Dairy Japan 北海道支局

デーリィ・ジャパン北海道支局です。編集作業の状況、取材の様子や裏話、そして各地の農場の庭先の出来事などをお伝えします。

コーンサイレージはどれだけ給与量を増やせば生産コストが下がるのか?

2007-09-20 09:35:16 | Weblog
飼料費のコスト上昇の対策として、コーンサイレージを増やすという方法が考えられています。
十勝管内のある町ではコーンの作付けが1500haから1700haに、根室管内のある町では150haから500haに増えたと聞きました。

ではコーンサイレージを増やすと本当に生産コストが下がるのでしょうか? 下がるとすれば、どのくらいの給与量が分岐点なのでしょうか?
それは生産費や単収によって違ってくるし、収穫時期のデンプンの仕上がり具合によっても違ってきます。
そこで十勝管内の農業改良普及センターは、今その調査を行っているそうです。

ある普及員さんは3軒の農場で、コーンサイレージの給与量が今まで15kg(原物)だったものを、20kg、25kgにしたときに、生産性、繁殖性、疾病、経済性などがどうなるか調査していました。
調査結果が待たれますね。

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