arudenteな米

食と映画感想とその他もろもろ個人の趣味と主張のだらだら日記

ギャラクシー・クエスト

2005年01月26日 | 映画
ネバー・ギブアップ!ネバー・サレンダー!

ギャラクシー・クエスト(Galaxy Quest)
2000年(米)
http://www.uipjapan.com/galaxyquest/

1979年から1982年までの4シーズン放映されたTVシリーズ「ギャラクシー・クエスト」は、NSEA(宇宙探査局)に所属するプロテクター号の乗組員たちの活躍を描いたSFアドベンチャー。
番組が打ち切られて18年たった現在も、5人のスターが舞台に立つコンベンション会場は熱狂的なファンで超満員だった
俳優達は人気の為他に仕事がなく昔の名前で地方のイベントに出演して細々と日銭を稼ぐ毎日
そんな彼らにサーミアンと名乗る自称異星人が救援を依頼しに来た。
彼らはTVシリーズ「ギャラクシー・クエスト」の電波を宇宙で傍受し、それを"歴史ドキュメンタリー"として見ていた熱狂的視聴者だった。
サーミアンたちは宿敵エイリアンの攻撃を受け、今こそ、真の指導者と勇気あるヒーローを求めて、ここ地球へやって来たのだ…

スタートレックを茶化した映画という噂でしたが実は真っ当なオマージュコメディ映画
これは愛がなければ作れないでしょう。

自分は「スタートレック シリーズ」は通して見た事がありません
海外ドラマは「奥様は魔女」「じゃじゃ馬億万長者」「俺がハマーだ」「ソープ」等のコメディが好きだったので「トレッキー」と呼ばれる熱狂的な崇拝者がいるのは知識として知っていますが元作品自体は実は他の映画の中で出てくるパロディ等で仕入れた知識や数少なく見たTV放送の一部くらいです。
アメリカではかなり崇拝者がいるのは色々な映画やドラマで使われているので判ります。
冒頭の船長役の役者がファンに向かって怒鳴るのをみて最初に思い出したのは「サタデー・ナイトライブ」のウイリアム・シャトナー(カーク船長のメッセージ「あれはTV番組だ!」)でした。
自分にとって「トレッキー=海外のマニアの一般的なイメージ」っていうのはわかってましたが熱狂的なマニアはどこの国も変わらないという事もしっかり理解できました。
(「チアリーダー忍者」のオタクもスタトレのコスプレしてテーマソングを口ずさみながら出てくる)

で、この映画はマニアを笑い者にしているか?というとそんな事は無くドリームワークスらしく「信じていれば夢は実現する」という感動内容になってます。

この映画を見ていかにスタートレックが愛されているかなんとなくわかったような気がしました。

全体的にはTVお約束パロディと練りこみ作りこんだ陳腐、シガニー・ウィーバーとても50歳とは思えないくらいの容姿、アラン・リックマンの「シェークスピア役者の私が~」のセルフパロディが印象に残りました。

未見の方はレンタルでみても損はない むしろ見てください。
Never Give up!Never Surrender!に感動すること間違いないでしょう。

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