Yさんの閑日好日雑記

徒然に、気まぐれに何かが見つかれば

昭和の日・昭和の香り(1)

2015年04月29日 | 日記
4月29日
「昭和の日」なので昭和の香りを2日続けて。まずは鉄道から。
懐かしい光景と云っても、私がそう感じるだけで鉄道ファン以外の人
なら、何も感じない普通の光景であろう。
ホームに止まっている電車は国鉄時代の183系の旧特急仕様の車両
である。

国鉄時代は、中央本線では特急「あずさ」、「あさま」号などに使用された。
現在は、格下げ車両になり臨時の特急になったりするが、主はリゾート
快速、団体臨時列車などで余生を送っている車両である。

その辺は、私も止む負えない事と思っている。
ただこの車両のように登場時のカラーリングをしている車両は好感が
持てる。しかし昭和に生まれた特急車両に勝手なカラーリングをして
走っている車両が多い。あれは何とかしてもらいたい。

そんな中で1958年(昭和33年)に登場した特急「こだま」号のクリーム色
4号地に対して、窓部分に赤色2号を巻いたデザインは、その後に続く特急形
電車と気動車に採用される国鉄特急色の始まりであった。

新幹線も昭和時代に誕生した鉄道であるが、何となく在来線の「こだま」色
の車両を観るとああ昭和の香りが残っているなと感じてしまう。