さくらのつぶやき～抵抗力

こんちはニャ。ワシ、さくらニャよ。
さっぶいニャぁ～。昨日は大寒やったんやって？コヨミと実際が符号するもんかどうかはともかく、実際サムかったよ。ワシ、うめとひっついて寝てたもんニャ。
原則ワシの家はエアコンは入れんつもりやったンやけど、あまりにも寒い日が続くから、ゆるーく18度で暖房が入ってる。あまり寒いと節電も崩壊よ。
寒いからかどうか知らんけど、ノロウイルスちゅうモンが流行ってるらしいニャ。コレ、以前兄ちゃんがなったんでワシも良ぉ知ってる。程度の良し悪しもアルけど、兄ちゃんはヒドい部類やったんとちゃうやろか。あの巨体が数日間ちゅう見る見る間に、シボむようにやせていったんやから。
皆要注意。とはいっても、今やパン買っても外食してもかかるねんもんニャぁ。注意のしようがないかぁ。最後は自分の抵抗力らしいデ。抵抗力、頑張れ。

さくらのつぶやき～始まりの話

こんちはニャ。ワシ、さくらニャよ。
昨日、今日と寒いのにセンター試験や。受験生やらご家族はご苦労さんやったニャ。何せ当日遅れたらアカン。体調も整えんとアカン。風邪なんかもっての他。ウチのかあちゃんは兄ちゃんの中学入学試験前、塾の先生からくれぐれも付きで言われたそうな。冬に入る前から試験まで（中学の入学試験はコレよりもうちっと後やけど）、風邪をひかせてはアカン、そうなったら親の責任やって。
さて、今はすっかり定着してるセンター試験やけど、何事にも始まりはある。殊に日本は大学制度が出来たのとセンター試験が出来たのとはかなり時代に開きがあるから、最初はそらぁ混乱したンやそうな。
というのも、センター試験の前に出来た共通一時試験開始の時は、そりゃぁ混乱したそうな。・・・なんでそんなことが判るンやって？ウチのかあちゃんが共通一時試験の開始の世代やからヨ。
混乱の前触れは前年の大学入試から始まっとった。共通一時なんてワケのわからん試験にはひっかかりとぉ無いから、前年度の受験生は浪人せんように、自分の志望を落としてでも試験に臨んだ。そして翌年の共通一時元年の世代も、本来国公専願クラスの生徒も有名私立大を受けた。お陰でその年すべての大学の見通しっちゅうのかニャ。ソレが立たなんだ。その年に初めてくれろと受験生が願ったワケでもないのに、大人は混乱を強いたワケよ。それでその後の大学が良ぉなったんかなぁ。
かあちゃんがこの制度でどれだけ迷惑をこうむったかは、わからん。何せかあちゃんはお金が無ぉて有名私大なんて合格しても入学金が調達できたかどうかがわからんかったらしいから。最終的にお金が大事って話。・・・なんかニャ？

さくらのつぶやき～物騒

こんちはニャ。ワシ、さくらニャよ。
今日もエエ天気やニャぁ。・・・え？そうでないトコもあるって？スマンスマン。ワシらずっと家の中やから、若干ソトの物事はわかりづらいねんニャ。
そのかわり、テレビはよぉ見てるニャよ。ドラマもみるけど最近は結構ニュースもちゃんと見てるねんで。なんでやと思う？ソレはやっぱりソトが物騒やからヨ。
だって、強姦犯は逃げ出す、女の子は居なくなる、給食食べて千人以上がアタる、って。こんな事いっぺんに起こられたら、世の中どないなっとるンかいなとワシは思う。ワシに出来る事はガスは消えとるかいな（我家は出かける予定がある時はなるべくその前にガスは使わんコトにしてる）、窓はしまっとるかいな（ワシらがおるから我家は基本窓は５センチしか開かん）、鍵はちゃんとかかっとるかいな（我家はダブルロック、かあちゃんはそれを何回も確かめる）なんて心配する位。ソレも我家では杞憂に近いから、せめて世の中を心配する。
ま、ノロウイルスの集団感染や犯人が逃げ出すちゅうンは個人単位ではどないもならんけど、行方不明みたいのとかは色々用心するとかで防げるハズ。自分の身は自分で守らんとアカンねんニャ、最近日本は。女の子のお父さんお母さん、しつけはちゃんとせなアカンで。そこらへんをちゃんと「大人」にしてやるのが親の責任やねんから。子供のまま夜の盛り場へほっぽりだしたらアカンねんで。

たぶんねこ

作者：畠中恵　　　

評価：☆☆★★★

しゃばけシリーズ最新刊、「たぶんねこ」である。もっとも刊行されてから半年ほどたっているのは、私がこの本を今は図書館から借りて読んでいるからだ。新しい展開がでてくれば知りたいとは思うが、新書版の新刊を買いたいと思うほどには読む事を欲していない。その程度の出来だと思ってもらっていいと思う。
以前のシリーズでも少し疑問に思う事やら、矛盾があったのだが、今回一番妙だったのが「みどりのたま」の章である。
「彼」は以前はミイラの腕で殴られたくらいでノビてしまい、今回は記憶まで吹っ飛んでしまった。あり得ないと私は思うのだが。どだいとって付けたような、いや、絶対とって付けたに違いない序に始まり、お定まりの終にて結ぶ。江戸情緒は感じられるが、このシリーズは情緒だけでな成り立たない。やはり若旦那の名推理がもっとほしい所だ。
もっとも、表題にもなった「たぶんねこ」は若旦那の意地や優しさを感じてとても良かった。せめてこのレベルの作品を書き続けていってほしいと思う。そして、最近出番がとんと無くなった日限の親分はどうなったのか、知りたいとも思う。

さくらのつぶやき～福家警部補の挨拶

こんちはニャ。ワシ、さくらニャよ。
今期のドラマは医者物と刑事物がゴロゴロしとる。その刑事物の中で少しだけ毛色が変わってるとワシが思うのが福家警部補の挨拶。金麦のCMでおなじみの壇れいさんが初主役やねんと。
犯人が最初からバレてる推理物を倒叙（とうじょ）物っていうニャ。古くからある推理物の表現手法の一つやねんけど、テレビでは「刑事コロンボ」ちゅう大名作があるから、テレビで倒叙物をすると決まってコロンボのパクりって言われる。手法としては古いから、今のミステリー界ではあんまり作品を見かけんけど、そやから福家なんちゃら（スマン、題名が長いから省略するニャよ）も断じてコロンボのパクりでもなんでもない。
お楽しみの第一回目は今や犯人かワルしかやらしてもらえん反町隆史。ま、主演作がどれもアタらんねんからしかたないワ。上司の石松警部役の吾郎ちゃんも悪くないし、コロンボのパクりと言われるか、ひょっとしてソレも言ってもらえんかどうかはすべて福家警部補がどれだけ名推理してくれるかどうかにかかっとるニャ。
ただ、福家警部補がパチパチとってる写真はなんでポラロイドなんやろ？福家サンってアナログ派？それともデジカメを使うんは野呂盆六とカブるからかいニャ？

さくらのつぶやき～レンタル

こんちはニャ。ワシ、さくらニャよ。
レンタルビデオにレンタルルーム、色々レンタルできる物はあるけど、コレのレンタルもあるのんか、ちゅうンが「装飾品」。
こないだネットで見つけたンよ。ネックレスのレンタルちゅうから、え？と思ってみてみたら、若いヒトにはなかなか便利な代物とちゃうのかなと思ぉたもんで。結婚式とかのドレスを着た時用のキラキラとしたネックレスとイヤリングのセットをレンタルとか、結婚式やら葬式用のパールのネックレスのレンタルとか。本物のパールは手入れをせなアカンし、もちろん値段もかさむからもしかしたらこうゆうレンタルで済ませるのもテとちゃうンかニャぁ。買ったとて、実際はそぉたびたび使う物でもないから。それに、いくら頑張って買ったネックレスでも、絶対ウエが居てるのよ、くやしいけど。一目みただけで「高い！」と値踏みせざるを得ん品物をしてる人が。
結婚式にコットンパールのネックレスを買うっちゅう人をネットのサイトで結構見かけるネンけど、ソレ、やめたほうがエエ。パールと名前がついてるしお安いけど、コットンパールを見たコトある人間にはイッパツでバレるから。ウチはかあちゃんが手芸店で材料買ってきて自作したからワシもモノは見た。そやからもういちど繰り返すケド、コットンパールで結婚式とか正式な場所行くのはやめとき。恥かくから。それやったらレンタルのパールにしとき。そのほうがまだマシやから。

さくらのつぶやき～再放送

こんちはニャ。ワシ、さくらニャよ。
うちのかあちゃんはアニメが大好きニャよ。アニメちゅう言葉が出来る前のマンガゆうて呼ばれてた頃からいままでずっと大好きなんやて。なんでも国産テレビアニメ第一号の鉄腕アトムをオンタイムでみた一番最年少の世代やって言うてたから。
そんなもんやから、最近アニメが深夜帯に移ってからも連ドラモードで録画して見てる。まぁ、今のアニメはワンクールのが多いから、多くても１３回。ヒドいのは１０回なんてのもあるから、話が面白くなる前に終わってる気がするニャ。込み入った内容のアニメは説明だけで終わりそうやし。
そんなアニメの中でただいまかあちゃんが一番注目してるンが「トムとジェリー」。朝のＵ局、つまりは再放送枠やからどこの地方でもやってるとは限らんけど、月～金のぶち抜きで見れるワケよ。「トムとジェリー」は昔はＭＧＭちゅう映画会社が製作したアニメで、アカデミー短編映画賞を何回もとった名作アニメ。エンドロールの声優さんが昔の人から今の声優入り乱れて並んでるトコみると、色んな時代のトムジェリが入り混じってるみたいやけど、ハンナ・バーベラ製作の初期作品も含まれてるから、コレは永久保存モンやニャ。
あ、そうそう、ネズミのジェリーは映画でジーン・ケリーとダンス競演したれっきとした映画スターなんやで、ちなみにやけど。

さくらのつぶやき～図書館

こんちはニャ。ワシ、さくらニャよ。
今日はかあちゃんが図書館へ行った。もちろん本を借りに行ってんけど、もう何ヶ月ぶりかニャぁ。実は予約してた本をとりにいくんよ。
いやぁ、待ったなぁ、さすが人気本や。予約したんが7月とか8月とかやから、長かったでぇ。本の出版が7月22日。その本が図書館に入庫してからすぐにネット予約。まさか年越すとはかあちゃんも思ぉて無かったらしいけど。半年近く？こんなに待ったンやからじっくり読まんともったいないニャ。
今はかあちゃん、本の宝庫でニャぁ。まず今現在は電子書籍版の「のぼうの城」を読み返し中（こないだテレビで映画をやってたからニャ。読み返したぁなったワケよ）。そいでもって「螺鈿迷宮」がもうすぐ届く（楽オクで安く落としたンよ）。シリーズが終わってから読む予定。それまでは、兄ちゃんの部屋で見つけた有川浩さんの未読の本を見つけたから、それを読むらしい。
ま、とりあえず本は智の宝庫。書に親しむのは善き事かな。

さくらのつぶやき～お正月

こんちはニャ。ワシ、さくらニャよ。
えべっさんも終わって、明日は成人式。当然松の内は終わっとる。
ただし、かあちゃん曰く昔はもうちょっと正月気分が長かったらしいニャ。テレビもがっつり７日くらいは、振袖紋付ハカマが舞い踊る正月丸出しの番組ばっかしやったらしい。毎度おなじみのレコ大紅白かくし芸、その他落語漫才とかの演芸番組が朝っぱらからあるのが毎度のお正月風景だったらしい。ま、今とはちがってスーパーもがっつり１週間は閉まってるし、風呂の無かったかあちゃん家はお風呂屋さんの営業にあわせて（銭湯も元旦とかは閉まってた）風呂に入らなアカンかったし。
今、正月を感じるモノは正直あんまり無いンよね。テレビも視聴率優先でおおむねあんまり風情がない。ココは日本やっちゅうのに時代劇も無い。ウチはかろうじでおせち（ただし注文で取り寄せた市販品）とお雑煮だけはあったけど。
なんかメリハリなくなるよな～。飼い猫のワシらが口出し出来る話ではないけどね。ん？しめ縄？ウチは毎年かざれへん。もっとも喪中やから今年ダケはぜったい飾ったらアカンねんけどニャ。

さくらのつぶやき～楽しみ

こんちはニャ。ワシ、さくらニャよ。
今日はすっごい寒いニャぁ。こないサムい日はやっぱり家でぬくぬくしてるのが一番。したがってワシらはずっと猫ベッドのお守りやし、かあちゃんはテレビのお守り。ま、かあちゃん曰くえべっさんの頃はいっつも寒いそうやから仕方ないかニャ。
そういえば、えべっさんの福男は今は毎年、全国的なニュースにも取り上げられるみたいやニャ。かあちゃん曰く、昔は福男ちゅうのはごくごく関西近辺でのニュースやったそうな。ソレが全国区のニュースに格上げされたんは、コレひとえに不幸オトコのおかげらしい。
今もやってるけど、当時も珍プレー的な面白ビデオは単純に笑えるし、ドラマのＮＧシーンとかは物珍しさとかもあって、人気企画やった。ただ、当時はインターネットなんちゅう代物ははやってなかったから、素人サンがネットに上げたビデオを引っ張ってくるなんて安易な真似はやろうにも出来なんだ。地方のニュースやらなんやらを総動員して、単純に笑えるシーンをかき集めて年に一度か二度２時間スペシャルを仕立て上げとった。その中で、イチ関西地方のニュースやった福男のシーンに注目したヒトがおってんニャ。ソレも一番福（つまり一等賞）をとったヒトでな無ぉて、福を逃したヒトに。
今は福男選びレースの出発点は抽選制やけど、当時は早いもん勝ちやった。ルートは正面入り口から本殿までの大きなカーブも含む、短距離としてはちょっと長い距離。ある年、ソコを中途らへんまでエエ調子で走ってた人が居った。そのまま一等取れたら良かったンやけど、不幸にも直前の曲がり角で足を滑らせて、福男を逃してしまった。
お気の毒な話やけど、話はコレだけではないねんニャ。正直言ぅて真冬早朝の石畳を走って、すっころぶ人間は山ほど居るし。彼の不幸はむしろその翌年や。・・・全くおんなじコトが繰り広げられてんニャ、信じがたい話やけど。しかも同じヒトが。
エラいのは気づいたヒトとちゃう？ともあれ福男ならぬ不幸男として全国にツトに知られた話になってしもぉた。ちなみにそのヒトは次の年も挑戦したけど（コレたしかわざわざその人にくっついてテレビが撮りに行ったハズ）、福男にはなれなんだそうな。
ホンマお気の毒。