arudenteな米

食と映画感想とその他もろもろ個人の趣味と主張のだらだら日記

下妻物語

2004年12月18日 | 映画
御意見無様

下妻物語
http://www.shimotsuma-movie.jp/

ロココに憧れるロリータファッション娘と絶滅種なレディース娘の友情物語。

最近の邦画らしく色々カメラに凝ったりアニメやCG等をいれたりしているは
あまり五月蝿く感じなかった。 
出だしから非常識が飛びぬけていた為ストーリーに入り込みやすかった。

イチゴ(レディース)とモモコ(ロリータ)の対比も極端に判り易く
とくにイチゴは自分が中学生時代に流行ったソレなのでおもわず出ただけで苦笑してしまった。
基本的にはモモコの主観で進むがモモコの方が一匹狼というかアウトサイダーなのに
嫌味なく観る事が出来たのは全体のギャグとのバランスが良い為と思われる。
世間からまったく浮いている二人の奇妙な友情が
「案外友達ってこんなものだな」と納得できてしまった
あと「レディースが男の趣味が悪い」のも妙にリアル。

駄目親父役の宮迫博之はかなり良い味をだしていた。
今年は映画宮迫大活躍。
あと 小池栄子と篠原涼子がハマリすぎていて最初わからなかった。
生瀬勝久も「トリック」に続きココでも「ハゲ」呼ばわりされていたのも面白い。

後半の乱闘シーンでモモコがスローでバットを振り回すところで
なぜかモンティパイソンの「サム・ペキンパーのサラダの日」を思い出してしまった。
後、水野春夫の使い方がずるくていい! この映画での名シーンの1つ。

正直 あまり期待をしていなかったので非常に当たりをひいた気分。


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4 コメント

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食わず嫌い (jack)
2004-12-19 00:11:03
 TBサンクスです。

 「食わず嫌い」で観ないまま終わってしまう人が多そうなのが惜しい作品だと思ってます。DVDのパッケージもものすごく派手で手に取りづらいし。
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派手 (arudenteな米)
2004-12-19 02:11:27
レンタル店で置いてある立て看板も派手ですからねぇ。



邦画は宣伝が偏るのが今のTVの欠点だと思います。

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Unknown (エセスタンダリアン)
2005-01-30 08:24:06
TBどうもでした。

『ミッション・クレオパトラ』に続いて、こちらのほうも評価が似たような感じになっていたのを嬉しく思います。

「当たりをひいた気分」、まさにそうですよねっ。
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当たり (arudenteな米)
2005-01-30 10:29:38
>エセスタンダリアン様

自分も同じような感想でよかったです

これからもよろしくお願い致します。
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