部屋と部屋は壁で仕切られています・・・
和室は襖で仕切られていて、隣にいる人の息遣いや、その存在が感じられます・・・
外と内を仕切るものは・・・壁であったり、扉ですが・・・
古くは、障子のように仕切りとは言えない様なものもありました・・・
プライバシーや住環境の改善が望まれるようになって・・・・
高気密高断熱が政策として進められて・・・
仕切りがいろいろな所に作られてしまって・・・人と人がいつの間にか別けられてしまった気がします。
高温多湿な住環境の日本では、外に向けて開かれた住まい造りでした・・・
和室で田の字の間取りで・・・行事があれば襖を外して一部屋に出来る暮らし方・・・
家族みんなで過ごす事で助け合ってきたのですが・・・
時代の流れで、そんな暮らしも変わってきました・・・
それでも、土間を取り入れた造りだったり・・・子供が居間で宿題を出来るような間取りにしたり・・・
息遣いが聞こえるような吹き抜けを作ったり・・・
新しい感覚の、開かれた暮らし方もたくさん提案されてきています。
良い距離感・・・空気感・・・・とても難しいとは思いますが・・・
人は、人と関わりあう事で、自分の立ち位置が解って・・・自分も自分の事を理解して・・・
廻りと接する大切さを理解していけるのだと思います・・・
古い文化・歴史と思うかもしれませんが・・・まだまだ教えられる事ばかりです。
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