Dairy Japan 北海道支局

デーリィ・ジャパン北海道支局です。編集作業の状況、取材の様子や裏話、そして各地の農場の庭先の出来事などをお伝えします。

メタンガスを販売して一歩進んだ資源循環

2007-10-11 05:33:50 | Weblog
バイオガスを発生させて、それを電力に変えている牧場は少なくないですが、ガスそのものを販売している牧場はここだけではないでしょうか。
千歳市の細澤牧場は今年から、ハンバーグレストラン・びっくりドンキーでお馴染みの㈱アレフと提携して、牧場で産出したメタンガスを試験販売しています。

糞尿に㈱アレフで出る野菜クズなどを混ぜてバイオガスを発生させ、それを純粋メタンガスに精製して同社に販売し、同社はそれをハンバーグ工場の調理用熱源として使うという、一歩進んだ資源循環です。

細澤牧場では1日に約600立米のメタンガスが産出され、そのうち99立米を販売用としてボンベに詰めます。残りは自家用の熱燃料にしていますが、それでも余るので、今、あっと驚くことを企画中です。

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2 コメント

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Unknown (namazu)
2007-10-25 06:40:27
そうなんです
 国は資源の循環と言うなら
 最後の最後まで面倒みるべきです・・・
 規模拡大だけのかけ声だけで・・・
 後は知らん・・・
 知らないと言うより バカだ・・・

 スラリーは 堆肥で無いそうです・・
 
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コメントありがとうございます (北海道支局)
2007-10-30 09:27:53
「利用の時代」を作らなければならないですね。
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