先日、E酪農研究会の定例学習会に参加させてもらいました。今回のテーマは「アメリカの種雄牛情報およびオーストラリアのホルスタインショウ」で、講師は荒木敏彦氏(ジェネティクス北海道)です。
荒木氏は、「アメリカ乳牛の遺伝改良は以前とは明確に違ってきている。なかでも注目すべきは、いかに牛を長持ちさせられるか、ということを求めている点である」と述べました。
そして同氏が先般、審査員を務めた全オー . . . 本文を読む
根室管内のKさんは凄腕の酪農経営者。若い頃、四輪のタイムトライアル・レースの全道チャンピォンになった経験の持ち主で、レースをしながらいくつもの人生哲学を学んだと言います。
「言っていることと、行動していることが一致している人はレースも早い。ところが、理屈ばかり知っていて、行動が伴っていない人は、何回レースをやっても勝てない」
「相手を上回るには、相手と何か違うことをやらなければならない。 . . . 本文を読む
根室管内中標津町のN牧場にうかがったら、“コワーッコワーッ”という鳴き声。そちらを見ると、そこには国の天然記念物のタンチョウが2羽いました。タンチョウと言えば釧路管内鶴居村が有名ですが、最近は生息数が増え(1000羽を越えたそうです)、生息域が広がっているそうです。そのことは聞いていましたが、根室管内中標津でもこのように身近に見られるとは知らなかったので、思わず写真を撮りました。
「うちはコ . . . 本文を読む
Dairy Japan主催の『第1回 マーケティングセミナー/“買ってもらえる”牛乳マーケティングを考える』を先週、皆さまのご協力のもと、盛大に開催することができました。ありがとうございました。
そのなかで講師のお1人・上田隆穂先生(学習院大学・経済学部・教授)が、次のような話を紹介してくれました。「牛乳を一番飲んでいるのは誰か? 60年前の外国の調査だが、そのときは戦場の兵士だった。なぜか . . . 本文を読む
(社)北海道酪農検定検査協会と乳用牛群検定全国協議会の主催による『17年度 検定員中央研修会』が行われ、お馴染みの伊藤紘一氏(ウィリアムマイナー農業研究所、http://www.whminer-jp.com)が『北海道酪農の過去を検証し未来を展望する』というテーマで講演しました。
伊藤氏は講演のなかで、国際競争力の巻き返しを図るために、酪農を強化する考え方として以下をあげました。
○多様性を . . . 本文を読む