日日の幻燈

歴史・音楽・過ぎゆく日常のこと

【music】「Ab Umbra Lumen」 by Dark Lunacy

2017-05-09 | jukebox


イタリアのメタルバンド・Dark Lunacyのアルバム「THE RAIN AFTER THE SNOW」の1曲目。
ここのところ、立て続けにPVがUPされていて嬉しい限りです。どうせなら全曲頑張ってほしい。


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【note】わかっているけど、見てしまう…徳川埋蔵金

2017-05-07 | 日日の幻燈

TBSで5月6日に放映された「徳川埋蔵金」の特番。今回もバッチリ見ました。
埋蔵金、やっぱり出ない。そしてやっぱり出てくる謎の穴。「最終決戦」と銘打ったのもなんのその、また次回へ続く。

これ、番組を見ている人も発掘されなかったのは承知の上。夢とロマンですかね。でも、実際に出るわけないと言われながらも、沈没船からお宝を引き上げたトレジャー・ハンターだっているわけだから、いいんじゃない?

気になるのは、あの広大な発掘現場は、誰の土地?ってこと。かなり大々的に掘っているけど…。もちろん所有者が国であれ個人であれ許可はとってあるんでしょうけど、それにしてもかなり大がかりですしね。
それともうひとつ。今回も埋蔵金は出てきませんでしたが、土中から何か所も見つかった、人の手で掘ったと思われる穴。じゃあ、いったいこの穴は誰がいつ、何のために掘ったのかが知りたい。埋蔵金もいいけど、番組で人力で掘った!人工的な穴です!って強調するのだから、せめてテロップでこの穴の正体を教えてくれればいいのに…。なんか、そのほうが気にかかってしまいます。専門家が立ち会っている感じでもないし、この手の「発掘」は学術的な調査は不要ということなのでしょうね。

う~ん、あの穴。ホントに気になる。

それはそうと、結局さんざん引っ張られてまた次回。いや、十分楽しませてもらったので文句は言いません。糸井隊長の時代からの「お付き合い」です。今度は夏休みの特番でしょうか?もちろん楽しみにしています。


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【note】「歌川国芳 21世紀の絵画力」、観てきました

2017-05-06 | 日日の幻燈



昨日(5月5日)、東京都府中市の府中市美術館で開催されている「歌川国芳 21世紀の絵画力」を観てきました。会期を前期と後期に分けて、展示を入れ替え制としていたようです。私が鑑賞したのは後期分。

昨今の浮世絵人気にゴールデンウィークが重なって、けっこう混んでいました。10人ずつ展示室へ-という入場制限があったため、20分くらい並びました。ま、20分くらいならカワイイものでしょうか。

国芳というと、個人的には「猫と化け物」というイメージなのですが、それ以外にもバラエティに富んだ作品を残していたのですね。浮世絵では、私は広重が好きなのですが、昨日以降、国芳の株も赤丸急上昇です。

広重の浮世絵からは風情を感じますが、国芳からは力強さを感じます。私は浮世絵のことはまったくの門外漢ですし、広重と国芳、素人目にもタイプの違うふたりなので優越はつけられませんが、我が家にも1枚くらい浮世絵が欲しいなぁ…と、あらためて思ったのでした。
やっぱり、本やネットで見るのと、実物を鑑賞するのでは、感動が全く違います。紙質まで伝わってくるようです。
ちなみに私が、これ、いいなぁ~と思った作品、本物の浮世絵は無理でも、絵葉書になっていましたのでお買い上げ。

【国芳 「おぼろ月猫の盛」】


遊郭(吉原をモチーフにしているようです)、みんな猫。やっぱり国芳は猫なのか。賑わいが聞こえてくるようです。ジ●リなんかで、即使えそうな描写ですね。

【国芳 「金魚づくし いかだのり」】


これ、金魚もいいけど、真ん中のカエル(…ですよね?)に魅かれました。
金魚も川面も、なんかとても涼しげな感じ。夏、和室に飾って風鈴がチリンチリン鳴るのを聞きながら、冷酒でも飲んだらたまらないだろうなぁ…と。


ちなみに期間は5月7日まで。もう終わってしまいます。もう1回見に行っても損はないし、できれば前期も見たかった。なにせ、気づいたのが1週間前だったので。もっと早くチェックしていれば…と、残念至極な気分なのでした。


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【note】八王子市・片倉城跡公園の藤の花

2017-05-04 | 新参者の八王子探検

一昨日(5月2日)、片倉城跡公園に藤の花を見に行ってきました。四季折々の花が咲くことをアピールしているこの片倉城跡公園ですが、藤の花はそんなに注目されていないようです。それでも、去年訪れた時に見ごろを過ぎた藤の花を見て、来年こそは!とリベンジを誓ったのでした。

あれから1年。

行ってきました。

【片倉城跡公園・藤の花1】


公園の管理棟のある出入口から入ってすぐ左手にあるはす沼。さっそくここに咲いていました。幸先良さそう。

【片倉城跡公園・藤の花2】


はす沼ギリギリのところで咲いていました。枝の延び方によるのでしょうが、こんなに低い位置で咲いている藤の花って、初めて見ました。

【片倉城跡公園・藤の花3】


二ノ丸広場には藤棚があります。満開の花が咲き誇る…とはいきませんでしたが、それでもいい感じに咲いていました。枯れた花もあり蕾もあり、そんな感じ。

【片倉城跡公園・藤の花4】


本丸広場にある、野生(?)の藤の花。これにはちょっとびっくり。他の樹木に絡まるようにして、空高く伸びていました。

【片倉城跡公園・藤の花5】


ある意味、この本丸広場の野生の藤の花がいちばんダイナミックで綺麗でした。藤棚が想像していたものよりちょっと…だったので、なおさら。

今年は桜もそうでしたが、全体的に花の開花時期が例年より少々遅れ気味のようです。いい具合にGWと重なり、ラッキーなのでした。


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【note】「第16回八王子古本まつり」、行ってきました

2017-05-03 | 新参者の八王子探検



今回のテーマは「百薬」だそうです。八王子が市制100周年を迎えるのにひっかけたようです。100年前の古本が並んでいましたが、私としてはあんまり興味がわかないものばかりでした。

事前から狙っていた本命の古本は結局見つからなかったですが、その代り第2志望(?)の「八王子の古い地図」を2枚ゲットしました。どちらも500円。

【八王子市全図1】


1枚目はそのままズバリ「八王子市全図」。昭和41年10月の発行。今の地図はカラーで色分けされていて、なかなかカラフルで見やすいのですが、もちろんこの頃は単色。

【八王子市全図2】


何か元になる地図を流用して、町名だけ更に濃い文字で重ねて上書きしている、そんな感じです。同一の地名・町名が薄い文字と濃い文字で並行して記入されています。

昭和41(1966)年といえば、私が生まれる前だ。八王子の100年には及びませんが、それでも50年前のもの。パッと見たら、町名は今とあまり変わっていないようですが、じっくり見たら面白い発見がありそう。
ちなみに、東隣に隣接する日野市のコニカ・ミノルタは「小西六日野工場」、日野自動車は「日野ヂーゼル工場」と記されています。
お、現在の京王八王子駅が「ひがしはちおうじ」になっている。
時代を感じますね。

【八王子市街地図1】


もう1枚は「八王子市街地図」。その名の通り、市街地を中心とした地図なので、郊外まですべてを網羅していません。地図の外周に、企業や商店の宣伝が入っているので、商工会議所のようなところが発行したのかもしれません。たぶん、無料で各家庭に配布されたのではないでしょうか。

【八王子市街地図2】


発行年が記されていないので、いつのものかが不明です。地図のまわりに印刷されている企業や商店の宣伝の中に、自動車販売店のものがありました。ホンダのディーラーのようです。この車、ネットで調べてみると1970年代前半に生産・販売されていたようです。ということは、この地図もその当時のもの、今から四十数年前のものだと思われます。


そんなわけで、今日は地図を2枚ゲットしたのですが、気になる本が何冊かありました。古本まつりは5月7日までなので、もう1回くらいのぞいてみる機会がありそうです。さて、どうしようかな…。


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