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ポスドク夫婦の海外珍道中:ヨーロッパ生活あれこれ日記

4年3ヶ月の週末婚(イギリス&ドイツの2カ国4都市)を経て、現在ブレーメン在住。旅行、子育て、日々の生活など。

幼稚園:4日目 ストレス?

2016-08-11 21:32:04 | 育児
(つづいて更新)

8/9(火)

朝6時前、Demiさん突然の嘔吐(少量)。Kapiが飛び起きて、サッと洗面器を差し出したものの、「もう出ない」とひと言言って、また横になってスースー寝だしました。うーん。。。土曜日のこともあるし、もしかすると心労によるもの??朝からネットで情報収集に励んだKapiであります。結局吐いたのはこの一回きり。


様子を見つつ、元気がないなら幼稚園はお休み、大丈夫そうならDemi本人に幼稚園に行くかどうかを聞いてみることにしました。


いつもよりも少し遅めに起こすと、寝起きは悪くなさそう。顔色も普通。

「どう?元気?」
「うん、元気!一回だけ吐いた(けど大丈夫)。」

たしかに、見る限りいつもの通り。ひとまず、普段通りのパターンで朝を過ごし、ほどなくして「今日、幼稚園行く?」と聞いてみた所、「。。。いかない。」とのお返事。でも、本当に行きたくないのならば即答で「行かないっ!」と言うDemiなので、また少し時間が経ったころに「もし幼稚園に行くなら、そろそろ支度しないといけないけど、どうする?」と聞いてみた所、今度は行くとのお言葉。

そして、支度を済ませ、機嫌も悪くない感じで、9時前に(いつもより1時間ほど遅い)家を出ました。今日は幼稚園に来たがらなかった旨をニールス先生に一応報告。

Morgenkreis(ホームルーム)が始まる前の自由時間に、Demiのそばに来てくれ、ブロックで遊びにさそってくれたニールス先生。最初はハニカミながら横を向いていたDemiですが、そのうちおもちゃの渡しっこをし始めました。Morgenkreisの準備でニールス先生が少し離れた場所に行ってしまったのを見ると、自ら組み立てたブロックを持って、散乱しているおもちゃをうまくよけながら部屋を横切り、ニールス先生のところまで一人で歩いて行き、「ハイどーぞ」(無言ですが)と手渡ししてました。おぉ、やるじゃないかDemi!ニールス先生も嬉しそうに、Kapiに目配せしてくれました。

朝食の最終タイムの時間になったけれど、朝ご飯はいらないというので、そのまま部屋で遊び、Morgenkreisの時間になりました。なんと、昨日に引き続き今日もお誕生日のお祝いをやるとのこと。「また途中で飽きちゃうんじゃないかなぁ。」と内心思ったKapi。Demi本人も退屈しのぎに車のおもちゃを離さず、床でちょいちょい走らせています。

例の全然知らないお祝いの歌を歌った際、自ら手拍子を始めたDemi。5番くらいまである歌なのですが、一応最後まで参加できました。ふぅ。

そして今日も昨日と同じゲーム(ベロベロゲーム)をやることに。誕生日を迎えた子の希望で何のゲームをするか決まるようです。今日は全部で18人いるので、全員が一巡するまで時間がかかりそうです(--;

しかし、Demiさん予想を裏切ってくれました。途中から「Demiもやりたい」と言い出し、それならば手を上げてアピールして指名してもらわないといけない、ということで指名のタイミングで毎回Kapiと一緒に手を上げていたのですが、なかなか当ててはもらえません。

「ん〜、Demiもやりたいのにぃ〜」
「次であててもらえるように、一緒にアピールしよう」
「お菓子なくなっちゃう〜」
「大丈夫だよ、いっぱいあるから」

というやりとりを何度か繰り返したあと、ようやくDemiさん指名してもらえました!やや戸惑いつつも、みんなの輪の中心で目隠しをしてうずくまっている子の背中に置いてあるお菓子をそっと取り、ちょっと嬉しそうな顔をして自分の場所まで戻ってきて、両手を後ろにしてお菓子を隠しました。他の子もみんな両手を後ろに隠し、中心でうずくまっていた子がお菓子を持っているのが誰かを当てるというゲームです。

最後は輪の中心にいた子にお菓子を返し、次はDemi本人が輪の中心に目隠しして丸まらないといけません。正直、まぁ、参加するのはここまでだろうなと思っていたKapi。しかし、DemiはKapiの顔をちらっと見つつも、自分から輪の中心に歩いて行き、「頭を隠して座るんだよ」というKapiの言葉を待たずして、ちゃんとその体勢になりました。かなりびっくりです。ゲームをちゃんと理解していました。

自分のお菓子をもらったあとは、もう心配無用。Demiが今まで食べたことのない長さの飴(細長いハイチュウのようなもの)だったので、ゴキゲンでチュパチュパしてました(^^)

Morgenkreisが無事終了し、外遊びの時間になると、なんと「Demi、今日は外行かないよ」と言い出しました。みんな外履きの靴に履き替えるのに時間がかかるし、のんびり部屋で待っているうちに気が変わるかなと思ったのですが、今日はどうしても外には出たくない模様。ニールス先生に伝え、とりあえずスポーツ遊具が置いてある廊下にでることに。

ニールス先生がうまく外に誘導しようと、Demiの上着を持って声をかけてきました。

「Demi、外で遊ぼうよ!」
「いやだ!」
「そんなこと言わないで行こうよ〜」
「いやだ!」
(もちろんドイツ語でのやりとり)

さぁ、ここからニールス先生とDemiの追いかけっこ遊びがはじまりました。上着を持って距離を縮めて来るニールス、ケタケタ笑いながら廊下を逃げ回るDemi。しばらく続けていたのですが、こりゃダメだと思ったニールス先生、外に連れ出すのを諦めて、Demiと一緒に遊んで仲良し作戦に切り替えました。

分厚いマットレスにダイブし、上向いて大の字になってひっくり返るというDemiらしい遊びを繰り返す姿をニコニコしながら見守りつつ、一緒に付き合ってくれました。この4日間で初めて先生を長い時間独占できて、Demiもとても嬉しそうです。だんだんニールス先生との心の距離が近づいて行くのが目に見えた感じです。気長につきあってくれたおかげで、最後はKapiが少し離れた場所に座っていても大丈夫になり、たまにKapiの所に戻って来てハイタッチし、またニールス先生の近くに戻っていって遊んでいました。

そうそう、ニールス先生と室内遊具で遊んでいた際、通りかかったおばさん先生を突然指差して、「あっ、こわい先生っ!」とKapiに大声で報告して来たDemi。見ると、初日の朝食の際に「お皿は自分で片付けなさい!」と言われてDemiが大泣きした先生でした。日本語通じなくてたすかったぁ。。。(^^;;

そうやって40分くらい過ごした後、唐突に「おうち帰りたい」と言い出したDemi。「じゃあ、お庭にいるマルティナ先生にバイバイの挨拶して帰ろう」というと、「いいよ」との返事だったので、ようやく外履きの靴に履き替え、上着を着て、園庭へ。ニールス先生が気を利かせて砂場遊びの道具を持って来てくれ、一緒に砂の山を3つ作ったころ、マルティナ先生が近くにいるのに気がつきました。そして、すっと立ってKapiにひと言。「マルティナいたよ。お家帰ろう。」

はい、今日はここで終了となりました。

ニールス先生が玄関まで見送りに来てくれ、「明日も来てくれる?」という問いかけにウンウンとうなずくDemi。今日は11時すぎまでの滞在となりました。一度も泣かず、ゲームにも参加でき、ニールス先生を独占でき、上々の一日となりました。

幼稚園を後にしたあとも、まったく元気に過ごすDemi。早朝の嘔吐は一体なんだったのか謎ではありますが、今日も一日よくがんばりました。ちなみに、今日の午後はKapiの右手依存症&ひっつき虫がやや軽減したような気がするKapiであります。

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