《八朔・特別な日》
八朔(はっさく)は改めて特別な日を感じました。
八朔の日の正装は黒の絽の五つ紋付。そして、髪型は正月と同じ「奴島田」。
かんざしは八月の「すすき」です。
そして、襟足は三本足です。
髪型「奴島田」
襟足は三本足
絽の着物の状況
がよく解ります。
この舞妓さんは
かんざしが
「あさがお」です。
めずらしいです。
途中から「先生」と称するカメラマンが登場して、4台のカメラを持ち
なにやら、パチパチ撮り始めた。
私は遠慮しながら片隅で写真を撮っていたが、「先生」は堂々と玄関の真中で
撮り始めた。挙句の果てに、芸舞妓さんにポーズまで要求して。
この先生あとで、豆福さんに聞いたら、「溝縁ひろし」先生とおっしゃって、祇園界隈では
有名なプロのカメラマンで写真集の本を何冊か出しておられる。
私もそういえば、「祇をん 市寿々」の写真集を見たことあるが、
何か記念撮影的な写真集で、写真のテクニックはあるが、「心」があまり
感じられなかった。
芸舞妓の写真集が少ないのでもてはやされてはいるが、私はあまりすきではない。
写真から訴えるもの、心が私は感じられない。