Dairy Japan 北海道支局

デーリィ・ジャパン北海道支局です。編集作業の状況、取材の様子や裏話、そして各地の農場の庭先の出来事などをお伝えします。

いきなり4頭が乳房炎、原因はレギュレーターの寿命でした

2006-06-28 08:30:21 | Weblog
 「この前、大変なことがあったんです」と言う十勝管内のKさん。いきなり4頭の牛が水様乳汁の重篤な大腸菌性乳房炎になり、廃用対象になってしまったとのこと。

 その原因は――なんとミルカーの調圧機の寿命からきた異常だったそうです。
 「最近、ミルカーがズリ落ちるので、真空圧をちょっと高めていたんです。そうしたらズリ落ちなくなったし、搾乳時間は短縮されたし、調子いいなーと思っていたら、いきなりの乳房炎でした」とKさん。そこで急きょミルカーを点検してもらったら、調圧機が完全にダメになっていたそうです。

 Kさんはもちろん調圧機も含めてきちんと定期点検はしていたのですが、「こういうこともあるんですね」と言ってました。
 また、ミルカーを点検してくれた人に、「ちょっとではなく、かなり高い真空圧でしたよ」と言われたそうです。

 「そんな不本意な生産調整をしちゃいました」と残念そうなKさんでした。

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