arudenteな米

食と映画感想とその他もろもろ個人の趣味と主張のだらだら日記

プラン9・フロム・アウター・スペース 

2005年08月22日 | 映画
エド・ウッドに感じるもの

プラン9・フロム・アウター・スペース(PLAN 9 FROM OUTER SPACE)
1958年(米)
製作 監督 脚本 エドワード・D・ウッド・Jr(エド・ウッド)

出演 ベラ・ルゴシ 他

宇宙人が死体を蘇生させて侵略の手先にする これだけのSF映画
正直、唖然とはするが楽しさを見つけ出さないとまったく楽しめない映画。

ティム・バートンや多くの海外監督が微妙に愛している監督、エド・ウッド。
作る映画自体どれも面白いわけでも無く(むしろ酷い)技術があるわけでもない

エド・ウッドは熱意と情熱が人の何倍かあった。
しかし技術と才能は多分まったくなかった。

ティム・バートンらが好きなのは多分「映画製作を愛している」部分だと思う。
最低の映画監督といわれるが現代でももっと酷い映画を宣伝と俳優でごまかしている監督は多い 結局彼の反面教師を映画界はあまり生かしていない。

熱意が伝わるとか作っている人達、演じている人達が真剣ってのは映画の最低条件。
それがないと評価までいかない。
だから「製作者の熱意が感じられる」とかは誉め言葉で無いと自分は思う。

エド・ウッドの映画は彼が監督していない「死霊の盆踊り」も含めて映画の最低ラインと基準として考えた方がいいと思う。

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