寝転んで空を見たのはいつだろう・・・寝転んで天井を見上げた事はあっただろうか・・・?
キャンプに出かける訳でもないので、夜空を寝転んで見た事はあっただろうか・・・?
いつも見る風景・・・目線を変えて見てみると、見えてなかったものが見えるかも・・・・・・
和室の天井の仕上げはたくさんの種類があります・・。
代表的な「敷目板張り天井」・「竿縁天井」・「格天井」(ごうてんじょう)・・・・
格式の高い低いで、その仕上げ材や造りが違って、その材の太さでさらに格を主張しているようです。
杉やサワラの正目の薄い板を斜めや横に編んだ「網代張り天井」は数奇屋や茶室に良く使われています・・・。
今では工場生産の物がほとんどですが、社寺建築では大工さんが材料のきざみから・・
板の編みこみまで・・・自ら造っている方もいらっしゃいます。
各国の伝統的な行事や祭事にも独特の作法があると思いますが、日本ほど所作・振る舞いに沢山の流派があったり
南北に長い日本・・同じ行事でも、内容に地域差があるもの珍しいと思います・・・。
ヨーロッパの椅子の文化がそうだったようですが・・・貴族が座るようなごつい椅子から
時代と共に一般にも使いやすい椅子に変わって行った様に、天井の仕上げも庶民向けに少しづつ簡単な造りになってきました。
作動の世界で、茶室の造りが一番解りやすいと思いますが・・・好きにやるから・・・数奇屋・・・(どこまで本当なのか・・・)
何時の時代も、遊び心のある人や一風変わった人・変人と言われる人が社会を変えて行くのでしょうか・・・?
型にはまらない柔軟な頭と、すばやい行動力・・・時代に関係なく大切だと思います。
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