風の遊子(ゆうし)の楽がきノート

楽書き雑記「ご主人と描き合う絵の中から、ご夫人の個展」



名古屋市民ギャラリー栄で開催中の個展「永井まさみ 洋画展」を見てきました。
名古屋近郊の東海市で暮らす永井猛さん(84)と、まさみさん(78)夫妻は「お絵かき夫婦」。今回の展覧会は、まさみさんの初めての個展だとか。会期は27日(日)まで。

子供のころから描くことが好きだったという猛さんは、勤め仕事の時代も時おり絵筆をとり、現役を卒業した70歳から本格化。美術団体に所属して創作を楽しんでいるそうです。

こんなご主人を見守ってきたまさみさんも子育てを終えて、絵の道へ。カルチャーセンターなどで水彩画と油彩画を学び、東海市文化祭で市長賞を得るなど実力をつけてきました。

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年前に夫婦展を開いたあと、猛さんが14歳の時の作品も含めた「回顧展」を開催。今回はまさみさんの個展で、80号や60号の大型作品を含めて約40点が展示されており、色使いや透明水彩画の下書きに使ったペンの動きやタッチなど、大いに
学ばせてもらいました。会場には手伝う猛さんの姿もありました。


展示作品は多くが風景画。中でもスペインの風景が目立ちます。スペインへは毎年のように出かけているそうです。

「日程は2週間ほど。都市部はやめて田舎の町を目指します。目的地に着くと、まずスーパーマーケットを探し、食料品などを確保します。安上がりだし、現地の人は親切だし。絵を思い切り描けます」と猛さん。そにしても、傘寿をとうに超えたとは思えぬ若さですね。


この1枚は、ご主人の猛さんの絵(F100号)です

 



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