黒猫亭日乗

題名は横溝氏の「黒猫亭事件」と永井荷風氏の「断腸亭日乗」から拝借しました。尚掲示板が本宅にあります。コメント等はそちらへ

さくらのつぶやき~捨

2008年01月08日 | Weblog
こんちはニャ。ワシ、さくらニャよ。
いやぁ、今日は遅ぉなってしもて。イヤ、なんもあれへんかってんけども昨日の晩は兄ちゃんが熱だしたりしてバタバタしたからニャぁ。
そのにいちゃんは、クラブ活動で毎度お忙しい日々をお過ごしや。さすがに年末年始はクラブはお休みやねんけども、今度はバイトの予定が結構あってこれまた忙しいと来た。そんなこんなで兄ちゃんが自分の部屋を掃除したんは、年末がものすごぉ押し迫ってから(ちなみに電灯のカサはまだしてないんやで)。ゴミがまぁよぉもこんだけ溜めたなゆうくらい一杯出てきた。その中にかあちゃんがだいぶ前に貸したジャケットがあってんて。なんでジャケット(ちゅうかジャンパーちゅうか、綿のはいった黒い普段着用にしてた奴)をなんで兄ちゃんに貸したかっちゅうたら、少々ワケがあるんやな。兄ちゃんが中学・高校と通った学校はかなり校則が厳しぃて、自転車通学組だけに冬場は上着着用の許可が出るンよ。ソレも黒っぽい地味な奴に限って。で、ある日突然にいちゃんが朝学校いくのが寒いゆうて言い出したンよ。所がにいちゃんの上着は黒ぉない。仕方なしにかあちゃんはとりあえず自分の黒の奴を貸したんやて。兄ちゃんは当時から部活と塾とで結構忙しかったから、登校用の上着は調達でけんままに日々がすぎていったらしいニャ。
さて、戻ってきた上着をかあちゃんが着てみたら、まぁ大っきいなってしもて。洗ぉても干してもどうにもぶかぶかで元には戻らんのやて。中に詰まってた綿が、兄ちゃんの体に押しつぶされてしもてどっかいってしもたンやニャ。その上着、近々かあちゃん捨てるゆうとったわ。


本宅はこっち。よかったらきたってや。→黒猫亭日乗

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