トルコから石灰棚を眺めながら生活する日記

ラム子のロカンタ(日本食食堂)、
ゴールデンレトリバーとカンガル犬との日常を綴っていました。

トルコの病院

2010-03-03 00:36:54 | 日記
今日のパムッカレ 私の心は

病院へ定期健診へ行ってきました。
トルコの病院システムはあまり詳しくありませんが、
トルコでは政府管掌の保険があり、その保険を使って
病院へ行くのなら、国立病院になります。



もう人人人、溢れんばかりの人っ!
しかも月曜日。日本でも銀行、病院は月曜日は
避けよと言われるように、ごった返していました。
駐車場に車を停めるんでさえ、時間を費やし
しかも受付も長蛇の列。それを見ただけでもうんざりなのに
今度はシステム障害。

約2時間待って、いざ私の番と思いきや、担当のドクターの
診療時間が終了だって。ガーン
やっぱり病院は朝一に行かなきゃね。

で、結局、主治医が国立病院の近くに開業している
クリニックへ行くことになりました。
でも、そこは保険が効かないので、全額負担です。

実はこれまで、ずっとその個人クリニックへ行っていたわけですが、
毎月保険料を270リラ(約2万円)払っているのに、
そこで、120リラ(約8千円、以前は100リラだった)を払うのは
馬鹿馬鹿しいというわけで、国立に行ったのです。

案の定、ごった返し。だったら、有料でもちゃんとした
予約制で診てもらえるほうがいいとのことで、
泣く泣く主治医のクリニックへとなったわけです。

よく分からないけど、多分1度払えば3ヶ月は無料で
診てくれるのかな?私の場合は、3ヶ月毎のチェックなので
どうしても1回が120リラ(約8千円)となるんです。
うちみたいに観光客相手の商売だと、夏はそれなりに余裕があるけれど、
冬の出費はきつい

多くのドクターはこうやって、自分の勤務医としての
傍ら大病院の近くで開業し、こう言っちゃなんだけど、
混雑する病院を避けたい患者の意識につけ入るかのように
儲けているように見えちゃう。
クリニックも結構患者がいたっけ。

私の主治医は国立病院の勤務の合間にクリニックで
予約患者を診たりと、一日数回、往復している。
今日もクリニックで、懇切丁寧(1回120リラですからねっ)
な診察を受け、血液検査は国立で受け、その結果を主治医の
国立病院勤務時間に診てもらったのです。

クリニックで1回の診察代として120リラ払い、
国立は保険があるので無料だけど、主治医は国立でも診察したことに
なる。ってーと、主治医はそれもポイントになるでしょうから、
美味しいよね。日本だったら、前回の診察時に次回は血液検査を受けてから
診察に入るよう指示があるから、患者の時間的負担が軽減される。でも、
ここは、明らかにドクターが稼いでいるよにしか見えないんだけど。

一昨年かな?足が痛くて、国立病院に行ったときにゃあ、
ドクター(今の主治医じゃない)は日本も驚く3分診療じゃなく、
数秒だった触診すらしない。
確か受付番号がほど遠く、恐ろしいほど待つのかと思いきや
そのドクターは確か1時間に60人以上を診たかのように
自分の番がまわってきた覚えがある。

で、私は糖尿病の疑いを持たれ、糖尿病の検査をする羽目になったのです。
うちは糖尿病の遺伝はないし、喉の渇き、多尿、体重減少など、ひとつも
そういう症状がないのに!しかも、そういう問診もないのだ。
検査の結果、案の定、陰性。私はトルコの甘いお菓子が苦手なんで、
糖尿病にならない自信があったのです。
そのドクターは今度は喉のX線を撮るという指示を出したので、
私はもう呆れ返って、もう懲り懲りと国立を後にしたのです。

その後日本に里帰りしたときに、健康保険がないので、全額負担約5万円を払った
日本の有名病院(内科、整形外科、皮膚科を受診)でも誤診され、
トルコへ帰国後、近所のクリニックへ受診し違った薬を飲まされ、
吐血し救急外来を訪れたのが、やっぱり国立。

そこの担当女医さんが優秀だったのか、やっと私の病名が分かったのです。
日本でもトルコでも、病院云々というより、ドクター次第なんですね。


もう春ですね。杏か梅かアーモンドの木か分かりません

 
エフェスもケントのように水遊びが好きみたいです。

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