暮らしと古民家

折々の暮らしの中気が付く大切なこと

置換

2018年05月19日 | 古民家

 真の闇を経験した事があるでしょうか?

月明かりも無く・・・電気の灯りも無い・・・漆喰の闇・・・

そこそこの暗闇でしたら目が慣れれば、なんとなく廻りの様子が解るくらいにはなりますが・・・

全く光が届かないような場所では、びっくりするぐらい何も見えない状態になります・・・

現代社会ではまずありえない場面だと思います。

ホトトギスがこのところ綺麗に鳴いています・・・

とても良く響く声で・・・かわいらしくもあり、力強くもあり・・・

毎年訪れる、自然の営みを楽しく感じています。

窓を開けて空気を入れ替え・・・洗濯物を外に干して・・・そんな生活が自然であれば・・・

四季折々の風や香りを肌で感じる事は出来ます・・・

アレルギー体質や、もって生まれた病気などで当たり前の生活が出来ない方もたくさんいます・・・

自然のものがすべて良いものばかりともいえません・・・でも社会が大きく変わってきた中で・・・

新しい病気も生まれ・・・対応できない体の人もいて・・・

技術の発展が生んだ「負」の部分が、自然を感じられ無い仕組みにしてきたとも言えます。

蝋燭の灯りから、瓦斯の灯りへ・・・そこから電気の光の変わった時・・・

その明るさで、どれほど社会が発展し技術が磨かれて行ったかは計り知れませんが・・・

五感で感じる事が出来なくなるような、暮らしが無くなるのは・・・・

技術が進歩したとは言えないのでは無いかと想います・・・

伝統工法だけでは、今の地震などの災害には対応出来ないとなれば・・・

新しく技術をうまく取り入れ・・・技術の置換も必要だと感じています。

自然の営み・・・最新の暮らし方・・・うまく取り入れる知恵が必要ですね。

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