9/27 八王子周辺でアキザキヤツシロランを見てきました。
アキザキヤツシロランが咲いているという情報をいただいたので見に行っ
てみました。
昨年のアキザキヤツシロランは、9月末にはまだ蕾が多かったのです
が、今回は、行ってみると花の終わっているものがずいぶんありました。
いつも思うことですが、花の咲く時期はその年によりずいぶん違うもので
す。
アキザキヤツシロラン(ラン科)
花の終わったアキザキヤツシロラン。
アキザキヤツシロラン(ラン科)
アキザキヤツシロラン(秋咲八代蘭)の名は、ヤツシロランの発見地熊本
の八代によるそうで、常緑樹林や竹林に生える葉緑素をもたない腐生植
物だそうです。
アキザキヤツシロラン(ラン科)
例年のことですが、アキザキヤツシロランやクロヤツシロランを観察する
時には、ヤブ蚊が多いので蚊の対策が必要です
今日も晴れて暑い日でした。
今日も孫たちとお昼を一緒に過ごしましたが、帰りに多摩川の方に寄っ
てみましたら、先日はあまり見られなかったガガイモの花がよく咲いていま
した。
ガガイモ(ガガイモ科)
8/6 八王子市の方にクロムヨウランを見に行ってみました。
クロムヨウランの花を見るのは、なかなか思うようにはいきません。
私は植物観察会の先生に状況をお聞きしてから行くのですが、それでも
前日は花が咲いていませんでした。
前日(8/5)のクロムヨウラン(ラン科)
前日は花が見られなかったので翌日(8/6)また行ってみました。
この日は花が開いていました。
クロムヨウラン(ラン科)
クロムヨウランは、山地や丘陵の林内に生える葉緑素をもたない腐生植
物ですが、花は朝開き、お昼前には萎んできてしまうようです。しかもいつ
開くかが分かりにくく、1日花ですのでなおさら花を見るのが難しいようで
す。
この日に見られたクロムヨウランの花の数は5個でした。
そのうちの4個です。
クロムヨウラン(ラン科)
今年も何とかクロムヨウランの花を見ることができました。
植物観察会の先生に感謝です。
今日も雲が多くそれほど暑くはなりませんでした。
今日は久しぶりに三頭山に行ってみました。
見られた花は、ギンバイソウ、クサアジサイ、シモツケソウ、タマアジサ
イ、ノリウツギ、バイカツツジ、ホツツジ、オオヤマサギソウ、などでした。
ギンバイソウ(ユキノシタ科)
7/21 植物観察会で八王子市にある武蔵野御陵の方に行ってきまし
た。
この日は台風6号が南海上を通過していたので、午前中は細かい雨が
降り続いていました。
武蔵野御陵は以前は多摩御陵でしたが、昭和天皇の陵が造られてから
武蔵野御陵というようになったそうです。昭和天皇の陵は「武蔵野陵(むさ
しののみささぎ)」です。
こちらは「武蔵野稜」です。
武蔵野稜
武蔵野御陵の中は、大きな杉並木に囲まれた参道が4つの陵へ続いて
います。
武蔵野御陵の中の参道
スギ並木のスギは「北山台杉」だそうです。
北山台杉は、日本海側に分布するアシオスギの品種で、京都市(キタヤ
マ)で茶室建築材などに使われていたものが、庭園用に利用されるよう
になったものだそうです。主幹をある高さで切り、萌芽させて数本の幹に
仕立てるそうです。
キタヤマダイスギ(マツ科)
ヒノキとサワラに実fができていました。
ヒノキの実です。
ヒノキ(ヒノキ科)
ヒノキの葉裏の白い気孔帯はY字形に見えるそうです。
ヒノキの葉裏
サワラの実です。
サワラ(ヒノキ科)
サワラの葉裏の白い気孔帯はX字形またはチョウチョウ形に見えるそう
です。
サワラの葉裏
その他に見られた花は、モッコクとヒメヤブランです。
モッコクは両性花の株と雄花だけの株があるそうですが、こちらは両性花
の株のようです。
モッコク(ツバキ科)
ヒメヤブランはユリ科です。
ヒメヤブラン(ユリ科)
今回の植物観察会で初めて武蔵野御陵(多摩御陵)の中に入りました
が、静かでとてもよい雰囲気でした。
今日は午前中は晴れ間も出て暑くなりました。
午後からは雨もぱらつく不安定な天気でしたが、蒸し暑い日でした。
今日はお昼近くから多摩川方面などに行ってみました。
昨日のジョギング中に、多摩川の土手にネジバナが出ているのに気づき
ましたので、今日はそれを確認しに行ってみました。
多摩川の土手沿いにネジバナはだいぶ出てきていましたが、まだ出始
めたところのようで新鮮なものが多くありました。
他には、テリハノイバラやカワラサイコ、コマツナギなども咲いていまし
た。
ネジバナ(ラン科)
テリハノイバラ(バラ科)
6/9 八王子市の方でアオテンマが見られるというので、裏高尾でヨウ
ラクランを見た後、行ってみました。
オニノヤガラが見られました。
オニノヤガラ(ラン科)
オニノヤガラは、まっすぐに伸びた花茎を鬼の矢柄にたとえたものだそう
で、雑木林の林内に生える葉緑素のない腐生植物だそうです。
オニノヤガラ(ラン科)
アオテンマも見られました。
アオテンマは、オニノヤガラと同様に腐生植物ですが地上部に葉緑素を
もち、花や花茎が緑色を帯びるものだそうです。
アオテンマ(ラン科)
クリの花が咲いていました。
花序につく花はほとんどが雄花で、基部に雌花がつくそうです。
クリの花序(ブナ科)
クリの雌花(ブナ科)
ヤマボウシの花が咲いていましたが、花びらのように見える総苞片の色
がピンク色できれいでした。
ヤマボウシ(ミズキ科)
ヤエムグラのような小さなピンク色の花が咲いていました。
ハナヤエムグラというヨーロッパ原産の帰化植物のようですが、初めて
見たように思います。
ハナヤエムグラ(アカネ科)
久しぶりにカワセミを見ました。
遠くて暗かったので少しトリミングしました。
カワセミ
この後、日野市の方へ廻ってみました。
今日も晴れてよい天気でした。
今日は家事などを済ませた後、お昼近くから陣場山の方へ行ってみまし
た。
このところ病院通いや、風邪をひいたりしてあまり出かけることができな
かったのでブログネタが底をついてしまいました。
今の時季は花などは期待できないのですが、実ものなどが少しは見られ
るかと思い、行ってみました。
やはり見られたものは、マルバノホロシやボタンヅルなどの実ものしか
見られませんでした。でも、落ち葉の積もった雑木林の中をサクサクと歩く
のは気持ちのよいものでした。
帰りに人家に近いところでサルに会いました。
70匹くらいのサルの群れが移動中だったようですが、見えたのは数匹で
した。
その人家にはもう梅の花が3輪でしたが咲いていました。
サルは遠くて暗いところでしたし、梅は風に揺れていたためピンボケでし
た。
猿
梅
11/29 八王子市の竹林でアキザキヤツシロランの実が割れているの
を見た後、雑木林の方でクロヤツシロランの実が割れているのを見まし
た。
アキザキヤツシロランと同様に、クロヤツシロランの花のときから実が割
れるまでを載せたいと思います。
先ず花ですが、クロヤツシロランの花は高さ2~3㌢と小さく、色も落ち葉
と同じような色なのでとても探しにくいものです。
クロヤツシロラン(ラン科)(10.10.05)
実になるとアキザキヤツシロランと同じように何倍にも伸びてくるため、
多少探しやすくなります。
クロヤツシロラン(ラン科)(10.11.12)
クロヤツシロラン(ラン科)(10.11.29)
やっと実が割れているものを見つけました。
クロヤツシロラン(ラン科)(10.11.29)
クロヤツシロランはアキザキヤツシロランと似ていますが、花のときは
とても見つけにくいものです。実になると、どちらも高く伸びてくるため探し
やすくはなります。
それにしても、今年は両方とも花から実が割れるまでが見られ、よかった
と思います。