京都の歳時記

東福寺、伏見稲荷大社等の神社仏閣と祇園の舞妓、芸妓を中心に黒柴の小ざさが京都の美しい四季を紹介する 京都の歳時記

■『祇をん・八朔』其の二

2007-08-02 23:49:35 | 祇をん

《夏のお正月は凛々しく美しい。》

八朔は黒の絽の正装姿。祇をんの花街が華やぐ。

ひとりで回る芸妓。二人三人連れ立って回る芸舞妓。

さすがに、置屋「柴田」の一人の芸妓が五人の舞妓をつれて回る姿は

迫力がありました。

でも、「松八重」のお母さん曰く。

皆が京菓子「俵○吉信」の紙袋をさげて回るのは「かっこ悪るおすなあ。」

確かに!

その辺は「豆福」さんは違っておりました。さすがですね!!

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地方の「豆美」さん

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「豆福」さん。
布の手提袋で
挨拶回り。


●『カナダからの友達』♪

2007-08-02 15:42:20 | うんちく・小ネタ

《リンダ・大浜氏 来京》

リンダ・オオハマ Linda Ohama 女性映画監督

彼女とは2年前に知り合って、今回で3年目、毎年夏に京都でお会いしている。

カナダ バンクーバー在住の日系3世で、映画監督をやっておられる。

カナダではかなり有名な方である。外観は日本人そのままである。

日本語は少ししかしゃべれないが、心は日本人以上のものをもっている。

とにかく、お会いするたびに日本人が忘れかけている「日本人の心」を

思い出させてくれる素敵な女(ひと)である。

いつも、娘さんと一緒に来京するが、彼女もリンダと同じくらい「日本の心」

を持っている。ケイトリン(ミチコ)。

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我家で。右端、リンダ。
真中、ケイトリン。



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妻と談笑する。リンダとケイトリン。

リンダが製作したドキュメンタリー映画「おばあちゃんのガーデン」(2005年作製)

この映画がすばらしい!!

昭和初期の日本人のカナダ移住の人生を描いた作品であるが、「日本人の心」

をあらためて感じさせる映画である。

今回の来日は8月の20日までの約一ヶ月間、8月16日の京都五山の送り火に

再び来京。「日本のお盆」をテーマに再び映画作品を作製するとか。