arudenteな米

食と映画感想とその他もろもろ個人の趣味と主張のだらだら日記

宇能鴻一郎の濡れて打つ

2006年06月02日 | 映画
にっかつロマンポルノのコメディでは一番(かも?)

宇能鴻一郎の濡れて打つ

監督 金子修介

出演 山本奈津子 林亜里沙


基本的にストーリーを語っても意味が少ないのがポルノでさらにコメディは笑いの部分がはっきり書かれると笑えなくなる。

この『宇能鴻一郎の濡れて打つ』はにっかつロマンポルノの宇能鴻一郎シリーズ(大抵『濡れて○○』の題名)の1本なのですが『エースをねらえ!』のパロディでどちらかといえば笑いの方に重点が置かれている。

お蝶夫人のような先輩はちゃんと縦ロールだし。
コーチが坊主頭の中年おやじというのも笑いどころ

台詞は宇能鴻一郎文体といわれている主人公女性の一人称
「わたし、○○しちゃったんです」とので統一されているのが特徴

監督は後年に『ガメラ』を撮る金子修介。
特殊撮影を駆使(?)したテニスシーンや画面の切り替えの早さでこの頃から非凡な仕事が見れる。

正直、金子監督は漫画チックな作風が似合っていると思うがシリアスよりコメディちっくなものの方が面白いと思う『みんなあげちゃう』『ザ・サムライ』とかの頃が好きだったなぁ

『デスノート』はシリアスに撮ってしまうのだろうか?


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2 コメント

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金子監督ですか (samurai-kyousuke)
2006-06-05 00:51:54
ちょっと見たいですね~。

宇能鴻一郎さんの官能小説は読んだ事あります。(笑)
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DVD (arudenteな米)
2006-06-05 22:26:21
・ samurai-kyousuke 様



DVDは一応売ってはいるのですが買ってまで見るかは(苦笑)



自分はレンタル落ちでビデオ購入しました。



にっかつロマンポルノはポルノの皮を被って色々な才能を育てていた無法時代のが面白いです。



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