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93歳・老大娘の日記

晩年を生きる

「だちかん」

2022-01-20 16:38:10 | 言葉

久しぶりの藤村です。代表作に「夜明け前」があります。

冒頭の「木曽路は全て山の中である」はあまりにも有名ですが

     

この「家」もまた木曽の山の中にある旧家のお話、藤村の自伝小説。

文中久しぶりに「だちかん」なる言葉が出てきて懐かしかった。

子供のころ近所のおばさんが盛んに「だちかん」を使っていました。

当時も意味は知っていましたが、

今改めて「埒が明かない」と知りました。

だめだ、いけないと言う意味。岐阜の方言らしいのですが

主人公の一人が文中で使っています。

全国的には通じないでしょう。

岐阜は隣県で身近なところですが、名古屋でも高年者には通じても

若い人には通じないでしょう。興味深いので若い人に聞いてみたい。

司馬義経を読んだ後だけに、時間の流れもゆったりしていて

方言交じりの会話や木曽の山の中の風景描写にも

心安らぎました。再読ですが、所々記憶にある程度なので

面白くよんでいます。

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寒い朝

2022-01-19 13:56:04 | 日々の暮らしから

 ♪「北風ふきぬく寒い朝も ♪心一つで暖かくなる」♪

何を思えば、何をすれば暖かくなるのだろう。

庭に出てみた。氷が張っていた。軽いボールをのせてみた、びくともしない。

少し大きなボールでも大丈夫

少し重量感があるルービックキューブで試した。この辺りが限界らしい。

張った氷の厚さは何センチくらいだったのだろう?

月一の廃品回収と不燃ゴミ回収日、朝から少し働いた。

寒さも忘れた。暖かくさえなった。働けば暖かくなるのだ。

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判官びいき

2022-01-17 17:50:49 | 読書

先日長編司馬「義経」読み終えました  ↓

義経のイメージは色白の脆さのある美青年、

かつて後ろ盾になってくれた奥州藤原家にも裏切られ、

遂に自害に追い込まれた。

「判官贔屓」に言われるように誰もが好感持つ人物。

京都で木曽義仲討伐、一の谷の大勝利、

遂には壇ノ浦で平家滅亡に追いこんだ等々、

鎌倉幕府設立に大きな貢献したにも関わらず、

兄頼朝に追われ最後は気の毒なことに。ところが

司馬義経を再読して対義経感が変りました。軍略には秀でて

大きな戦果をあげ、一朝にして有名になり、

京で人気者になったばかりに有頂天になった、

法王に愛され、兄を差し置いて官位を受けた等々。

さらには奥州育ち教養、常識がない等々、司馬さんは厳しい。

一方的に頼朝の冷徹さを批難できないと思った。

小説であることを忘れて対義経感を簡単に変えるとは?

私は小説、ドラマに毒されているようです。

司馬作品以外の手元の義経本を改めて再読することにした。

果たして「九郎判官義経」はどのように書かれているか?

昔読んだはずがすっかり忘れてしまった。

とても興味がわいてきました。

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積雪1センチの日

2022-01-14 18:04:58 | お出かけ

書道展約束の日、しばらく迷っていたが出かけました

お友達の作品

あるお寺の御坊様の言葉、心に沁みたので拝借したと。

「感謝の日差しで花が咲く 不満の嵐で花が散る」

矢野きよ美さん作品。書道家でこの地方で活躍のタレントさん。  ↑

県芸術センタービルの屋上庭園 ↓

私から見れば書と言うよりアート、もちろん書道も芸術ですから当然。

お友達の作品は涼やか、分かり易いのが良かった。

各会派合同で作品数が多く見切れなかったが、

書家の数多いのに驚きました。

久しぶりの「栄オアシス21」新しいお店が出来たかと思えば

なくなっていたお店もあり、これもコロナ禍のせいでしょうか。

オミクロン株感染者激増、消えたとは言え雪の日の外出

後ろめたい思いでした。

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「断捨離」

2022-01-11 11:05:15 | 日々の暮らしから

最近は足元覚束ないので雨の日の外出は控えている。

靴底の凹凸が大きいほど滑らないことは知っている。。

思いきりわるく捨てないでいた登山靴を思い出した。

この「メフィストの靴」はフランス製、ドイツ国境に近い地で創業。

フランスのおしゃれと、ドイツの質実剛健を兼ね備えている。

まだ試したことはないが、雨の日用にもう一度役立てば、

靴も喜ぶであろう。

私の思いいきりのわるい性格も捨てたものではない?

穿いてみたら履き心地満点、近くの郵便局まで試してみよう。

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