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ポスドク夫婦の海外珍道中:ヨーロッパ生活あれこれ日記

4年3ヶ月の週末婚(イギリス&ドイツの2カ国4都市)を経て、現在ブレーメン在住。旅行、子育て、日々の生活など。

コンセルトヘボウ コンサート: メンデルスゾーン交響曲2番

2013-04-21 22:41:33 | 音楽

今週末はアムステルダムまで音楽旅行へ行ってきました。

久しぶりのコンセルトヘボウです。ベルリンフィルに次いで大好きなオケ。

お昼前にミュンスターを出発し、電車で1回乗り継ぎの3時間半で到着です。アムステルダムに来るのは3回目。ドイツとは違う華やかな雰囲気が感じられ、何度来ても好きな街です。

中央駅の構内に入っているパン屋さんでおいしそうなクロワッサンとマフィン、そしてどうみても名物っぽく見えるでっかい甘食のようなパンを見て、おもわず購入。

今回のホテルのお部屋は最上階(5階)。窓を開けて、通りを行く車や人々を上から観察しながら休憩です。





夕方5時半、早めの夕食をとるため、ホテル近くのインドネシア料理屋へ。お客の多くがテイクアウトするような小さなお店でしたが、なかなかにおいしくいただきました。


ごはんやおかずは好きなものをチョイスできる仕組み。鶏肉の野菜煮込みが特にお気に入り。


7時半、いざコンセルトヘボウのホールへ!コンセルトヘボウの本拠地に来るのは今回で2回目。前回は2008年ブリストルからでした。





------演目------------------------------
Henze: Elogium Musicum
Mendelssohn: Symphony No.2 'Lobgesang'
指揮: Riccardo Chailly
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前半は現代曲。耳をふさぎたくなるようなカオスの音楽でないといいなぁと思っていたのですが、意外と受け入れられるものでホッと安心(笑)


休憩時にはフリードリンクをいただき(コンセルトヘボウはドリンク無料なのすっかり忘れてた)、いよいよ気分はメンデルスゾーン。



休憩時のロビーからの風景。



メンデルスゾーンの交響曲2番はあまりコンサートで演奏されない演目だけれど、後半の合唱の中に賛美歌が入っているため、賛美歌好きとしては大好きな曲目です。


冒頭のトロンボーン主題、それに続く弦楽器の豊かな旋律、最初の数十秒を聴いただけで「あ~、今日はアムステルダムまで来てよかった~」と心底思いました。

コンセルトヘボウはやはり上手い!今年60歳のシャイー氏も若々しい指揮ぶりで、非常によかったです。2004年まで16年間首席指揮者をしていた古巣ということもあり、意思疎通もばっちりという感じでしょうか。

コーラスの配置と我々の座席の位置関係がいまいちだったため、歌声が直に届く感じではなかったのが若干惜しい点ではありましたが、約1時間の演奏があっという間に過ぎて行きました。


コンセルトヘボウはいつも期待を裏切りません。ベルリンフィルほどのカリスマ性はないけれど、コンスタントに良質の演奏を聴かせてくれます。アムステルダムに住んで、年間チケットを買ったとしたら、満足度はベルリンフィルよりも上かもしれません。ベルリンフィルはあたりはずれがあるので。。。

今回のコンサートで新たなる目標ができました。
1、コーラスでメンデルスゾーン交響曲2番を歌うこと
2、トロンボーンでメンデルスゾーン交響曲2番を吹くこと



いつかアムステルダムに住むのもいいね!なんていう話がでるくらい、満足の音楽旅行でした♪




翌日は午前中の電車でドイツへ戻りました。行き先はデュッセルドルフ。その目的は、日本人医師による妊婦教室に参加するため。このお話はまた今度。


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