いよいよ七月に入りましたね。先月は梅雨の蒸し暑い時期に濁り酒シリーズなんてしてしまいましたが今月からはただの日本酒に戻していきたいと思っております。…ていうか、ただの日本酒だって真夏に飲みたいもんじゃないですが、まあお付き合いください。では今月はまずこれからにしたいと思います。
愛媛県松山市にある水口酒造の仁喜多津。
このカップ酒にはこんな唄がかかれていました。
「熟田津に 船乗りせむと 月待てば 潮もかなひぬ 今は漕ぎ出でな」
これは額田王の唄のようですが、意味は「熟田津(にきたつ)で、船を出そうと月を待っていると、いよいよ潮の流れも良くなってきた。さあ、いまこそ船出するのです」ということになるようです。
なんか唄だけ聴いているとなんかとても風流にみえますが、実際にはこの唄を読んだ時は戦場に赴くための決意表明だったようです。熟田津とはどうも道後温泉をさす言葉のようですが、今のように温泉を楽しんでのんびり…なんか気持ちではなかったのでしょう。
現在、もうそんな思いをすることはありませんし道後といえばのんびりまったり…ということになる訳ですからなんともいい時代になったものですね。
愛媛県松山市にある水口酒造の仁喜多津。
このカップ酒にはこんな唄がかかれていました。
「熟田津に 船乗りせむと 月待てば 潮もかなひぬ 今は漕ぎ出でな」
これは額田王の唄のようですが、意味は「熟田津(にきたつ)で、船を出そうと月を待っていると、いよいよ潮の流れも良くなってきた。さあ、いまこそ船出するのです」ということになるようです。
なんか唄だけ聴いているとなんかとても風流にみえますが、実際にはこの唄を読んだ時は戦場に赴くための決意表明だったようです。熟田津とはどうも道後温泉をさす言葉のようですが、今のように温泉を楽しんでのんびり…なんか気持ちではなかったのでしょう。
現在、もうそんな思いをすることはありませんし道後といえばのんびりまったり…ということになる訳ですからなんともいい時代になったものですね。