arudenteな米

食と映画感想とその他もろもろ個人の趣味と主張のだらだら日記

ナイト・ウォッチ NOCHNOI DOZOR 

2006年03月18日 | 映画
続きを観ないとなんともいえない…

ナイト・ウォッチ(NOCHNOI DOZOR)

http://www.foxjapan.com/movies/nightwatch/

≪ストーリー≫

特殊な超能力を持つ“異種”に生まれついた人間は、能力に目覚めた時に、光につくか闇につくかを自分で選ぶ。そして光の戦士は“ナイト・ウォッチ”として闇の異種の行動を監視し、闇の戦士は“デイ・ウォッチ”として光の異種を監視するのだ。予知能力を持つアントンは、光の戦士として危険な任務を行っていた。そんなある日、伝説の「災いを招く乙女」と思われる女性を発見する。魔女のオリガを相棒にしたアントンは、彼女の身辺を探る…


ロシアというかソ連の頃から考えてもあちらの映画はあまり自分は鑑賞記憶が無い。
『惑星ソラリス』『キング・ドラゴンの逆襲』『不思議惑星キン・ザ・ザ』『鬼戦車T-34』『妖婆 死棺の呪い』『僕の村は戦場だった』『ドウエル教授の首』…あと記憶に薄い
『ダニー・ケイの検察官閣下』は原作がロシア文学なだけでアメリカ映画だったし…
昔(20年以上前)は「ソ連映画上映会」なんてのがよく大学や映画好きの有志で行われていて数回行ったが戦争映画が苦手だった当時は観たのだが記憶に残っていない。

あ、ノルシュテインのアニメーションもロシアか。国営放送で以前に観た。

で、この『ナイト・ウォッチ』なのですが非常にハリウッドの影響が強く映像を主体に詰めこんではあるホラーファンタジーであります。アニメありSFXありアクション・破壊あり…しかし話自体がこれ1本で完結していないのでどう転ぶかまったくわからない。

ハッキリいってあそこで終わるのは作品として半年以内に次回作を公開してもらわないとカタルシスもへったくれもなく途中でぶっちぎったような印象しかのこらなかった。

なんでもトリロジー物(全三部作)らしいが第一部終了を切る場所がイマイチ自分は納得がいかない。

「さぁ!どうなる! ドキドキ…ワクワク」って部分でばっさり終わるので非常にモヤモヤしていけない。

続きが気になるという事は面白かったのかもしれないが話が動くまでに主題と関係あるのかどうかわからないもう一つのストーリーが平行して展開されていて今のところ、それが伏線なのかどうかわからないうちにその話が7割占めていて最初の展開であった部分がいい所で終わるので単に気になっているのかもしれない。

映画としては最近流行りの要素がてんこもりなので飽きないし独特の間が嫌いではない。
最初の展開のスピード感や光りの使い方、外した笑いもいいとは思う。

しかし… 仮の落ちになる部分が弱く1本で満足が絶対にいかない作品になっている。
続編を鑑賞してから再評価や再度感想を書くと思うが何時になるだろう?

個人的にはホラーファンタジーは好みなので続編も観るができれば一遍に観たかったし1本目が不人気だったら続編が公開されない可能性があると思うと非常にかゆい。

できれば1本でも満足できる作品で尚且つ続編が気になる作りにして欲しかった…



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2 コメント

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光対闇の戦いは始まるのか? (0120 Blog)
2006-04-16 22:11:47
こんばんは。

お返、事遅れてしまいました。

なんだか忙しくって更新ペースも落ち気味です(笑)。



ロシアで空前の大ヒット!と謳っていた所(ロシア映画)にも興味がありましたし、全編を超早送りして見せた予告Movieなんかをやってみせたりと、新しい試みにも挑戦していたので気になっていた作品でした。映画の作り方自体は新しいとは思いませんでしたが・・・。



石造りの橋の上で対峙した光と闇の軍勢。あの雰囲気は好きですね♪あのまま行けば指輪物語っぽい雰囲気になってしまいそうでしたが、舞台は現代のロシアになったので、ありがちなファンタジーとはひと味違って良かったのかな?とも思えました。



微妙な作品ではありますが、早い事2作目を公開してもらいたいモンです。
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光りと闇の果てしないバトル (arudenteな米)
2006-04-17 06:30:25
・ 0120 Blog 様



あぁ、自分も手荒れで痒すぎて更新に心が回りません(笑)

過去のロシア映画からすると結構斬新な試みが多いのですが世界規模で見ると…まぁそれは韓国映画もそうですからいいっこなしにしましょう。



ただ、引っ張る部分と切る部分のバランスが気になってしょうがないのが…。これから見る人は全部そろってから見た方がいいかもしれませんね
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