常なる忠誠

LEATHERNECK FAN別館または史跡巡りな話

散田金谷古墳

2011-07-31 23:53:39 | 古墳(石川県)
 散田金谷古墳は、長径約21m、短径約18.5mの長円形の円墳。すぐ側の台地に石坂鍋山古墳群があるが、それの一部ともされている。
 この地域は、石川県でも最も古く古墳調査が始まった土地であり、散田金谷古墳も、1903年に最初の調査が行われ、鉄製の武具及び馬具、耳環、須恵器などが見つかった。
 1982年に国指定を受けたため、石坂鍋山古墳群内でも別格の扱いを受けている。なお、家形石棺も、1970年に県の有形文化財に指定された。




 正面から。1984年から1988年にかけて、石室解体修築と墳丘復元工事が行われた。中には入れないが、石室を見ることはできる。



 石室内部。奥に見えるのが、家形石棺。石室内への水漏れが見つかったため、2006年から2007年に石室の修復と石棺の保存処理が行われた。

 墳頂からの景色。




 西側から。



 北側から。



 東側から。



より大きな地図で 散田金谷古墳 を表示
 路地裏に近い細い道に看板がある。そこから、先は農道。古墳までは舗装されているが、その先は砂利道。ただ、そこから古墳の湯へ向かう道へ出ることはできる。

SOLDIER STORY U.S. MARINE CORPS M1917A1 MACHINE GUNNER Tarawa 1943

2011-07-27 00:23:22 | 管理人の独り言
 第349回。
 FTPの件は、ADOBEに聞いたら、簡単に言えば、「無料のサポート終わっているから、金払えば教えてやるよ」だった。まあ、予想通りか。
 それはともかく。
 4月発売で、遅れるだろうと思っていたら、案の定、7月発送となったSOLDIER STORY U.S. MARINE CORPS M1917A1 MACHINE GUNNER Tarawa 1943が到着。

 例によって、できは素晴らしい。素晴らしいのだけれど、毎回、そのオリジナルのまま6分の1にしてしまうので、組み立てにくさは相変わらず。M1941パックも、これ、最初から組み上がっていなかったら、泣く。結局、ポンチョがどうしても巻けずに、パックの上部ストラップが回せないまま。
 完成形。

 違った。

 どこかで見たような顔だけれど気のせいだろう。

 多分。
 しかし、カモフラージュユーティリティのリバーシブルも再現して、ちゃんと裏返しても着られるように作ってあるものなあ。これでヘルメットカバーがリバーシブルなら完璧だった。

 ソルジャーストーリー製とドラゴン製を比べてはいけない。

モーゼパーク

2011-07-25 22:57:57 | ムー系?
 モーゼは、神によって導かれ、6週間の道程を40年もかけて進んだ。一説では、奴隷だったヘブライ人を導いた指導者ではなく、ヘブライ人傭兵部隊長であったという。
 そのモーゼだが、実は、日本を訪れたことがあり、そこで十戒を授かり、その後、日本で天皇家に連なる妻を迎え、石川県で没した。彼とその家族が埋葬されたとされる地に、三つの塚が築かれた、と竹内文書にある。
 現在、同地は、伝説に基づき、モーゼパークとして開発されている。UFO伝説で知られる羽咋市のコスモアイル羽咋から、7kmほど。



 モーゼパークとして観光の名所と思いきや、極めてわかりにくい場所にあり、入り口付近の開発で力尽きたとしか思えない。近くの末森城など、わかりやすい看板と案内板があるというのに。

 モーゼパーク内の案内板。これだと分かりやすそうだが、中の整備はほとんどされていない。途中で我に返って、神秘より、森林浴の方が良くないかと思い直したものの、軌道修正がままならないまま完成させてしまったような気がする。



 不思議な柱の立つ場所。ポケットガーデン。何を目指したのかは不明。ちなみに、この裏に普通のお墓があります。気がついたら、先祖のお墓がモーゼの墓の敷地内という(反対側、駐車場の横にも、もう一つある)。



 記帳所。何で、モーゼの墓なのかの説明と普通のノートが書いてある。見たところ、前回記帳した人は、6月末頃。



 モーゼの墓とされる三つの墳墓を望む場所に作られたミステリーヤードに置かれたモーゼに関する説明板。既にかすれて判読不能。大体、ここに行くまでの道すら、ろくに整備されていなかったりする。良く書かれるような軽い登山というほどでは無いけれど。



 モーゼの墓である。案内板にも、しっかり、2号墳と書かれている。とにかく、モーゼが眠っているそうだ。

 直径38.9m。高さ6.5m。三つの古墳の中では、一応、最大規模。

 2号墳墳頂。モーゼの墓とされているのが、これな訳だが、シーサーは関係ないよな。登れるようになっているのだが、どう見ても、整備したのでは無く、みんなが踏み込んで自然とできた道である。せめて、三つの塚周囲の木々くらいは何とかした方が良いと思う。正直、売りな筈の三つの墳墓が、木々に遮られて、よく見えないのだ。



 1号墳。直径27.5m。高さ5.2m。モーゼの妻大室姫の墓とされる。

 1号墳墳頂。



 3号墳。直径36.7m。高さ5.1m。モーゼの子供では無く、「孫」だそうな。

 3号墳墳頂。
 さて、ここ他に七つの古墳があるのだけれど。

 モーゼとの関係はなんでしょうね?
 なお、メル・ブルックス監督の「珍説世界史PART1」によれば、実は、モーゼが授かったのは、十戒では無く、十五戒だったそうだ。ところが、民にモーゼが示す前にうっかり落っことして一枚を割ってしまった。それでモーゼは、十戒を授かったことにしたのだという。
 なお、この記事の写真は、「三ツ子塚古墳群」と同じです。



より大きな地図で 河合三ツ子塚古墳群 を表示
 一応、看板はあるのだが、そこに行くまでが分かりにくいという場所。花の慶次金沢編のクライマックスと言うべき、末森城合戦の舞台となった末森城のすぐ側なのだが、そこから素直には行けない位置にある。本当に観光化目指して力尽きたか、作れば後はどうとでもなると思ってもどうにもならない好例のような場所。
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 正直、この作品、好きなのですが、なぜ、Blu-ray化したのかが不思議でならない。


河原三ツ子塚古墳群

2011-07-24 00:14:41 | 古墳(石川県)
 河原三ツ子塚古墳群は、埋葬された人に、是非、今の心境を聞きたくなる古墳の一つである。
 三ツ子塚と呼ばれるが、実際には、10基の円墳からなる古墳群で、三つの中心となる円墳と、周囲を囲むように7つの円墳が配置されている。
 モーゼパークとして開発されているおり、そちらの方では、かなり、有名。
 なのはいいのだが、整備がされていないに等しく、古墳はメインの三つですら、確認しやすいとは言えない(気づけないほどではないが)。
 印象的には、「入り口で力尽きたな」といった感じである。

 2号墳。



 1号墳。直径27.5m。高さ5.2m。

 1号墳墳頂。



 2号墳。直径38.9m。高さ6.5m。

 2号墳墳頂。モーゼの墓とされているのが、これな訳だが、シーサーは関係ないよな。



 3号墳。直径36.7m。高さ5.1m。

 3号墳墳頂。



 4号墳。



 5号墳。



 6号墳。



 7号墳。



 8号墳。



 9号墳。



 10号墳。



より大きな地図で 河合三ツ子塚古墳群 を表示
 一応、看板はあるのだが、そこに行くまでが分かりにくいという場所。花の慶次金沢編のクライマックスと言うべき、末森城合戦の舞台となった末森城のすぐ側なのだが、そこから素直には行けない位置にある。

コスモアイル羽咋

2011-07-21 00:29:43 | ムー系?
 三連休に、なかなか行けずにいる石川県の三ツ塚古墳を見に行こうと思い、途中、コスモアイル羽咋の捨て看板による案内で、羽咋がUFOの町だと思いだし、三ツ塚古墳の情報収集のために若干経路変更。

 UFOで町興しをしており、UFOの目撃談も多いそう。富山空港、小松空港、能登空港で離発着する航空機じゃねえの? という気がしないでもないが、多分、気のせいだろう。

 そんな訳で。UFO型のドーム状の博物館。UFOなので際物と思いきや、実は、かなり、気合いの入った図書館である。一階は。



 どのくらい気合いが入っているかと言えば屋外展示のマーキュリーで実際に使用されたレッドストーンロケットだけで、相当なものである。



 隣にあるミュージアムショップ。



 マーキュリーカプセル。復元模型だが、制作に当たって、オリジナルと全く同じ素材を使っている気合いの入れよう。



 ヴォストークカプセル。模型では無く、実際に宇宙から帰ってきた本物である。



ルナ・マーズローバー。プロトタイプオリジナル。



 アポロ13号で船長を務めたジム・ラベル海軍大佐。彼が、アポロ8号で人類で初めて月の裏側を肉眼で見た一人となった時にかぶっていたオリジナル。



 最後に月に行った17号の船長を務めたユージン・サーナン海軍大佐が着用したスーツ。



 ボイジャーの復元模型。



 ソビエトの通信衛星モルニア。実物。



 アポロ司令船。復元模型。但し、表面のコーティングはオリジナル。



 ソビエトの月着陸船ルナ。オリジナル。



 入り口にある月面車。タイヤを地上走行のためにゴムに替えてあると書いてあるので、走行可能らしい。しかも、自由に座れる。



 バイキング火星着陸船再現模型。


 宇宙物好きなら、十分、楽しめるラインナップに混じり、UFOの写真とかが展示されており、中でも、

 フジテレビが釣られて高い金払って買ったらしい宇宙人解剖映像で使われた宇宙人を再現した物。あれ、どう見ても、スタジオ撮影だし、一方からしか映してないので照明か、レフ板持った人間がいるのばればれだし、番組中で、当時の物ですと映像で確認できた当時の機材を揃えて、自ら、当時の映像で無い可能性を証明して自爆したりと言う大笑い(放送前後から、マニアの間で、あんなのに釣られる馬鹿いるのかよ、だったそうな)映像である。



 名誉館長矢追純一。


 ここで情報を収集した後、いよいよ三ツ塚古墳に向かうのであった。
 古墳なら、こっちではないかと思うが、多分、間違っていないと思う。

 羽咋市歴史民俗資料館。


 昼飯は、近くのゴーゴーカレーにて、UFOカレー。

 金沢カレーは、千切りキャベツ必須。そして、スプーンでは無く、フォークで食う。
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