常なる忠誠

LEATHERNECK FAN別館または史跡巡りな話

鏡坂墳墓群

2011-12-25 02:09:49 | 古墳(富山市)
 王塚・千坊山遺跡群に属する四隅突出型墳丘墓群。
 四隅突出型墳丘墓二基からなる。
 富山県内には呉羽山丘陵古墳群に3基、杉谷古墳群に1基、富崎墳墓群3基、六治古塚墳墓1基、そして、この鏡坂墳墓群に2基の計10基が確認されている。なお、氷見市の余川金谷古墳群に11基ある方墳の一つは未確認ながら、四隅突出型墳丘墓ではないかとされている




 一号墳は一辺24.1m、突出部4m、突出部幅12m、高さ4.8m。



 一号墳突出部。



 二号墳。一辺13.7m、高さ3m、突出部長さ3.75m、突出部幅6m。県内にある中では最小となる。

 問題は、二号墳、放っておくと勝手に削られないか? というのが現状。



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世界侵略:ロサンゼルス決戦発売

2011-12-15 23:59:47 | 管理人の独り言
 第368回。
 思った以上に海兵隊万歳映画だった作品。世界侵略:ロサンゼルス決戦が来週発売。
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 登場人物、基本的に全員が立派な一方、敵エイリアンはと言えば負傷した仲間を命を賭して助けようとしたりという描写が割と新鮮だった。作中、戦死した仲間の遺体を回収しないことを非難する場面があるのは、海兵隊の伝統から。

 もう一つ発売されるのが、ガダルカナルの戦いを描いたシン・レッド・ライン。第25歩兵師団が主役だけれど。
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 個人的には好きな映画なんだけれど。宝島の戦争映画解説本でデタラメ書かれた作品の一つ。史実では日本軍が丘を攻めたが、映画ではアメリカ軍が丘を責めているとか書いていたりしているけれど、シンレッドラインは海兵隊の戦闘がある程度片付いてからの話だ。


三田古墳

2011-12-13 22:28:46 | 古墳(富山市)
 三田古墳は、呉羽山丘陵にある古墳群では最南端。富崎千里古墳群の1.5kmほど南にあるが、王塚・千坊山遺跡群には含まれていない。
 呉羽山丘陵の古墳で、富崎千里古墳群の11号墳が最南端と思っていたら、少し南に三田古墳があったので、突撃を決意。地図を見る限り、古墳側まで行けないだろうと思ったが、墓地に繋がる山道を車で上っていくと、少し前を走っていた軽トラに乗っていたじいさんが、山道を登っていく。どうやら、行けるらしいと登っていくと頂上は整備された場所で、日露戦争の碑が建っていた。

 大抵、そこまでたどりつけなかったりするのが連続したので、今回はいい意味で裏切られた。
 なお、三田古墳に到達したことにより、県内で呉羽山丘陵東側にある古墳群は全て到達した(柿沢古墳群は再訪しないといけないが)。



 詳細は不明。発掘調査も行われていない。円墳だろう、と思っていたが、形状的には前方後方墳と思われる。標高は190mくらいで、王塚古墳や勅使塚古墳と同程度。



 前方後方墳としたら、後方部。碑は日露戦争記念碑である。先日の坂の上の雲の二百三高地は見事な戦争ドラマだった。異様にしなる銃剣(刺さると危ないしね)とボルトハンドルを起こしたまま発砲する(最近は空砲ではなくデジタルイフェクトで発砲シーンを作る)シーンに気付いてしまったが。



 後方部から見た前方部。削られたのか、形状もいびつではっきりしない。



 古墳の上から眺める景色は、既に樹木に遮られてしまった王塚古墳や勅使塚古墳を上回る。



 古墳に繋がる山道。MyTrackのGPSの記録では70mを登る。一応、道にはなっている、という程度。



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 一応、正規ルートは、南側の道路(墓地に繋がっている)を登っていき、山道の入り口で車を止め(道は狭いが突き当たりは転回用に広い)、山道を登っていく。ただ、北側の道か東の道が山林整備のため、車が通過可能な山道になっているらしく、頂上付近にタイヤの痕跡を発見した。日露戦争の碑の石もそれで運んだと思われる。

真珠湾攻撃70周年

2011-12-08 20:42:46 | 管理人の独り言
 第367回。
 真珠湾攻撃から70年。一年で8月15日に次いで、戦争物が多くテレビで流れる日。

 70年前の12月8日に、「ニイタカヤマノボレ」を発信した電波送信所跡。
 その前後の海兵隊新兵訓練所の模様を描いたのが、真珠湾攻撃後、日本軍の攻撃をはねのけ続け、ついには降伏したウェーキ島守備隊に捧げられた映画。
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