季節の風音

季節の移ろいや日々の風を写真とともに綴ります。

トマト栽培は奥が深い

2020-07-03 17:08:32 | 庭作業・畑作業(備忘録)
今年は初めてトマトを真剣に育てている。

苗は菜園地主の農家さんから余ったのを頂いた。
30本ほどあったが植えたのは20本位かな。
昨年は苗1本だけだったから筆で受粉をした。実になったのは
4・5コだったと記憶している。
今年は本数が多いので農家さんが使用されているトマ〇ーンで受粉させている。

トマ〇ーンの掛け方が下手で実になるのが一枝に数個、一枝に4コ程度に摘果しましょうというけれど、
kutakutaのは2・3コしか付いていないから摘果は全くしていない。

実がなっている枝を下から1段目、2段目・・・という。
2段目までは何とか受粉して実になっているがその上からは失敗が多くて花は咲いても枯れ落ちてしまう。
なぜ?理由はさっぱり(?_?)
地主さんのビニールハウスの中を覗くと大きな玉になったトマトが綺麗に下の段からならんでいる。
さすが!と感心している場合じゃない。
そもそも同じ苗から育てているのにkutakutaのと比べると花の大きさが全然違う。kutakutaの2倍はある。
この花では大きな実になるよね、と納得する。

kutakutaのトマトも収穫が始まった。
味は?農家さんとは雲泥の差。
苗は同じでも肥料や環境、育て方によって味がこんなにも違うのか・・・
ま、農家さんはビニールハウス栽培、kutakutaは露地栽培、この違いが大きいのは分かる。
自然相手だから水加減だって自然任せ。
農家さんを真似てkutakutaも高価?な有機肥料を撒いたのですがね。

でも味の違い、生産性で分かった事も多い。
味の違いは選ぶ品種が大事。それと肥料。環境。

味のいいトマトを栽培するすべが分かっても費用対効果を考えたら採算度外視で栽培する訳にはいかない。
肥料だって美味しくなる要素の含まれた高い肥料を使っても採算の取れる値段で売れなければ意味がない。
で結局の所は市場に出すので見た目綺麗で味はほどほどでという事になるのかな。

菜園地主の農家さんは自宅で販売、量も多くないので販売前には列が出来、10分で完売だそうです。
そりゃそうでしょう、美味しいんですもの。
でもね、費用対効果を考えたらなんだか趣味のトマト作りみたいですよ。
何しろ人の良い農家さんなのです。

今年はトマト栽培に関しては大変勉強になった年です。 
kutakutaは遊びの菜園作りですが新しい事を知るという事はとても楽しい事。
トマトだけではなく、もしかしたら他のお野菜に関しても同じ事が言えるのかも知れない。


7/3の歩数=9552歩
コメント
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