モモ

大事な時間は大切に

モモ（ＭＯＭＯ）
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/B000065BFW/249-8118568-8287506

ミヒャエル・エンデの「モモと時間泥棒」の映画化したもの
実はお気に入りだったりする。

「ネバーエンディングストーリー」はいじめっ子に竜に乗って仕返しするような話だったが
この話は「大切な時間は大事に」という話

どこからきたのかはわからない少女モモは街のみんなに溶け込んでいた
しかしある「時時間貯蓄社」が街にやってきてからみんなおかしくなっていく
「時間貯蓄社」は「無駄な時間を貯蓄してその分働いてお金を貯蓄しましょう」と
町の人から時間を奪っていった
彼らは「時間泥棒」
人の時間を奪い煙草にして生きている。
「お金と機能」本位になって人間性を失っていく街の人々…
モモは奪われた時間を取り戻す為に一人立ち向かっていく。

時間泥棒は「想い出を作る時間」も「人に優しくする時間」「癒しの時間」も
すべて「無駄な時間」だという。
劇中　彼らは常に煙草を吹かしている。
そして煙草の為に人から時間を奪いまた、自分達も煙草の為に争う。

自分も煙草吸いだが少しゾっとした。
やめれませんが。

時間は人に使い方。作るものではなく潰れていく。
キュウキュウにスケジュールを詰めて動くよりゆとりをもって楽しく動きたい。
時間に縛られるより時間を上手く使いたい。
効率よく潰すより大事な時間は忘れたくない

自分としては結構おすすめな映画なので機会があれば是非観て欲しい。
「時間の無駄」にはならないと思います。