みんなの畑だより

柴田農園より、日々ののんびり畑便り。無農薬無化学肥料で育つ元気な野菜と畑、暮らしの記録。

2011-02-24 06:04:20 | 畑の様子

立春を越えてから寒さが緩み、雪も雨も降ったし、そしてまた穏やかな晴れ♪

1月に播いた麦が1ヶ月かけてやっと発芽してきました。今年新たに借り始めた畑に播いた緑肥用の麦です。一斉に出てきた芽を見てほっと一安心しながら、昨日は前回播かずにいた残り半分にも麦をばら撒きました。麦の入った桶を首から下げて、背中にはる君、2反ほどばら撒きながら歩いただけだけれど体はホカホカ。ああ、寒くもなく暑くもなく、なんていい気候だろう♪♪とうきうきしてしまう春がやってきています。

白菜もつぼみをつけ始めました。柔らかで甘みがあって美味しいつぼみ菜です。

午後は、玉ねぎの除草。寒さよけの不織布をめくると、場所によってはけっこう草が・・・・まだ小さな小さな(特に今年は小さめか!)玉ねぎですが、しっかりと春を感じて緑増し、急成長しようと動き始めています。草もまた同じく、、、

冬の間葉物に覆いかけてあった不織布もちらほら片付け始め、畑はまたすっきり土と緑がきれいに見えるようになってきました。春ですねぇ。


発芽

2011-02-11 17:35:26 | 畑の様子

立春に温床を仕込んで種を播いてからというもの、毎朝近くの畑にある育苗ハウスまで出掛けていき、温床のビニルをはぐなどの温度管理をするのが日課となっています。

今日は朝から雪が舞い降る祭日でしたので、子供達と犬を引き連れてお散歩がてら出掛けました。

とても寒い1日でした。でも苗を見に行くのはいつも楽しみ。いろいろと発芽してきました。キャベツにブロッコリ、レタス類も出始め、部分的にネギも。踏み込み温床の温度にむらがあるようですが、ま、だいじょうぶでしょう。いつも通り!


皮から餃子作り、灰汁からコンニャク作り

2011-02-09 22:14:39 | 加工

朝から雨やら雪やら降っていたりすると、ますます農閑期モードに入り、「よし、今日は餃子にしよう」とか、明日は人が来るから何作ろうか、五目豆は?ならコンニャクがあるといいよね、などと言って始まるコンニャク作り。

コンニャクは、茹でたこんにゃく芋が冷凍してあったし、豆殻を燃してとった灰汁がビンにあるので簡単です。大きく失敗せずに作れるようになりました!そしてなかなか美味しい!!(と私は思う)煮物にするとよく味がしみるし、刺身で食べるとマグロに似た雰囲気!?まずいマグロよりうまいな、と夫からも高い評価を受けています☆

そして餃子。皮は言いだしっぺの夫担当。今回初めてパスタマシーン利用。良く出来ていましたよ。でも、技術があれば手で伸す中国式のほうが早いな、とのことでした。技術はないのでパスタマシーン万歳。

夕ご飯は焼き餃子と水餃子。そして白菜のスープ。餃子の具の白菜の、塩をして絞って出てきた汁を加えて作るスープです。以前中国の友人に教わったものなんですが、白菜のいいだしが出て、やさしい味。おいしかった~♪  しかし、本当に、あっという間になくなってしまったのでした・・・


たくあん漬け

2011-02-09 01:41:11 | 加工

年末に漬け込んだたくあんが食べ頃になってきました。

写真は昨日の夕食時のものなのですが、、、先に食卓に運ばれてきたたくあんは、お行儀の悪い子供達に(私にも・・)つまみ食いされすでに半量ほどに減ってしまっています。前のほうの歯8本しかない1歳半のはる君もぽりぽり好んでよく食べるたくあんです。

ちなみに昨日のおかずは、☆ジャガイモとほうれん草のグラタン風(野菜の甘みが際立ってとってもおいしかったです。ハナが半分くらい食べた・・)  ☆根菜の煮物(この1週間野菜セットに入れてお届けした鈴木農園のレンコン入り、柔らかくて甘みがあって美味♪)  ☆レンコンの・・・なんと言うのか、レンコンととっくり芋を摩り下ろして塩と混ぜてフライパンで焼いたものらしいのですが、やさしい甘みがあってしみじみおいしいものでしたよ。とうちゃん、いつもありがとう☆

さて、たくあんの話なのですが、1年位前にベテラン農家さんのたくあんの漬け方を見せてもらう機会があり、そのとき大根の干葉もたるの最後にどっさり詰め入れてから重石をのせていたのを見たので、私も今回はそうしてみました。大根の干葉は薬効が高い上に、煮て食べたりしても味わい深くなかなかおいしいのです。

そんな訳で、今回はどうかな、と楽しみにふたを開けた1月末、食べ初めの頃。あれれ、いつもより塩薄いかな?同じ濃度なのに、、イマイチ、、失敗か、干葉を入れた分薄味になっちゃったのかな・・と心配していたのですが、この頃になってようやく落ち着いてきて、なんとなく気持ち干葉のうまみも効いているような、そして色はいつもよりやさしい黄色が美しい♪と、切るときに一人、いつも思って満足しています。

たくあんは年中ある保存食と思うほど世間には季節を問わず出回っていそうですが、昔ながらの添加物など用いない漬け方では、ご飯と食べるとおいしい!、と思われる今回の4%の塩分が甘塩で、少しずつ味は変化していき、この寒い時期の1ヶ月ほどが食べ頃です。野菜セットにも1~2度入れてお届けいたしますのでお味見ください。細かに刻んでチャーハンやお好み焼きに加えたりするのもおいしいですよ。


立春

2011-02-04 20:31:04 | 畑の様子

2月に入ってちょっと寒さが緩んだようで、本当にうれしいです。この間の風邪をこじらせて、またまた気管支炎になっていたとうちゃんも、けっこう元気になってきました。

立春です。いい響き。今年もついに始まるね!とわくわく始まった、踏み込み温床。12月から集めてあった落ち葉を使って踏み込んで、その勢いで種もたくさん播きました。主にネギと、キャベツにブロッコリ、レタスやサニーレタスなどの春野菜。

キャベツ類やレタス類は5月ごろにはできてきますが、ネギは秋から、品種によっては来年4、5月くらいまで収穫が続きます。去年はずいぶん気になる失敗の多かった年でしたから、今年こそは!と始まった種まきです。さて、どんな1年になるのでしょうか。どんな野菜たちが出来てくれるのかな?穏やかな良い気候の年でありますように。また私達に、成長のある年でありますように!


切り干し大根

2011-02-03 01:22:11 | その他

晴れて乾燥が続いている冬は、だいたいいつも切干が干されている家の前。

今日もまた干し始めました。小さく終わってしまった大根、曲がったもの、大きすぎるものなどなど、畑のはね大根が一気に片付いて気持ちがいいです。細く切るのには、切干用の大きなスライサーを使用。30キロほどの大根が、干し場となる網戸を洗うところから始まって写真の状態になるまで1時間かからずに終わります。素晴らしい!

ただし、干し上がると1キロ強の切り干し大根に変身。大根って相当水だな、、と毎年思う季節です。