トルコから石灰棚を眺めながら生活する日記

ラム子のロカンタ(日本食食堂)、
ゴールデンレトリバーとカンガル犬との日常を綴っていました。

トルコに戻りました!

2020-07-14 14:48:46 | 日記
今日のパムッカレ☀️☀️☀️

4ヶ月ぶりのパムッカレです。
トルコ航空日本便再開のニュースに一喜一憂し、
延期のメールが来る度に打ちのめされの繰り返しでした。

そして、7月のフライトが確定し、
当初の成田便が欠航となり、
羽田便に変更したのも束の間、
今度は母の容態が悪化し、1週間寝たきりとなり、
その後、危篤状態となり、私はフライトを当日キャンセルしました。
その翌朝、私は母を看取る事が出来ました。

母は4年半闘病生活中、入退院を繰り返し、
自宅にて81歳の人生の幕を閉じ、 今は痛みから解放されました。

母が癌の宣告を受けたのは、夫と死別したころです。
私にこれ以上、悲嘆を味あわせないようにと頑張ってくれたのだと
思います。 母は寂しさを抑えながら、ケントの元に早く帰りなさいと言ってくれました。
姉も4ヶ月間看病したのだから充分、 今回のフライトを逃すと
まだトルコへ戻れないかも知れないからキャンセルするなと、
背中を押してくれました。

しかし、 母の死に目に会えないのは、一生悔いが残りそうで、
キャンセルに踏み切りました。
母は私の意を汲み取ったかのように、私の前で息を引き取りました。

2月5日に義母を見送り、3月5日日本に向けて出発しました。
日本滞在中、 従兄弟の伴侶、 叔父、 そして母との別れを経験しました。

当初、チケットの日程等で後悔のドン底でしたが、
結果的にこれで良かったと、珍しく私の判断が正解だったと、
ホクホクでした。

が、しかし!

トルコに戻り、私の命よりも大切なケントの病が進行していました。
去年よりも重篤な腎不全です。
私が来る前は普通に歩いていたようです。
私を待っていてくれていたのかも知れません。
あとどれくらい一緒にいられるか分かりませんが、
一瞬でも長くケントの傍にいてあげたいです。

ケント、ごめんね。
待っていてくれてありがとう。


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12 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
Unknown (たろぽん)
2020-07-15 02:48:53
お帰りなさい 今回のコロナ みんな大変でしたけど ある意味 自宅待機や足止めにならないと見えてこないこともあり お母様の件も神様の計らいだったかもしれませんね
まさか異国の地で頑張る娘に最後を看取ってもらえたお母様もさぞ喜ばれたに違いありません。
ケントくん心配ですね お大事にして下さいね
返信する
Unknown (たろぽん)
2020-07-15 02:49:39
お帰りなさい 今回のコロナ みんな大変でしたけど ある意味 自宅待機や足止めにならないと見えてこないこともあり お母様の件も神様の計らいだったかもしれませんね
まさか異国の地で頑張る娘に最後を看取ってもらえたお母様もさぞ喜ばれたに違いありません
ケントくん心配ですね お大事にして下さいね
返信する
お悔み申し上げます。 (ゴル子)
2020-07-15 04:21:25
お母様と最期まで過ごせた事が何より。
後は、ケントちゃんの健康を祈るのみです。
ラム子さん自身の体をも大切に(祈)
返信する
Unknown (Unknown)
2020-07-15 16:50:46
お悔やみ申し上げます。
最愛の娘さんに看取られてお母様は喜ばれて旅立たれたのですね。
どうぞご自愛くださいね。
お母様のご冥福をお祈りいたします。
ケントちゃんが良くなりますように。
返信する
Unknown (ソレイユ)
2020-07-15 17:27:19
お母さまの訃報にお慰めの言葉が見つけられず、コメントが遅くなりました。

4カ月、娘としてお世話に専念できたこと、
帰国のチケットをキャンセルしたこと、
ケントくんが待っていてくれたこと…
きっとイサさんが、神さまにお願いして下さったんでしょうね。

今はケントくんを、イサさんと、お母さまと、お義母さまが守ってくださっています。
自分の命より大切、と愛してくれるラム子さんのためにも、
パムッカレの観光大使としても、元気に復活するよう、心よりお祈りしています。

ラム子さんは誰よりご存知ですが、悲しみや寂しさは、波のように、時に大きく、時に小さく、繰り返し押し寄せてきます。
どうぞご自分の体も、いといながら、周りに上手に甘えてくださいね。

お母さまのご冥福をお祈りいたします。
返信する
Unknown (柴犬ayako)
2020-07-15 18:32:13
お悔やみ申し上げます。
お母様とのお別れは辛かったですね。
でも、ラム子さんが後悔しないようにできたのなら良かったと思います。

そして、トルコに無事戻れて良かったです。
ケントくんの病が進行していたなんて...
ラム子さんの帰りを待っていたんですね。
今はラム子さんが帰って来て安心しているでしょうね。

ケントくんもラム子さんの気持ちわかってますよ!
ケントくんが元気になりますように。
返信する
タロポンさん (ラム子)
2020-07-18 04:22:34
ありがとうございます😊

万事塞翁が馬でしょうか。

トルコへと移住してから親の死に目に
会えることを諦めていましたから、
奇跡のようなものです。

まさに神さまの計らいですね。
返信する
ゴル子さん (ラム子)
2020-07-18 04:25:19
ありがとうございます😊

奇跡をと願っています。
お空のケント君達、
合流はもう少し待っていてね。
来月、13歳の誕生日です。
でも、苦しませるだけの延命は
しません。
返信する
Unkownさま (ラム子)
2020-07-18 04:29:49
ありがとうございます😊

まさか親の死に目に会えるとは夢にも
思っておりませんでしたが、
フライトキャンセルは正解でした。
母は私に気を遣って言葉にはだしませんでしたが、
傍にいて欲しかったのです。
ほんの少しだけ親孝行が
できました。

後はケントをしっかりと
看取ることです。
まだ、諦めてはいませんが。
返信する
ソレイユさん (ラム子)
2020-07-18 04:45:54
ありがとうございます😊

ソレイユさんが仰っていらしたように
4ヵ月間、みっちり娘として
親孝行に専念しておりました。

出来の悪い私を心底心配して
いましたから、なかなか天国に
行けなかったのでしょう。

定年退職後は、趣味に興じたり、
病魔に冒されるまで溌溂としていました。
もう少し楽しませてあげたかったです。

本当に寂しさ、悲嘆は
まるで海にようですね。

最後の砦であるケントを
喪ったら、どうなってしまうのか
怖いです。

お空組のケントちゃん達、
合流はもう少し待っていてね!
返信する

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