歴史・音楽・過ぎゆく日常のこと
日日の幻燈





2月14日、バレンタインデー。
一喜一憂したのは遠い昔。でも、幾つになってももらうと嬉しい。

今年は、DEBAUVE & GALLAIS(ドゥボーヴ・エ・ガレ)のチョコ。
その名も

「Pistoles de Marie-Antoinette」

日本語にすると「マリー・アントワネットのピストル」
チョコなのにピストル?
なぜ?


中はこんな感じ。
上段左から、
「婦人に捧げるピストル」(オレンジの花の風味)
「王妃に捧げるピストル」(アーモンドミルク風味)
「恋人達に捧げるピストル」(アールグレイ紅茶の風味)

下段は、チョコに書かれている数字がカカオ分を表しています。

それにしても、ピストルのネーミングが気になります。

そもそも、マリー・アントワネットが苦い薬を飲みやすくするように命じて作らせたのが、このチョコなんだそうです。そして王妃に命じられてチョコを作った王室薬剤師スルピス・ドゥボーヴが開いたお店がドゥボーヴ・エ・ガレ。パリで一番古いチョコ屋さんなんだそうです。

でもなぜピストルなのかは謎のまま。
革命の銃声を、どこか直感的に感じ取っていたのか…なんてね。

そんな古い歴史ロマンに想いを馳せながら、今年のチョコをいただきます。


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