今日は一日雨が降ったりやんだりの鬱陶しい天気でした。
今日は天気が悪かったので珍しく自宅で読書などをしていました。
いつもは外を出歩いているのですが、読書などは何年ぶりでしょうか。
何事もやり始めると中途半端にはできない性格のようで、最後まで一気
に読まないと気が済みません。
明日の朝は全米オープンがありますので、寝る時間がとれるでしょうか。
*今日の歩数(900歩)
6/8 八王子市の方にオニノヤガラを見に行ってみました。
八王子市の方では毎年オニノヤガラやアオテンマなどが見られるので、
行ってみました。
オニノヤガラは昨年とは違う場所に見られましたが、アオテンマは見られ
ませんでした。
オニノヤガラは、雑木林の林内に生える葉緑素のない腐生植物ですが、
ナラタケの菌糸と共生し、ジャガイモのような肥厚した塊茎をつくるそうで
す。
オニノヤガラ(ラン科)
ヤマボウシの花がまだ咲いていましたが、ピンク色をしていましたので
園芸種かもしれません。
ヤマボウシ(ミズキ科)
こちらはゴンズイだと思いますが、まだ小さな目立たない実です。
ゴンズイ(ミツバウツギ科)
ゴンズイの実は、8月頃にはもう少し大きくなり赤くなります。
ゴンズイ(10.08.14昭和記念公園)
秋になると裂開して黒い種子が顔を出します。
ゴンズイ(10.11.12八王子市)
アオゲラの巣があり、だいぶ大きくなったヒナの頭が見えました。
アオゲラの巣
今回の八王子市の方では、何とかオニノヤガラは見られましたが、アオ
テンマは見られず残念でした。
今日は朝から小雨模様の寒い一日でした。
そんな中、植物観察会があり神代植物公園に行き、ショクダイオオコンニ
ャクの花を見てきました。
テレビで神代植物公園では初めてのショクダイオオコンニャクの花が咲
いたと放映されたそうですので、そのせいか大勢の人が見に来ていまし
た。寒い中1時間くらいの待ち時間がありましたが、みなさんとても興味を
持って見ていました。
(今回開花した個体は附属体の一部が欠損していました)
ショクダイオオコンニャク(サトイモ科)
11/25 八王子市周辺でアキザキヤツシロランとクロヤツシロランの実
の様子を見に行ってみました。
アキザキヤツシロランもクロヤツシロランも、竹林や雑木林などに生える
葉緑素をもたない腐生植物です。
両方とも花の時季は背丈が小さく、特にクロヤツシロランは2~3㌢しか
ないためなかなか探すことはできません。
しかし、今の時季、実になってくると、にょきにょきと背丈が伸びるので
探しやすくなります。
まず、アキザキヤツシロランですが、30~50㌢くらいに背丈が伸びてい
て驚かされます。
アキザキヤツシロラン(ラン科)
まだ実が割れていないものも見られました。
クロヤツシロランによく似ています。
アキザキヤツシロラン(ラン科)
参考までにアキザキヤツシロランの花です。
アキザキヤツシロラン(11.09.27八王子市)
こちらはクロヤツシロランの実です。
クロヤツシロラン(ラン科)
こちらもまだ割れていない実がありました。
クロヤツシロラン(ラン科)
こちらの実は割れて中には、細かい白い糸のような種子?が詰まって
いました。
クロヤツシロラン(ラン科)
参考までにクロヤツシロランの花です。
クロヤツシロラン(10.10.05八王子市)
アキザキヤツシロランとクロヤツシロランの実の違いは、茎の高さがアキ
ザキヤツシロランの方が高いのと、色がアキザキヤツシロランの方は少し
緑色ががっているように思います。いずれにしてもよく似ています。
イロハモミジでしょうか紅葉がきれいでした。
イロハモミジ(カエデ科)
ゴンズイの実が見られました。
ゴンズイ(ミツバウツギ科)
こちらはアメリカイヌホオズキではないかと思います。
アメリカイヌホオズキ(ナス科)
今回はアキザキヤツシロランとクロヤツシロランの実が見られましたが、
今年はクロヤツシロランの花を見ることができませんでした。来年は見たい
と思います。