暮らしと古民家

折々の暮らしの中気が付く大切なこと

理想

2023年01月17日 | 古民家
 雪が降るからと言って、どこにでも「かまくら」がこしらえてあるのでは無く・・・
雪が降ると・・・どこの誰もが雪合戦を始めるのでも無い・・・。
子供の背丈もある雪だるまが・・・いつも愛想を振りまいているのでも無く・・・
スキーやソリで、学校や買い物に行く訳でも無い・・・。
山と海で暮らしが違う様に・・・大して広くも無い暮らしの中で・・・
寒い暑いの文化の違いが生まれて・・・思い違いや、勝手な理想が行き違えば・・・
雪を知らない・・・青い海を知らない人の暮らしもあるのだろう・・・。

日本各地から取り寄せ・・・日本各地からの普請で造られる贅沢なお城は特別で・・・
些細な暮らしは、地産地消の質素な造りで・・・素材を探して、贅沢な材を用意して・・・
職人さんも合わせて呼び寄せる住まい造りは・・・今よりもはるかに贅沢で・・・
泊まり込みで仕事を手掛けられるほど、贅沢な古民家もあったようだ・・・。

伝統的な造りの住いもそぞろに・・・大抵はささやかで、特別でも無い毎日を綴れば・・・
草原の広がるお家は・・・土や動物のウンチでこしらえ・・・
草や葉っぱでこしらえる住まいもあって・・・
溢れかえる身の回りの暮らしは・・・どこまでも贅沢に包まれているのに・・・
エアコン1台で暮らせるように、法律で縛る住まい造りは・・・
どこまでが豊かで、文化的な暮らしと言えるのか・・・勝手な理想が振り上げられているのかも知れない。



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