場合は、国道304号線に入ってすぐに五箇山合掌造りの相倉合掌造り集落が入り口があるので、更に少し先へ進む。トンネルまで行くと行き過ぎ。福光インターチェンジからだとトンネルを抜けてからになる。入り口は若干分かりづらいが、一応、案内板はある。そこから、30分ほど車を走らせていく。道自体は、入ってすぐに二股に分かれる道の左を進めば、後の分岐は無視して直進すればいい。車一台が通れる舗装された道の最後に駐車場があり、そこから、少し歩けばある。
 当然のことながら。熊には注意。しかし、思うに、これ良く見つけたな。昔の人。




 岩の真下を進むと、空き地があり、一応、ここから全容を見ることができるが、あまりにも巨大なため、森の際ぎりぎりまで寄って、どうにか全体像を納めることができた。やはり、広角か……(18mmだけれど、35mm扱い。フルサイズの一眼が欲しい)。



 細い道を進むと、巨大な岩が目前に現れる。



 真下から。若干、のし掛かるように見え、圧迫感を非常に感じる。



 上から。祠もあるのだが、写真は撮り忘れた。


 GoogleMapの位置は、ここだが、違うような気もする。

より大きな地図で 天柱石 を表示
 本当に国道304号線を外れてから、民家と農地を抜けた後は、舗装されてはいるが、車一台が通れる場所をひたすら進むことになる。携帯は、DoCoMoですら圏外になるような場所である。

尖山

2010-09-11 00:38:12 | ムー系?
 富山は、割とオカルト系のネタが散見する場所でもある。あの竹内文書で知られる皇祖皇太神宮も、富山発祥である。なお、現在、皇祖皇太神宮は、茨城県北茨城市に再建されているが、学生時代、特に気にもしないで通り過ぎていたりする(富山にも残っている。そこの写真は撮った。GoogleMapでは道路際。実際は山の中。GoogleMapめ)。
 その中、日本のピラミッドと目されている山がある。
 尖山
 である。
 標高559m。立山駅へ向かう際に、割と目立つ独特な形をした山である。UFOの目撃情報もあるという。ハイキングコースとしても整備されており、そう労せず登れるようになっている。但し、熊には注意。




実は、写真に上手く納められる位置というのが、割と限定されており、入り口のある地点からは全く見えず、駐車場のあるKマートや711の位置からも写らない。



 若干、別な角度から。



  周囲は、標高300mくらいだが、なぜか、平らな地形が続いている。なんでも、古代の滑走路らしい。VTOL機能ついてなかったか? 良く言われる空飛ぶ円盤は。と思うが、大人の事情なので、触れてはいけない。


 本当は、こっちがメイン。その帰りのついでだったのだが、途中、警報が出るくらいの大雨になった。-尖山で調べると、なぜか、大抵、大雨になっているのは偶然か。




より大きな地図で 尖山 を表示


 ちなみに後日談がありまして……
 UFOみちゃったよ……

 夕日の光が、この箇所で反射しているだけですが。