みんなの畑だより

柴田農園より、日々ののんびり畑便り。無農薬無化学肥料で育つ元気な野菜と畑、暮らしの記録。

~トマトの畑~

2023-01-14 22:02:19 | ソーラーパネル関連

よく晴れた、風の冷たい日曜日の朝。(写真は去年の12月18日)

ここは「トマトの畑」と呼んでいる畑です。今小さな玉ねぎが成育中。冬休み、みんなで除草に入りました。

 

この畑の北側は、しばらく前からソーラーパネルになっています。以前はうちで借りて耕作していた畑で、作物が良くできるいい畑でいしたが、今はソーラーです。

 

そして、この畑の南側もソーラーパネル。しかもこのソーラーは背が高い、、冬場は日中うちの畑が3分の1くらい日陰になるので、ちょっとイラッとしているソーラーパネル。

 

そしてこの畑の西側は、森だったのですが去年だったか一昨年だったか伐採され、

筑波山(左)と峰寺山が見えるようになり、見晴らしがよくなっちゃったな~と思っていたら、やはりここもソーラー予定地。。

そして東側は今耕作放棄地になっていますが、今後ソーラーになる予定とのこと。

 

 

ちなみにこの畑につながる道すぐのところにも2か所

 

というようにソーラーパネルに囲まれるトマトの畑、昨年11月地主さんよりソーラーにするので返却してほしい、と言われたことをきっかけに、ならば、私たちが購入したい!、ということで動いています。

そしてその購入資金を、地域内クラウドファンディング、ということで、全く知らないと遠方の不特定多数の方、というよりは、地域内であったり、私たちの知り合いであったりなど、ご縁のある方々から少しずつでもご協力いただけないかと呼びかけています。

お金の問題、ということばかりでなく、このことを通していろんな方にこのソーラーパネルの問題を知っていもらい、一緒に考えてもらいたいという思いもあり呼びかけ始めたのですが、この1か月の間で、たくさんの方にご協力いただき、励ましをいただきました。ソーラーパネルの話もたくさんしてきました。本当にありがとうごいます。

ソーラーパネルが必ずしも悪いと思っているわけではないのですが、多くの方が、ソーラーパネルについて疑問や不安を抱えていることがわかりました。でも私たちも含め、どうしたらいいのかわからない、、

耕作放棄されている畑や価値の低い山林はソーラーにしてしまえばいいのだろうか。使い道のない土地を持っているだけでも負担な地主さんの気持ちは、事情は。北斜面の森を切って作るパネルって。自宅の目の前にパネルができたらがっかりだろうな。フクロウや猛禽類のいる森だったのにな、など、など。

それでも、少しづつ声に出して話してみると、気づくことがあります。自分たちだけでは無理でも、集まって話しているといい考えが浮かんできたりします。助けてくれる人がたくさんいることがわかり、ありがたい気持ちでいっぱいになります。

自分たちのできることは小さく限られてるけれど、それでもそれを一歩一歩進んでいくしかないんだな、いや一歩一歩進んでいけばいいんだなぁ、と改めて感じている新年です。

今年もどうぞよろしくお願い致します。

 

 

 

 


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