WESTERN WINDS 

我が家に生息する「いきものがたり」と自然観察、時々「釣り自慢」

超大型マガレイの季節がやって来た!

2009-05-06 | 釣り



さあ、今年も浜厚真沖の大型マガレイの季節がやって来た。
マガレイは船釣りの中で最も気に入っている釣りなのだが、5月の上旬から
中旬は、沖から産卵のために岸寄りする抱卵の大型マガレイが狙える
カレイ釣りのゴールデン期間なのだ。

5月5日午前2時半、苫小牧西港に向けて出発。今回のメンバーはK師匠、
兄の三名。K師匠は2日にも行っていて好釣果だったという事で
期待が高まっていた。さて、釣果のほどは・・・




苫小牧西港を4時45分に出航、多少の風と波はあるものの、思ったよりも
気温も高く、絶好のコンディションだ。船は一時間ほどで現場到着、
すでに20隻程の釣り船、ボートが集結していた。
イソメをセットし、仕掛けをおろし、いよいよ大型マガレイ釣りのスタート。
誰もが一発目は自分に来い!と願う。

運良く、一匹目は自分に来た!が、しかし、25センチの手のひらより
やや大きめといったサイズ。それでもマガレイ2匹目は・・・



大型マガレイが来た!36センチある。この後もカジカの猛攻の合間を縫って
30センチクラスのイシモチが立て続けに上がった。



K師匠にも大型マガレイが上がった!この日、K師匠はマガレイ10枚
イシモチを14枚上げた。船中の竿頭だったはず、さすがだ。カレイは
誘いと仕掛けがポイントだが、師匠の小突きには秘められたテクニックが
あるはずだ。



K師匠が上げた50センチクラスのイシモチ。はた目から見ても強烈な
引きだった。

自分と師匠が順調に釣果を上げている中、大型マガレイ釣り初挑戦の兄は
苦戦が続いていた。K師匠と自分に挟まれていたが、両側ばかり釣れていて
心中穏やかな訳もなく、相当焦りがあったはずだが・・・



7時40分、ついに待望の大型マガレイを上げた。K師匠も自分も
気が気でなかったので、一安心。あと一時間も釣れなかったら
相当気まずい空気が流れていたはずだ。

この後、兄は、大型マガレイを一枚追加、イシモチを4枚ゲット。
初めてにしては上出来の釣果だ。



自分が上げた46センチのイシモチ。これがマガレイだったら・・・
それでも、今日船中で一番大きかった40センチのマガレイを筆頭に
マガレイ7枚、イシモチ13枚と満足にいく釣りとなった。



本日、船中で最大だった40センチのマガレイ。2日にK師匠の釣った
44センチには及ばず!ざんねん!


本日の釣果、イシモチが目立つ。


毛ガニも釣れました。鉄砲汁が旨い!



思いっきりカレイに抱きついている毛ガニ。
カレイが好きなのね。


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ヤツメウナギとウドに出会った!

2009-05-06 | 自然


ここ数日間、好天が続いているので、時期尚早を承知の上で
上当別にウドの様子を妻と見に行って来た。
この日は20度を超す暑い日だったが、林の中はひんやりとして気持ちがいい。
ここは、昨年5月中旬にエゾハルゼミの抜けがらを見つけた場所だ。

さすがに簡単にウドは見つけられなかったが、朽ちたウドの
大木を目印にていねいに探した。そして、



あった!まだ5センチほどだが立派なウドだ。さらに林の奥を
探索すると・・・



10センチほどに育ったものを発見!まだ小さくて細いが
葉を天ぷらにするにはちょうど良いサイズ。

今日のところは下見として収穫せず、あと10日ほど待つことにする。



ここにはエンレイソウがたくさん咲いていた。


この帰り、山道の横の小川で珍しいものを発見した。



スナヤツメだ。光の反射で見難いが、集団で泳いでる周辺に
小さな白い粒状のものは卵のようだ。
スナヤツメに遭遇したのは15年ほど前の浜益川の支流以来だ。

スナヤツメは環境庁の絶滅危惧Ⅱ類に指定されており、
4億年前の古生代からの生き残りと言われている。



一匹を採取してプラケースに入れて観察。吸盤状の口には歯がある。
7つのえら穴と目もはっきり見てとれる。
テレビのUFO番組に出てくるパイプ型の宇宙船のよう。
撮影した後、弱らないうちに川に返した。
カワヤツメは産卵後すぐに死んでしまうらしいので、彼らには
時間がないのだ。






小川の近くにこっそりと咲いていたニリンソウ(キンポウゲ科)



ウド、タランボはもうそろそろ、もうじきワラビも芽を出すだろう。
川ではマガリダケ、そしてニジマスも待っているだろう?
忙しい季節がやってきた。


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