名古屋市民ギャラリー栄で開かれている、愛知産業大学造形学部のデザイン学科と建築学科の卒業研究・制作展を見てきました。展覧会は3月4日まで。
学校のある愛知県岡崎市などの地域や企業との連携などを通して学んだ、人々のより良い暮らしや街づくり。作品にはその成果が詰まっています。
縦2・7m、横5・4mもある大作に目を見張りました。
カラフルなビルが連なり、独自のキャラクターたちが行き交う街を、アクリルやパステルで描いたイラストレーション。コメントには「この作品はあくまで出発点。作品だけでなく夢もでっかく生きていきます」と。頑張ってください。
「これはもうプロだな」と思わせたのは、若者たちに人気のマーベル映画をテーマにして、自分なりに制作した何枚ものポスター。コメントには「この作品を見て、映画を見たいと思っていただければ」とありました。
岡崎市の乙川べりや浜松市の駅周辺などをテーマにした新しい街づくり、伊勢湾口に向けて伸びる渥美半島の観光PRアニメ、動物愛護をテーマにした数々のイラスト、焼き菓子のパッケージデザインなど、さまざまなアイデアや提案が作品化されています。