日日の幻燈

歴史・音楽・過ぎゆく日常のこと

【music】「Sweet Amarillo」 by Old Crow Medicine Show

2015-06-19 | jukebox


Old Crow Medicine Showはアメリカのバンドです。
カントリーミュージック。古き良きアメリカの音楽。
あまりこの辺りは詳しくはないのですが、こういったノスタルジックなアメリカの雰囲気も大好きなのです。
いつもメタルばかり聴いているわけではないと。

その昔、母親がカントリーやウェスタンをよく聴いていましたが、どこがいいんだろう?って思っていた。
年齢を重ねるとわかる音楽もある…ということでしょうか。


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【music】「Seven Widows Weep」 by Sirenia

2015-06-17 | jukebox


ノルウェーのシンフォニックメタルバンド、Sirenia。
この曲は、彼らの6枚目のアルバム「Perils of the Deep Blue」に収録。
彼らの楽曲って、あ、ここ、以前も使っていたよなぁ…というのが結構あるけど、それもまたSireniaの特徴。多かれ少なかれ、どのバンドでもそういうのがあるけど、特にSireniaは顕著。別に悪い意味ではなくて。
Sireniaぽい楽曲ということなんでしょうね。

シンフォニックにして疾走感もあり、そして重厚なこの曲は、普段メタルに興味のない人たちにも、十分に受け入れてもらえると思うのです。


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【music】「Right Wing Of The Garden Triptych」 by Cradle of Filth

2015-06-15 | jukebox


英国ブラックメタルの雄、Cradle of Filthのニューアルバム「Hammer Of The Witches」(7月10日発売)からの先行MV。
相変わらずダークでエロです。
良い子やお嬢様は見ちゃダメ…かな?
見えないように修正済みだけどね。ブラックメタルといえども、世間様には配慮が必要ということか…。


配慮していないバージョンもあります…。


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【note】鬼太郎のその先に布多天神社

2015-06-14 | 日日の幻燈



調布市郷土博物館の帰り、布多天神社へ行ってきました。
京王線の調布駅を出て、旧甲州街道沿いから参道が続いていきます。この参道は天神通り商店街。ここでは、ゲゲゲの鬼太郎に出てくるキャラクターたちに出会えます。



鬼太郎と目玉おやじは、参道の出入り口上、「天神通り商店街」の看板にドーンと腰かけています。やはりメインキャラクターだけあります。道沿いにもモニュメントがふたつあるので、ともどもお見逃しなく。
鬼太郎というと鳥取のイメージですが、作者の水木しげるさんは調布市在住。また、鬼太郎が墓場から生まれた「誕生の地」も調布市下石原なんですよね(「幽霊一家」による)。



ネコ娘と一反もめん。最近のアニメの絵と比べると、一昔前のイメージですね。

【布多天神社鳥居】


天神通り商店街を抜け、国道20号線を渡って真っ直ぐ行くと布多天神社の鳥居。緑の木々が神聖な雰囲気を醸し出しますが、でも、どこか長閑さも残しています。

【拝殿】


布多天神社の創建は、平安時代(あるいはそれ以前)にまでさかのぼるようで、延喜式にその名が記されています。この辺りでは最古の寺社のひとつ、ということになるでしょうか。
もともとは、多摩川河畔にあったものが、洪水により室町時代に現在の地へ遷りました。江戸時代の布田五宿(上石原宿・下石原宿・上布田宿・下布田宿・国領宿)の総鎮守で、「天神の市」が立ち賑わっていたとのこと。現在でも骨董市などが開かれているとのことです。
本殿は宝永3(1706)年の再建ですが、現在は覆屋の中にあり外からは見せません。

【「江戸名所図会」の布多天神社】


「江戸名所図会」では、上布田宿の右の方、4丁(約440メートル)ほどのところにある…と簡単に紹介。挿絵も載っていますが、布多天神社とともに上布田宿の雰囲気も見てとれます。宿場町とはいえ、東海道の宿場とは随分と雰囲気が違うものですね。

【狛犬】


寛永8(1796)年に建てられ、現存する狛犬では調布市内ではいちばん古いものだそうです。

【狛犬の台座部分の銘】


天神の市での商売繁盛を祈願してか、「惣氏子中」と並んで「惣商人中」も台座に名を刻んでいます。市での賑わいの証左とされています。

平日の夕方なので、参拝する人もそんなには多くありませんでした。女子高生が境内を歩いていて、ちょっと場違い?と思いましたが、参拝ではなく近道をしただけかな?
そうそう、豊臣秀吉の制札も残されているようですが、公開されているのでしょうか?





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【note】調布市郷土博物館へ行ってきました

2015-06-13 | 日日の幻燈



甲州街道を内藤新宿から高井戸宿まで歩いた件については、前々々回、前々回、前回と書いた通りです。で、次は高井戸から次の宿場町の布田五宿まで歩いてみようかと。その下調べに調布市郷土博物館へ行きました。
そもそも、布田五宿ってどんな宿場町だったのか?事前に知っておきたかったので。

最寄駅は京王線の京王多摩川駅。歩いて10分くらい。私は調布駅から歩きましたが、それでも20分くらいです。
住宅地の中に違和感なく溶け込んでいる博物館。
入館料は無料です。
建物に入ってすぐ右手に、ドドーンと近藤勇の巨大坐像があります。そうそう、彼の生家は布田五宿のひとつ、上石原でした。

今年、調布市は市制60周年を迎えたそうです。1階ではそれにちなんでの特別展示でした。この60年(もっと古く戦前からといった感じでしたが)の調布を振り返る的な展示。実際に使われた道具やその時々の写真、まさに郷土博物館といった感じです。


2階が常設の展示室。古代から昭和に至るまでの展示です。
土器、板碑、古文書等々。詳しい解説シートも充実しています(カラー版ですが、もちろん「ご自由にお持ちください」です)。
いちばん目に付くのは、近藤勇の生家の模型。かなり大きいです。

さて、当初の目的の布田五宿についてはというと…。
若干、古文書の展示がありましたが、この件に関してはちょっと期待外れ。
布田五宿は甲州街道の宿場町とは言いながら、実際は農村に近い感じだったようなので、調布市としても力を入れてアピールする魅力に欠けるのでしょうかね。



博物館の方に布田五宿に関する資料がないか尋ねたところ、やはり宿場単独でのものはなさそうでした。それでもおススメの資料を紹介していただいたので、それを手に博物館をあとにしました。
「甲州街道」は博物館が無料で配布している小冊子で、タイトル通り、甲州街道全般にわたる解説書。
「調布の古道・坂道・水路・橋」は調布市教育委員会の編纂。古道や坂道など詳細な地図が4枚もついて1000円は安い。ただ、この中で甲州街道はほとんど扱われていません。鎌倉道、品川道など、調布市には古道がかなりあるようで、そちらにスペースを割いています。それらの古道を辿ってみたら、それはそれで面白いだろうな…と思うのでした。

そんな感じで、布田五宿についてはほとんど事前リサーチができないまま(あと頼るべきはネットの情報かな)、現地踏破となりそうな今日この頃なのでした。





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