ビスクドール・雛人形店・オーディオ販売 佐久市 ヤナギダ店長ブログ

ビスクドール64体他お節句雛人形をフランスへ輸出128年、軽井沢方面がお店の場所。

秋が逝ってしまう前に、私たちはきっと、お会いしましょう。

2023年09月30日 13時04分28秒 | owarai
光源氏の恋人の中で、和歌の
うまい女性の一人が六条御息所
(ろくじょうのみやすどころ)
だ。

知識と教養を身につけた大人の
女性にふさわしく、彼女の詠む
和歌は、どれもレベルが高い。
技巧的にすぐれているだけで
なく、その折々の心がきちんと
表現されている点にも、真の
うまさを感じさせる。

有名な車争いの場面のあと、
正妻の葵上(あおいのうえ)が
妊娠しているので、光源氏は
なかなか体調を崩した御息所の
ところに訪れない。

お見舞いに来たものの、二人は
うちとけないまま朝を迎えた。
そして夕方になって、源氏から
手紙が届く。「葵上の具合が悪く
なりまして・・・・・」という
内容だ。今夜は行けないとい
う言い訳である。

その手紙に対して詠まれたのが、

“袖ぬるるこひぢとかつ知りながら
下り立つ田子のみづからぞうき“

「こひぢ」は「泥」と「恋路」の
掛詞。田子は田を耕す人の意味だ
が、ここでは自分自身をたとえて
いる。「みづから」には「水」と
「自ら」の両方の意味を持たせた。
袖が濡れるとわかっていながら、
田の沼に踏み込む農民の姿だ。

辛い恋と知りながら、ずぶずぶ
はまってゆく女性の姿。その二つ
が、巧みに掛詞によって、二重
写に浮かび上げる。


今なら、
“心には責任なんてとれぬゆえ
愛せ

とり返しのつかぬほど“ か。

「きれいなほうがいい」。

2023年09月30日 13時03分16秒 | owarai
“男の人ってお化粧した顔
より
素顔のほうが好きなのか?“

彼が素顔がいいなんて言って
いるとしたら、よほど化粧の
下手な女性とばかりつきあっ
てきたか、

タテマエでしかものを言わな
い男性かのどちらかです。
下手な化粧なら、素顔がいい
に決まっています。

精神的にも、肉体的にも、
もっときれいになろうとい
う意志をなくしたらおしま
いです。

ある大女優が、お化粧をし
た時が本当の私だと言いま
した。

女性はみんな女優なのです。
たとえ一緒に暮らしていて
も、化粧中のところを覗か
ないの大人の男性のエチケ
ットです。

どんどん騙されたいと男性
は思っているのですから。



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“男の人ってお化粧した顔
より
素顔のほうが好きなのか?“

彼が素顔がいいなんて言って
いるとしたら、よほど化粧の
下手な女性とばかりつきあっ
てきたか、

タテマエでしかものを言わな
い男性かのどちらかです。
下手な化粧なら、素顔がいい
に決まっています。

精神的にも、肉体的にも、
もっときれいになろうとい
う意志をなくしたらおしま
いです。

ある大女優が、お化粧をし
た時が本当の私だと言いま
した。

女性はみんな女優なのです。
たとえ一緒に暮らしていて
も、化粧中のところを覗か
ないの大人の男性のエチケ
ットです。

どんどん騙されたいと男性
は思っているのですから。

「機嫌よく暮らす」効用

2023年09月30日 11時35分56秒 | owarai
楽器にはそれぞれ、これを
奏でる道具がある。

ピアノは指で、バイオリンは
弓で、三味線はバチで、
管楽器は口で・・・・・。

人生の楽器は何で弾くのか?
”心”で、弾くにちがいない。

人生の曲は、心という無形の
もので奏でられるのである。

その心が明るければ、澄んで
いれば、美しいい調べが奏で
られる。

心が暗く、にごっていると、いい
音は出ない。仕事や対人関係
におけるハーモニーも、ひとえに

心によってつくりだされる。

タエなる調べか、ミョウな音か、
どちらを出すかは、心ひとつが
決めること。

”これから私は幸福を求めない”

私自身が幸福だ。
私はもはやくよくよしない、
ためらわない。

何ものも必要とせず、
剛健に満ち足りて、
大道を旅する。

「一瞬」

2023年09月30日 11時34分31秒 | owarai
あなたの笑顔の一瞬や
あなたの憂いの一瞬と
出会えた時

写真のようにこの感じを
忘れないように胸に刻む

思い出すために すこしでも強く
思い出すために すこしでも長く
悲しくもこの恋が純粋であるように
心をこめて
またあなたを思い出すために


「あなたにも、わかりますか?」

2023年09月30日 11時33分18秒 | owarai
もしも、あなたが夜道を歩い
ている時、あるいは夜遅く、
家路を急いでいる時、

ふと見上げたアパート
メントのいくつかの部屋の
明かりのなかに、

たったひとつだけ、ほかと
は違った緑色の明かりが
灯っているのが見えたなら
―――


覚えておいて。
その部屋には、私と同じ
ような、ひとりぼっちの蛾が
暮らしているの。

孤独を抱えて。
幸福の一部である不幸を
抱いて。

この駅で君と待ち合わせ

2023年09月29日 12時52分54秒 | owarai
携帯電話が発明されて 
LINEが発明されて 
人間たちは 携帯電話の鳴
らない LINEの着信しない
さみしさ を 発明してしま
ったんだね 

すこしまえ 留守番電話が発
明されて 用件のない日の
さみしさ が発明されたよう
に 郵便さえ 手紙の届かな
い さみしさ の発明だった
かもしれない

だから むかしがよかった 
というのではなく こうして
この駅で君と待ち合わせて
いることが ぼくは好きだ

それはきっと 変わらない
誰だって こうして 現れる
ひとを待つことは 現れる
ひとのいることは ただ
むかしなら 10分でも 
20分でも へいきだった

いまは 携帯電話のつなが
らない 心配 も 発明され
てしまったから どうしたの
かな まだ電車のなか なのだ
ろう と思いつつ 待っている

変わらない たとえ何が発明さ
れたって もうすぐ 現れる君
を待っている この人ごみに
君を捜す リアルな時間が僕
は好きだ ちょっと遅れて 
ちょっと心配して でも現れる

きっとすぐに駆けてくる その
確かさが 手をのばせば さわ
れる君の 手をとって あるき
だす 

あれこれ迷う 君の買いもの 
君の気にいる そのシャツの 
そのてざわりや えりの
かたち そういうことの 
ひとつひとつが かけがえの
ない 消去されない まいに
ちになる 目の前にある

てざわりのある 時間の ひと
こまひとこまが 誰だって 欲
しいんだ

ほんんとうは だから こうして
この駅で
(・・・それにしても 遅いな)
 

「静かな嵐」

2023年09月29日 12時51分44秒 | owarai
心細いような、心許せないような、
こんな嵐の夜には、どこからかあ
の人の声が聞こえてくる。
時間も距離もかるがると超え、わ
たしはあの頃に連れ戻されてしまう。

―――大丈夫だよ。キミはなにも、
心配しなくていいから。
―――俺に任せておいて。何もかも
   ちゃんとするから。

―――キミは俺の大事な宝物。簡単
に別れないよ。
わたしを弄んだ、なつかしい、わた
しの昔の恋人。

あれは、あまりにも手痛い失恋だっ
た。そえゆえに、それはガラスに刻
まれた文字のように、わたしの心に
残っている。痛みは、静かな嵐のよ
うにやってきて、樹木をたまわせ、
木の葉を震わせ、わたしの根源を
揺るがせようとする。

でも、大丈夫、絶対に、大丈夫。

言い聞かせながら、わたしはひとり、
暗闇の中で、嵐が通りすぎていくの
を待っている。どんなに激しい雨が
降っても、わたしはもう「過去」を
迎えに行ったりしない。

わたしの心はさらわれていかない。
吹き飛ばされはしない。わたしに
は今、愛しい待ち人がいる。
 

願いが叶うとしたら

2023年09月29日 11時46分54秒 | owarai
ひとつだけ願いが叶うとしたら。
金か。愛か。才能か。
いっそ透視能力。予知能力。
世界的なヒーローになるとか。

なるなら透明人間の方が、い
や、私利私欲に走らず世界の
平和を・・・・。

そうか。まずは、
いくつも願いが叶うように、
願えばいいのか。


https://www.youtube.com/watch?v=mHrjM6oVez0
 

ときどき 悲しい

2023年09月28日 17時22分36秒 | owarai

 

わたしを名付けないで

娘という名、妻という名

重々しい母という名でしつら

えた座に

座(すわ)りきりにさせないでください

 

わたしは風

りんごの木と

泉のありかを知っている風

 

私を区切らないで

  • (コンマ) や  .(ピリオド)

いくつかの段落

そしておしまいに「さよなら」が

あったりする手紙のようには

こまめにけりをつけないでください

わたしは終わりのない文章

川と同じように

はてしなく流れていく 拡がっていく

一行の詩