前稿で会について
「縦線を1,2,3、横線を4,5,6と最低6節で行う様にすることを考えました。
何故1,2,3,4,5,6とするのかと言うことですが、なにをするかの意識をプログラメ化しその意識を順序よく間違いなく実行できるようにするためです。」と書きました。
もう少し説明を加えます。
会は会者定離から来ていると言われますが、私は会は残身に向かう途中と考えます。ですから引分けを続けていると言 . . . 本文を読む
会の要件を考えてみましょう。
①矢尺を引く
②口割りに合わせる
③的付けを正しくする
④縦線を伸ばす
⑤横線を伸ばす
⑥縦横十文字、四方八方に伸びる
⑦中心点、中心線、重心を正しく
⑧弽は内に捻る
⑨深い会
⑦は足踏み、胴造りで正しくやっているべきものでしょう。
引分けの終わりには矢尺を引き、口割りに合わせます。
縦線は足、腰、肩・頭と上に伸びます。
横線は会の中心から下筋を伸 . . . 本文を読む
このブログの2010.3.3に「在るべき弓道を考えるー1.残身について(原始体形とは)」と書いて、理想の残身を考えましたが、その時は両手の高さを肩の高さにおきました。しかし、その後機関誌「弓道」に載ったいろんな残身の写真を見ていると両手は肩よりやや上に反り上げた形の方が芸術的によいように思いました。
弓芸は個人の芸術観で射をまとめればよいと思いますが、万人が「善い」と判断するものが目指すべきも . . . 本文を読む