今日から7月です。1年の半分が終わってしまいました。
潜伏キリシタン世界遺産という見出しで、「長崎と天草地方の潜伏キリシタン関連遺産」を世界文化遺産に登録するとユネスコが決定したとありました。
2015年に日本政府が推薦したものの、見直しを要求されて今回の再挑戦が身を結んだそうです。
それには最近の映画「サイレンス 沈黙」が何かの役に立ったのかもしれません。
撮影は主に台湾でされたそうですが、長崎の島や五島の島と思わせる海や海岸や洞窟がたくさん撮影され、緑の木々や鳥やセミや虫の声、海の波のしぶきや音、青い空、灰色の空、激しい雨などが心に残りました。
「潜伏キリシタン」は以前は「隠れキリシタン」と呼ばれていました。彼らはキリシタンへの厳しい弾圧にもめげずに仏教徒を装って信仰を隠していたのでしょう。
長崎市、平戸市、天草市、五島列島などの史跡集落は、「2世紀以上にわたる禁教下で信仰を継続した独特の宗教的伝統を物語る、ほかに類を見ない証拠」だそうです。映画にも五島列島の一つの島でロドリーゴが布教した様子が描かれていました。
「島原の乱」の舞台となった原城跡に行ったことはありますが、碑があったことしか覚えていません。
今後、少しでも興味を持った観光客が潜伏キリシタン関連の遺跡を訪れたらいいと思います。
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