ビスクドール・雛人形店・オーディオ販売 佐久市 ヤナギダ店長ブログ

ビスクドール64体他お節句雛人形をフランスへ輸出128年、軽井沢方面がお店の場所。

「美しく話す」

2022年08月22日 11時02分37秒 | owarai

 

 

 

言葉づかいは、マナーではなくて
気持ちです。
その人が「世界にどんな気持ちで
向き合っているのか」のあらわれ
です。

相手や場によって言葉をつかい
分けるというのは、その意味で
はおかしなことかもしれません。

祖父から言葉づかいだけでなく、
ちょっと立ち寄ったラーメン屋
の店員さん、まだ小さな子ども
もとにかく
「誰に対しても同じ態度をと
りなさい」と教わりました。

私たちは、けっして乱暴に話し
ているつもりはなくても、知ら
ず知らずのうちに気を許し、
言葉がラフになっていきます。

しかし、「マナーではなく、相手
への気持ち」と思えば、選ぶ
言葉も変わってくるのではない
でしょうか。

言葉づかいは、その人が世間に
どんな気もちで向き合っている
かのあらわれです。


たからもの呼ばわりされて何となく違うと思うけど言えない

2022年08月22日 11時00分11秒 | owarai

 

 

真っ白な扉―――
その向こうにあった、彼の
部屋。
ドアをあけると、小さな書斎が
あった。書斎には、デスクとラ
ジオが置かれていた。

寝室の奥に、広い部屋がふたつ、
直角に折れ曲がるような形で
つながっていた。

手前の部屋は、アトリエ。その
続きには、彼の作品や画材や
画集がところ狭しと並べられ
ていた。

絵具のにおいがした。
窓の外にも、うちにも、広がって
いた、サムシング・ブルー。

幾度、訪ねたことだろう。はち
切れそうな情熱と、あふれる愛
の言葉を抱えて。

わたしはいつも、大きく広げら
れた彼の腕の中に、飛び込んで
いった。

あの部屋で、交われさた会話、
抱擁、口づけ。流れていた時間、
空気、風、季節。結ばれた約束。
聞かさえれた旅の計画。ふたり
で見つめた、ひとつの未来。

ふたつの心の映った鏡。
それらは今、どこにあるの。
どこへ行ってしまったの?
あなたは、わたしを置いて・・・
今、どこにいる?

どんな空のもとで、誰のこと
を思っている?



「叶うことなら、抱きしめてあげたい」

2022年08月22日 10時57分46秒 | owarai

 

 

そこはかとなく秋の憂いを
滲ませている九月の下旬だ
った。

気持ちがうまく言葉になら
ない。驚きと戸惑い。喜び
も、あっただろか。

彼にもある、わたしにも
ある――傷つき、傷つけ、
傷つけられた過去について、
わたしたちは語り合う必要
はないのだ、と。


わたしは黙って彼の手を取った。
彼はわたしの手に、もう一方の
手を添えた。わたしたちは、
つながった。


運転テクニックと性テクニックには相関関係がある

2022年08月22日 07時56分02秒 | owarai

 

 

 

ドイツの心理学者ワイツ
博士によると、

まず、スピード狂でカー
チェイスもどきの運転をする
タイプは?

意外なことにセックスは淡
白で、テクニックもまずく
早漏とか⇒いわゆる自己中。

つぎに、遵法運転するタイプ
は、これまた意外なことに、

SEXテクは上々。マメかつ
強引な技をみせる。
愛撫など、仕業点検のように
念入りにこなす。

また、運転するとき、優柔不
断なタイプは、ベットの上でも
自信がなく、女の子に「気持
ちいい?」と聞くタイプ。

さらに、分不相応な高級車
にのるようなタイプは、

なぜかペニスが小さいとか。

女性のみなさん、男性を選ぶ
参考にして週末を お楽しみく
ださい。


午後五時のバーに二人の女いて二人の男待たれておりぬ

2022年08月22日 07時54分28秒 | owarai

 

 

「私はね、贈り物をもらった側
だったんだけど」
その頃、彼女は独身だったが、
つきあっていた人には、奥さん
と子どもがいた。

そして、海外出張に出かけるた
びに、彼は彼女の部屋に一日
だけ早く「もどってきて」、ベ
ットのなかで、海外出張に出
かけるたびに、

彼は彼女の部屋に一日だけ早く
「もどってきて」、ベットのな
かで、海外で買い求めたお土産
を手渡してくれたのだという。

「すごく嬉しかった。でも、す
ごく悲しかったの」
「えっ、どうして!」

「なぜだかわからないけど、なぜ
か、わかってしまうの。これと
色違いのものを、この人はあと
ニ個、買ったんだな。想像して
しまうの。

ああ、家族へのお土産はきっと、
スーツケースの内ポケットの奥
深くに隠されているんだろう
なって。そう思うと、なんだか
情けなくて」

そのあとに、彼女はつづけた。
いつになく、声に力がこもって
いる。

「ここからが、この話の本題。
その時は悲しかったし、あなた
と同じで、この恋は悪夢だと
思ってた。でも、今は違うの。
全然違うの」

「どう違うの?」
「今はね、悪夢じゃなくて、幻
になったの。しかも、とてもき
れいなエメラルドグリーンの幻
なの」

「どんなに悲しい恋でも、時が
過ぎれば、美しい幻に変わるっ
てこと!だから、そんなに暖か
くなくてもいいってこと?
この恋、やめなくてもいい、
あきらめなくてもいいってこ
と?」

「解釈は、ご自由に」
そう言って、彼女はまたすっと、
あなたから一歩だけ、遠のいた。

ティールームを出ると、あなた
たちは裏通りにあったカクテル
バーに立ち寄って、夕暮れ時の
お酒を飲んだ。

「これ、私からの贈り物」
彼女はあなたに一杯のカクテル
を奢ってくれた。その名も「イ
リュージョン」。

目の前に差し出されたハイボー
ルグラスには、メロンリキュー
ルに染められたウオッカと、
まるでビー玉みたいに見える
メロンのかけらがふた粒。

満たされた氷が、店内の明かり
と、窓から射し込む西陽の両方
を受けて、揺らめく小宇宙のよ
うだ。

「進め」を意味する緑の信号が、
グラスのなかで点滅している。
氷は黄色から赤に変わろうとし
ている。

そんなお酒を飲みながら、あなた
も心を点滅させる。
悲しい恋でも、悪夢のような恋
でも、幸福と不幸のジェットコー
スターに乗っているような日々で
も、

今はとりあえず、前に進むしか
ないのではないか。幻に向かって、
いつか、悪夢がエメラルドグリーン
に変わる日が来ると信じて。


言葉は凶器になることが ある

2022年08月22日 07時52分49秒 | owarai

 

 

ジャックナイフのように
ひらめかせて、人の胸の中を
一突きするぐらいは朝めし前
だ。だからネット世界は怖い。
だが、同時に言葉は薬にもな
る。さまざまな心の痛手を癒
すための薬に。

言い尽くしているが、
言葉を友人に持ちたいと思う
ことがある。
それは、旅路の途中でじぶん
がたった一人だと気がついた
ときにである。

たしかに言葉の肩をたたくこと
はできないし、言葉と握手をす
ることもできない。
だが、言葉にも言いようのない、
旧友のなつかしさがあるもので
ある。

時には、言葉は思い出にすぎ
ない。だが、ときには言葉は
全世界全部の重さと釣合うこ
ともあるだろう
そして、そんな言葉こそが
「名言」ということになる
のである。

だが、本当はいま必要なのは
名言などではない。
むしろ、平凡な一行、一言で
ある。
まさに、ブレヒトの「英雄論」
をなぞれば
名言のない時代は不幸だが、
名言を必要とする時代は、
もっと不幸だ」からである。
そして、今こそ
そんな時代なのである。

   ◇

『あれほど多くの苦しみにさ
いなまれながら、
それでもなお
かれの顔が幸福であるように
見えるのはどういうわけだろう』
  /アルベール・カミュ「手帖」


地下鉄の出口に立ちて今我を迎える人のなきことふいに

2022年08月22日 07時50分17秒 | owarai

 

「嫌なことは、
その日のうちに忘れろ。
自分でどうにもならんのに
クヨクヨするのは阿呆だ」

    -田中角栄氏ー

田中角栄に対する評価は、
まちまち、彼が日本に果た
した役割の価値判断は、
後世の歴史家に任せる
として、
このような角栄
の生き方を見て彼と話
した者は、自分の能力でも
何かやれることがあると
前向きの明るい気持ちに
なる。