黒猫亭日乗

題名は横溝氏の「黒猫亭事件」と永井荷風氏の「断腸亭日乗」から拝借しました。尚掲示板が本宅にあります。コメント等はそちらへ

珍道中

2007年09月29日 | Weblog
さて、先日の「人体の不思議展」、行きに乗った電車の停車駅は野田・福島・梅田となる。梅田というのが私鉄でいう大阪駅の事である。私の乗ったのは急行電車なので本来なら福島には止まらないが、今回は臨時で停車である。臨時とはいえ、かなりの確率で本来止まらぬはずの福島に停車する。
野田をでると車掌さんが「次は福島」とアナウンスする。そして福島停車直前で再びアナウンスが。「まもなく野田に停車します」と。逆戻りしとるやないか!さすがに車掌さんも気がついたとみえ、慌てて「福島です」と訂正。そして福島を出るとまたアナウンスのお仕事があるのだが「次は野田に停車します」だと。またまた逆戻りかい!!!
お昼は友人のリクエストでイタリアンの店をリストアップ。その中で会場に近い三番街のあるイタリアンの店をチョイスした。前菜、パスタ(三種類から好みの物を選ぶ)、ドリンク、パンはお代わりし放題というセットにケーキをプラスしてお昼開始である。パスタはトマトソースのアサリのパスタ・ナスとひき肉のパスタ・本日のパスタのうちから選ぶ。私は当初本日のパスタにする積りだったが、今日はサンマとなんとかのパスタ(なんとかの部分が聞き取れなかったのだ)との事だったので、オーダーする時点でナスとひき肉のパスタに変更。
さて、まず前菜がやってきたのだが、ウエイトレスのお姉ちゃんが早口でしかも声がちいさいもんだから、何を言ってるのやらわからない。多分前菜の説明があったはずなのだが、お陰でさっぱりわからない。いくら聞こえなくても、ドリフのばあさんコントみたいに「え~、なんだってぇ?」みたくやるのもさすがにイヤだ。首をひねりながら探り探り二人で食べた前菜はちなみに「魚貝と大麦のサラダ」。パンもやってきて、これは焼きたてでとても美味しかった。ただしほんの少量しか籠には盛ってなかったので、水を入れにやってきたウエイター氏にお代わりを頼んだ。今日はしゃべりながらゆっくり食べたいとのコンセプトだったので、色々積もる話をしながらパスタやパンやらをまっていたのだが、これがいっかなやってこないのですね~。小麦粉買いに行ってたのかというほどまってやっとパスタ自体はやってきた。しかもまたもやウエイターの声が小さく早口で、言ってることが聞き取れない。なんとなくカンで返答して彼は引き下がる。パンの事など知らぬといった体で(パンを頼んだウエイターは別の人だったので多分本当に知らなかったのだろう)。よく、食事で「少量に思えてもよく噛んでゆっくり時間をかけて食べれば満腹なる」といわれたものだが、今回はそれを体感するが如き昼食であった。食べ終わったパスタの皿はさっさと下げられ、ワゴンサービスのケーキがやってきた。それぞれ好きなのを一種類選び、コーヒーがやってきてコースは終わりとなった。とうとうパンは来ずしまいで。

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