暮らしと古民家

折々の暮らしの中気が付く大切なこと

集い

2023年01月14日 | 古民家
 生まれ育った場所がモヤモヤしても・・・
あやふやな想いも、片隅の想いも・・・無くなるはずは無いその場所だけれど・・・
姿が見えなくなって、遡ったりしても・・・迷うことなく生まれた場所はい待っていてくれて・・・。
誰もが知った人や・・・景色が色を変えても、そこかしこに集いは残っている・・・。

田舎の無くなる日が来るはずは無いのに・・・実家の無い田舎は増えそうで・・・
親も親戚もてんでバラバラになる暮らしは・・・故郷をしのぶ姿と出会えなくなってしまう・・・。
一癖ある叔父さん達に囲まれ・・・口達者なおばさん集を両脇に・・・
幼い頃から成人するまで・・・大人の何かを学んだ気もする・・・。

手をたたいてあやして・・・走り回って立場を全うして・・・
気付けば何かしらの立ち位置に・・・親戚一同、集まりの真ん中で廻っていた・・・。
大家族も・・・催事も、手を付けない世代が育ち離れて・・・
繋がりに息を切らす、暮らしの繰り返しでは・・・
住い造りに意見を言われる筋合いも無く・・・好き勝手な場所と、作り手に住み継ぐ想いは消されてしまうのかも・・・。
気に掛けてくれるやさしさに染み入り・・・故郷の深さはあるような気がします。

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