風の遊子(ゆうし)の楽がきノート

(楽書き雑記「50年前の1968年、愛知県立旭丘高校美術科に入学した生徒たちの作品展」)

 美術科のある公立高校の名門・名古屋市の愛知県立旭丘高校美術科に、ちょうど50年前の1968年に入学した同期生たちによる作品展が、名古屋市民ギャラリー栄で開かれています。9日(日)まで。

美術科OB・OGらの展覧会はいろいろな名目で開かれているのを目にしますが、68年入学組の同期展は初めてといい、「入学50周年記念展」のタイトルをつけています。

68年入学の美術科生は約40人。うち20人が絵画、彫刻、工芸、映像などを出品しています。中には個展で見て印象に残っていた作品もありました。

同期生たちはアートの道に進んだり、先生や会社勤めなどさまざまな人生を歩んできましたが、さすがに美術科を巣立った人たちの作品だな、と思わせます。

見ていて笑いを誘われたのは、展覧会の案内はがきにも使われている一枚の絵。クラス写真の撮影で並ぶ同級生を生徒の1人が描いたという作品です。

両手でメッセージのような紙切れを広げた生徒、後ろ向きに座っている生徒、顔の見えない子、女の子に向けて描き入れられた赤い⇒印。実際のクラス写真では表現できないクラスの雰囲気が伝わってきます。アートですね。




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